囲碁初心者のブログ

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小川誠子囲碁サロン

2011年01月17日 | 囲碁(ニュース)
その後6月30日に営業を終了しています。
よって開店当日の日記ですが、訪問することはできません。

小川誠子六段が、東京都杉並区杉並区永福4丁目19番4号 安藤ビル 2F
(最寄り駅は西永福駅)に御名を冠した囲碁サロンを
1/16にオープンされました。会員制では無いのでご安心を。

井の頭通りに面したわかりやすい場所ですが、
(西永福駅入口交差点のまん前・京王バス西永福停留所徒歩1分)
看板の側にある階段は、非常階段で入れないという、
罠があります。

NHK囲碁スクールや囲碁未来教室の開催などが
予定されているそうです。【実際に行われていましたが、終了しています】
また、小川六段も頻繁に顔を出す予定とか。
学生棋界の会合場所に利用する予定もあるなど、
大変繁盛しそうですね。
しかし、還暦を今年迎えられるとは思えない、
若々しさですよね。

因みに現在棋士名を冠した碁会所は、
二十四世本因坊秀芳囲碁さろんしかないと
仰っておられました。

りゅうせきかい

2011年01月12日 | 囲碁(その他)
blogの制約で題名にunicode文字が使用できなかったので
書き直し。

椔石会(りゅうせきかい)という例年大規模な
囲碁まつりを東京都足立区で開催されておられる、
ご存知の方も多かろうと思われる碁会があります。
会長の三留氏が木谷實先生から頂いた名前と
記憶しています。

しかしながら、通常"椔"の読みは、"し"で
りゅうと読まないのです。
意味は、立ったままの枯れ木を意味します。
中国では使用されますが、日本ではまず使われません。
(読みや漢字の意味は、大漢和辞典など参照) 

"榴"は、りゅうと読みますが、椔の異字体ではなく、
寧ろ橊の俗字とされています。
榴は、石榴(ざくろ)などに使われるので、
皆様ご存知の漢字だと思います。
横に逸れると、榴蓮でドリアンを意味します。あわわ。
榴は、その他"つつじ"と日本で慣用的に
読まれるようになっていますが、
中国ではつつじを意味しません。

尚、旁に含まれる甾は一文字で"し"と読み、
日本ではほぼ使われません。

甾を含む漢字で使われるというと、鯔でしょうか。
これも音読みは、"し"です。
但し鯔の場合、鰡と同様に"ぼら"と扱われ
異字体のように思われている節も。
鰡の音読みは、"りゅう"と読みます。
他に同じ旁を持つ"輜"も"し"と読みます。
輜重ぐらいしか使われないですが、
一字では、幌の掛かった荷物輸送車を意味します。

三留氏と木谷先生の漢字を足して、
榴で榴石会なら分かるのですが、
印刷物を何度見ても椔石会となっています。
何らかの理由でそうなったんでしょうね。