女流アマ優勝の飛田さんがプロ入りへ

2011年7月12日朝日新聞

昨年の全日本女流アマ選手権者の飛田早紀さん（２０）が８月１日付で関西棋院のプロ初段になることが決まった。
１年間は女流棋戦に限って出場する。

第23回少年少女囲碁大会全国大会に千葉県代表で出場し、
藤沢一就八段門下で日本棋院院生となりましたが、何度かの挑戦で入段ならず。

院生になって初の平成17年度女流棋士採用試験では合同予選で敗退。
平成18年度女流棋士採用試験は下位に終わり、
平成19年度女流棋士採用試験は3位。
この時入段を逃した中條ちひろ初段・石井茜初段が関西棋院で入段していますね。
もっと言うと、宇根川さん以外棋士になっています。
平成20年度女流棋士採用試験は次点で入段を逃し
翌平成21年度女流棋士採用試験も次点
院生卒業後の平成22年度女流棋士採用試験は予選敗退。
今年の平成23年度女流棋士採用試験も予選で敗退。

第52回全日本女流アマ選手権戦で出口万里子初段を下し
優勝が一番のアマでの実績でしょうか。
お若いですし、実績もありますので、活躍を期待します。
今後この制度が継続されるかも含めて注目です。
尚、研修棋士ではなく正棋士（女流棋戦のみ）での採用ですね。