皆様こんばんは。
本日はSGW杯予選6枠1回戦、村松竜一八段との対局を振り返ります。
なお、SGW杯の対局は全て日本棋院ネット対局幽玄の間にて中継されています。
過去棋譜も幽玄の間公式サイトやソフトからご覧いただけます(有料会員のみ)。
1図(実戦)
私の黒番です。
黒1の切りは一粒で二度おいしい切り。
取られるまでに黒3、5を利かし、下辺黒模様を広げることができました。
少しポイントを上げた場面です。
2図(実戦)
白1と黒模様を消しにきた場面です。
周囲の黒は堅いので、黒Aなどと受けるところではありません。
黒2~6と攻撃して戦いに入りました。
3図(実戦)
白×を取った後、下辺が焦点になっています。
黒6は最も堅く打った手で、白Aには黒B以下攻め合い黒勝ちです。
そこで、実戦は白7と変化しました。
4図(実戦)
白2まで下辺で生きられましたが、先手を取って黒3と荒らしに向かって勝勢です。
最後は白の時間が切れて決着しました。
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