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アマ強豪2人が試験碁合格

2010年12月10日 | 囲碁(ニュース)
朝日新聞 2010年12月9日

アマ強豪として知られる専修大の大熊悠人さん(21)と立命館大を9月に卒業した高津昌昭さん(24)が関西棋院の「試験碁」に合格してプロ入りを決めた。
大熊さんは来年1月1日付、高津さんは2月1日付で関西棋院の研修棋士初段となる。
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高津 昌昭氏 関西棋院 研修棋士に
大熊 悠人氏 関西棋院 研修棋士に
で書いたとおり、入段の記事が出ました。

残念ながら、大熊悠人初段(1月1日より)は、
ブログを閉鎖なされた模様。
寧ろ、反省や考え直したならばそれを示し、
ブログは続けていただきたかったですし、
特に問題ないと自身は考えていたが、
周囲の意見により閉鎖したのであれば、
それも残念です。

閉鎖するぐらいなら、書く前に考えればよかっただろう
と思うのですが、インターネットを甘く見ていて
身内しか見ないので大丈夫と思ったのか、
プロになることはないので大丈夫と思ったのか、
どちらでしょうかね。

このキャラクターのまま、碁界で活躍されれば
ある種のヒールとして、人気を博したかもと
思うと、それはそれで残念な気がするのです。
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大熊悠人初段は中学から囲碁を始め、東京学館高校時代に
第30回文部科学大臣杯 全国高校囲碁選手権大会で準優勝。
その後、専修大学法学部二部に進学し、大学棋界で活躍。
日本棋院の冬季入段試験を受けたこともあり、
昨年も関西棋院の研修棋士試験を受験していたようです。

中学から囲碁をはじめプロになったというと、
光永淳造六段(日本棋院)ぐらいしか、私には思いつきません。
それだけ、努力と才能があったのでしょうね。

来年入段の常石初段・高橋真澄初段とも、
親交が深く好人物との評判。

千葉県出身で大学も東京と関西との縁も薄く思われるのですが、
何かあるかもしれないので、そちらは保留としても
普及に関しては、アマチュアに対しての態度は
褒められたものではないと思いますので、
個人の所感としては研修棋士採用は、しっくりこないですね。
日本棋院の冬季採用試験での入段なら、納得なのですが。
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高津昌昭初段(2月1日より)は、高校囲碁選手権大会で前人未到の三連覇。
同時に女子個人戦では、下坂美織初段(日本棋院)も三連覇が
掛かっていたのですが、残念ながらこちらは二連覇に終わりました。
その後立命館大学に進学し、学生本因坊などの活躍。
少々の留年で今年9月に大学を卒業したばかり。

こちらに関しては、関西に縁もありますし、
日本棋院の採用は年齢制限もあり受けられないので、
研修棋士枠の採用として、異論はないと思います。
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しかし、関西棋院の情報公開はあまりに遅い・・・。
出口初段・佐藤洋平初段の入段時も全然情報が出回らず。

そして、研修棋士採用も疑問が尽きない所。
女流に関しては、田村千明二段以降、
通常の女流入段者が居らず石井茜初段・黎婷初段・出口万里子初段の
採用には、文句も疑問もありません。
例として出口初段は、まだ若いということはありますが
今年の日本棋院女流採用が関西総本部ですし
それならば、経験を早く積める観点からも
関西棋院でのプロ入りに文句もつけようもないですし。

男性に関しては、正直いかがかなと思う面も無くは無く。
但し、通常の入段でここ数年の男性棋士が棋戦で
活躍をしているかというと、そういうことも無いので
いいのかもしれないですが。

研修棋士制度は2年ごとに見直すとされており、
23年の4月には見直しの結果廃止もありえる訳で、
今年採用が相次いでいるのも、駆け込み需要なのかな
と穿った見方をしてしまいます。


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