皆様こんばんは。
現在、ナショナルチームの合宿が行われています。
ナショナルチームには多くの方からご支援を頂いており、そのおかげで様々な活動を行うことができています。
ありがとうございます。
徐々に結果も出始めていますが、まだまだこれからですね。
なんといっても、日本から世界チャンピオンを出すことが大きな目標です。
ところで、合宿で行われている対局の一部は日本棋院ネット対局幽玄の間でも中継されています。
今回は六浦雄太七段と上野愛咲美二段の対局をご紹介しましょう。
六浦七段は昨年の阿含桐山杯優勝者ですね。
1図(テーマ図)
六浦七段の黒番です。
黒△の押しに対し、白Aと飛べば自然に思えますが・・・。
2図(実戦)
実戦は白1のハネ!
黒2と切られ、白×のダメが詰まって嫌な形です。
大丈夫なのでしょうか?
3図(実戦)
白1~5とどんどん押していきましたが、白7と手を戻さなければいけません。
ここで黒Aと打たれると外側が真っ黒になるので、私なら躊躇してしまう図です。
しかし、上野二段には白Bなどから隅の黒を厳しく虐められるという確信があったのでしょうね。
4図(実戦)
結果、黒が隅を守っている間に、右辺であぐらをかいてしまいました。
白が言い分を通した感があります。
上野二段の長所は、技術的に見れば布石のバランスが取れているとか、読みが深いといったことになるのでしょうが、皆様に注目して頂きたいのは度胸ですね。
躊躇なくぎりぎりの戦いに踏み込んでいくところが、上野二段の碁の最大の魅力ではないでしょうか。
現在、ナショナルチームの合宿が行われています。
ナショナルチームには多くの方からご支援を頂いており、そのおかげで様々な活動を行うことができています。
ありがとうございます。
徐々に結果も出始めていますが、まだまだこれからですね。
なんといっても、日本から世界チャンピオンを出すことが大きな目標です。
ところで、合宿で行われている対局の一部は日本棋院ネット対局幽玄の間でも中継されています。
今回は六浦雄太七段と上野愛咲美二段の対局をご紹介しましょう。
六浦七段は昨年の阿含桐山杯優勝者ですね。
1図(テーマ図)
六浦七段の黒番です。
黒△の押しに対し、白Aと飛べば自然に思えますが・・・。
2図(実戦)
実戦は白1のハネ!
黒2と切られ、白×のダメが詰まって嫌な形です。
大丈夫なのでしょうか?
3図(実戦)
白1~5とどんどん押していきましたが、白7と手を戻さなければいけません。
ここで黒Aと打たれると外側が真っ黒になるので、私なら躊躇してしまう図です。
しかし、上野二段には白Bなどから隅の黒を厳しく虐められるという確信があったのでしょうね。
4図(実戦)
結果、黒が隅を守っている間に、右辺であぐらをかいてしまいました。
白が言い分を通した感があります。
上野二段の長所は、技術的に見れば布石のバランスが取れているとか、読みが深いといったことになるのでしょうが、皆様に注目して頂きたいのは度胸ですね。
躊躇なくぎりぎりの戦いに踏み込んでいくところが、上野二段の碁の最大の魅力ではないでしょうか。