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山城宏九段 王冠位奪取

2010年11月26日 | 囲碁(ニュース)
中日新聞 2010年11月25日

山城、5年ぶり王冠

囲碁の羽根直樹王冠(34)に山城宏九段(52)が挑戦する第51期王冠戦(日本棋院中部総本部、中日新聞社主催)挑戦手合1番勝負が25日、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷のホテル穂高で行われ、午後5時33分、241手で白番の山城が4目半勝ちし、5年ぶりに王冠に復位した。

山城は通算15期目の獲得となり、自らの最多記録を更新した。羽根の4連覇はならなかった。持ち時間各4時間のうち、残り時間は山城41分、羽根1分。

山城は開始早々から白2(15四)とカカるなど積極的な布石。対する羽根は黒13(3十五)に23分費やすなど、慎重な立ち上がりとなった。右下で山城が白18(16十四)から白20(16十六)と仕掛けて本格的な戦いに突入。下辺の黒石をめぐる攻防で、山城が白64(10十七)ケイマと好点を占め、ペースをつかんだ。

しかし、白108(10八)がやや甘く、羽根が黒109(10十三)とアテて混戦模様に。中央での戦いが続いたが、黒123(8四)がやや疑問で、白132(4十)と左辺の黒模様に大きく侵入した山城が優位に立った。その後、羽根も粘ってヨセ合いが続いたが、山城が着実な打ち回しでリードを守りきった。

<山城宏新王冠の話>中盤の勝負どころで少し決め損ね、最後まで勝負は分からなかった。白156(7二)あたりでちょっといいかな、と思いました。このところ挑戦しては負けていたので、勝てて良かった。

<羽根直樹前王冠の話>布石からおかしく、黒97(10十九)と一段落したところでは悪い。中央の競り合いは予想よりうまくいき、左辺を囲えると良かったが、白132(4十)と踏み込まれてはだめでした。また挑戦します。


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羽根直樹王冠が防衛と勝手に思っていましたが、
いやはや。山城宏王冠はまだまだこれからも活躍
されそうですなぁ。


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