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日本棋院東京本院冬季棋士採用試験終了

2013年12月18日 | 囲碁(ニュース)
日本棋院
張瑞傑院生と外柳是聞さんの入段が決定しました。
高林拓二六段門下のお二人です。

外柳是聞さんは院生Aまで行き入段試験を受けていましたが卒業。
そして今年は予選からで、呉柏毅さんと横塚力さんに2敗で本戦へ。
大西院生と横塚さんに2敗で入段を決めました。
が最後に2敗であり、その前に入段を決めていた状態。

張瑞傑院生は、11勝4敗も序列上位で入段。
最終日時点で入段の可能性があったのは、
11位 呉柏毅さん (11-2、最終戦 林隆羽院生)
3位 張瑞傑院生 (10-3、最終戦 栗田院生)
5位 高嶋湧吾院生 (11-2、最終戦 青木裕孝院生)
呉さんが勝てば、すんなり。呉さんが敗れて自身が勝てば張院生。
上位二人が敗れて自身が勝てば、高嶋湧院生でしたが。
呉さんが敗れ、二人が勝利したために、張院生の入品が決定しました。

後この入品争いをした二人が関西棋院で入段するとは…


岩手日報
外柳さんプロ棋士に 日本棋院、正式採用決定
【東京支社】日本棋院は3日、常務理事会と審査会を開き、盛岡市出身の外柳是聞(せぶん)さん(18)=千葉県白井市在住=を来年4月から囲碁のプロ棋士として正式に採用することを決めた。

読売新聞
囲碁のプロ棋士を目指す盛岡市出身の外柳是聞(せぶん)さん(18)が11月24日、東京で行われた日本棋院の採用試験に合格し、来年4月のデビューが決まった。県内出身のプロ棋士は川村匡迪(まさみち)八段(68)(二戸市出身)以来、53年ぶり2人目。4度目の挑戦で狭き門を突破した外柳さんは「タイトルを獲得できる棋士になりたい」と意気込んでいる。11月24日は、予選通過者16人が約1か月半かけて争う本戦の最終日。上位2人がプロに合格するリーグ戦で、外柳さんは最後の対局に勝ち、対戦成績13勝2敗で優勝を果たした。

ここまでの道のりは決して順調ではなかった。外柳さんが囲碁を本格的に始めたのは、漫画「ヒカルの碁」を読んだ小学4年の時。幼少期から取り組む人が少なくない中では遅いスタートだった。プロ志願者の登竜門である日本棋院の院生試験には入学上限の14歳で合格。上京後、高校には進学せず修業を積んだが、2度受けたプロ採用試験には落ち、院生を卒業しなければならない18歳を迎えた。院生の上位者は試験の予選が免除されるが、卒業後は一般応募者と共に予選から勝ち上らなければならない。両親は企業への就職も勧めようとしたが、外柳さんが弟子入りしていた高林拓二六段(71)が、「プロになる実力はある」と待ったをかけた。外柳さんは高林六段の門下生として、携帯電話もテレビもない環境で黙々と対局や棋譜の研究に没頭し、粘り強い棋風を磨いた。昨年のプロ採用試験では涙をのんだが、今年は予選を通じて31勝7敗と圧倒的な強さで念願のプロの座をつかんだ。

高林六段は「今回の試験では、終盤に逆転する対局があった。精神的に強くなった証拠」と外柳さんの成長に目を細める。高校の囲碁部で全国制覇した経験を持つ母親の悦子さん(53)は、「今年こそプロになってほしかったので本当に良かった」と安心した様子。唯一の県内出身のプロ棋士だった川村八段は、「ようやく自分に続くプロが出てくれた。県内の囲碁が活性化してくれればうれしい」と祝福した。外柳さんは来年4月1日から、プロ初段として年間を通じた対局に参加する。目標は、初の六冠を達成した井山裕太九段(24)。外柳さんは「プロ入りまでに時間がかかった分、早く活躍したい」と先を見据えている。


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