囲碁初心者のブログ

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2011ファンフェスタin箱根-SECOND

2011年10月20日 | 囲碁(その他)
首題のイベントに、初級者にも拘らず参加してまいりました。

倉橋正行九段・下島陽平七段・孔令文六段・
山本賢太郎五段・万波佳奈四段・下坂美織初段・柳澤理志三段と
スペシャルゲストは平田博則名誉アマ本因坊。

柳澤三段は、熱海で行われていた名人戦第4局の記録係を
務めて居られたため土曜からの参加。

今回も前回と同様5局指導碁券は頂けましたが、多くの方は
4局止まりとなりました。参加人数が100名超だったためと
思われます。前回に引き続き、万波四段から素敵なお知らせが
ございましたね。

棋士の企画としては、山本五段が14年前に知念二段(当時)と
大手合で打った碁を、事前情報なしに山本五段に
解説してもらい、自身の打った碁といつ気づくか。
これは、30手以上かかりましたが、負け碁ですし、
山本五段にしては仕方がないような。
そのあと、梅沢由香里初段と山本初段の棋聖戦初段戦の
棋譜は、あっという間に分かっていましたしね。

他に土曜の懇親会では、黒一式で隅の定石を並べてあり、
これが、どのような定石であるか白石と置き換えてもらうものや
3秒間13路盤の盤面を見て、手があるか・ある場合は死活を
答えてもらう。後、13路盤で3秒見て、勝ち負けと寄せてもらう。

いずれも、棋士の凄さをまざまざと見せつけられましたね。

平田名誉アマ本因坊は、指導碁がまだまだ打ち足りなかったと、
最終日にあいさつされるなど、大変お元気で、皆一様に
感心しきりでした。

参加者の世代が、10代から80代までだったようですが、
一番層が厚いのは60代から70代と、高齢化は否めず。

次回は、4月ごろとのことで、瀬戸七段・謝女流三冠・下島七段
辺りが参加見込みとのことでした。

第10回少年少女囲碁大会(小学生の部)

2011年08月05日 | 囲碁(その他)

1989年7月25~26日

日本棋院に情報が無いので、自力で作成。
作成しても、ブログだとどうしようもないので、
無理やり画像で一応上げてみますが読めないかも。
赤文字は、専業棋士になった人です。

優勝は、溝上知親八段(6年)で準優勝が佐々木毅六段(6年)。
Best8に、中野泰宏九段(6年)、藤井秀哉七段(3年)
16に、小林泉美六段(6年、女子最上位)、荒木一成六段(6年)、故長谷川広六段(2年、同年最低学年)
その他に下島陽平七段(5年)、加藤啓子六段(5年)、山田拓自八段(4年)、佐藤洋平初段(3年)
山本賢太郎五段(3年)、井澤秋乃五段(5年)
が出場していました。

2011ファンフェスタin箱根-FIRST

2011年04月25日 | 囲碁(その他)
首題のイベントに初心者ながら参加させていただきました。

下島陽平七段・瀬戸大樹七段・謝女流三冠・万波佳奈四段
大澤健朗初段・清成真央初段とスペシャルゲストで
NHK囲碁講座に出演中の中野寛也九段とご息女で元院生の
佑紀さんが来られていました。

指導碁券方式で棋士とは5回打てる。
中野九段は義捐金3000円で指導碁券の例外。
佑紀さんは、無償と本当にお手伝いして
くださった感じですね。
参加者同士の対局は、事前に決められており
そちらが優先で、手空き及び対局後に指導を
受ける感じでした。

食事後は、謝女流三冠と瀬戸七段のNHK杯での
対戦解説や孔六段と万波佳奈四段の布石紹介
など、大盤を使ったイベントや
交流会では、○・×クイズや目算王決定戦など
ファンを楽しませてくれるイベントが多数でした。

2日目はざんざぶりで陸の孤島がごとくなっておりましたが
3日目は天候にも恵まれ、富士が良く見えました。
尚、2日目の夜には孔令文六段と奥様・ご子息がご来場。
孔六段は、前日まで若手を引き連れて中国に行かれていた
ということで、大変ご多忙の最中来て下さいました。
若手交流は、打ち分けが最高記録で0-8が複数名と
中々に残念な結果だったように週刊碁に載っていましたね。

棋士の手作り感があり、大変素適なイベントに思われましたが、
流石にご高齢の方が多いためか、体力的に大変との
声もちらほら。
限られた時間で、最適なイベントって難しいですね。

義捐金も11万余り集まったとのことで、
本当に良いイベントだったと思います。
secondは10月14日を第一候補にとのことでした。
今回は震災によりご辞退された方もいらっしゃった
とのことですが、次回には少しは癒えていると良いのですが。

りゅうせきかい

2011年01月12日 | 囲碁(その他)
blogの制約で題名にunicode文字が使用できなかったので
書き直し。

椔石会(りゅうせきかい)という例年大規模な
囲碁まつりを東京都足立区で開催されておられる、
ご存知の方も多かろうと思われる碁会があります。
会長の三留氏が木谷實先生から頂いた名前と
記憶しています。

しかしながら、通常"椔"の読みは、"し"で
りゅうと読まないのです。
意味は、立ったままの枯れ木を意味します。
中国では使用されますが、日本ではまず使われません。
(読みや漢字の意味は、大漢和辞典など参照) 

"榴"は、りゅうと読みますが、椔の異字体ではなく、
寧ろ橊の俗字とされています。
榴は、石榴(ざくろ)などに使われるので、
皆様ご存知の漢字だと思います。
横に逸れると、榴蓮でドリアンを意味します。あわわ。
榴は、その他"つつじ"と日本で慣用的に
読まれるようになっていますが、
中国ではつつじを意味しません。

尚、旁に含まれる甾は一文字で"し"と読み、
日本ではほぼ使われません。

甾を含む漢字で使われるというと、鯔でしょうか。
これも音読みは、"し"です。
但し鯔の場合、鰡と同様に"ぼら"と扱われ
異字体のように思われている節も。
鰡の音読みは、"りゅう"と読みます。
他に同じ旁を持つ"輜"も"し"と読みます。
輜重ぐらいしか使われないですが、
一字では、幌の掛かった荷物輸送車を意味します。

三留氏と木谷先生の漢字を足して、
榴で榴石会なら分かるのですが、
印刷物を何度見ても椔石会となっています。
何らかの理由でそうなったんでしょうね。