白石勇一の囲碁日記

囲碁棋士白石勇一です。
ブログ移転しました→https://note.com/shiraishi_igo

武蔵小杉最強リーグ

2021年03月13日 23時59分59秒 | 永代塾囲碁サロン

<本日の一言>
明日は永代塾囲碁サロンにて、解説会付き指導碁会を行います。
皆様のお越しをお待ちしております。



皆様こんばんは。
本日は悪天候でした。
一時は雨も風も非常に強く、ちょっと外に出ただけで濡れてしまう状況でしたが・・・。

雨にも負けず、風にも負けず。
皆さん熱心ですね。


さて、本日は武蔵小杉最強リーグについてのご案内です。
緊急事態宣言を受けて1回のお休みがありましたが、今月末で最終節を迎えられることになりました。
そして、来月からは第2期をスタートします。

大きな変更点として、2リーグ制での開催を予定しています。
点数(棋力)には関係なく、前期の成績によって毎期数名が入れ替わります。
なお、私に順位は付きませんが、両リーグに参加する形で2面打ちで対局します。

現在、私以外に10人の方が参加されていますが、来期は14人~18人での開催を目指しています。
新たに2人の方から参加申し込みを頂いていますが、まだまだ募集中です。
お気軽にお問い合わせください。

さて、せっかくなので今回は私の指導碁の様子をご紹介しましょう。

1図(テーマ図)
3子局です。
全体的に黒石の連携が良く、あまり差が詰まっていない状況です。
ここで左下白を攻めてきましたが、どう対応したものでしょうか。



2図(変化図)
このような「生かしてください」という打ち方は避けなければいけません。
白が内側に籠っている間に、自然と周囲の黒が固まり、勝負するところが無くなります。



3図(実戦)
「捌きはツケから」ということで、白1、3とツケを連発してみました。
この後黒Aのつなぎなら、白B、黒C、白Dの予定です。
白石が外に向いており、少なくとも2図より楽しみがあります。



4図(実戦)
実戦は白1の伸びを嫌い、先に黒1と当ててきました。
ただ、その交換は左下に少し悪影響があるため、白4から隅を動く力技に出てみました。
結果的には隅を捨て石にして外勢を築くことになり、捌きに成功した形です。
黒×が弱くなり、紛れの余地が出てきました。

このように、指導碁と称しつつも勝ちにいっています。
自分に順位は付かなくても、平等に皆さんの足を引っ張る所存です(笑)。
真剣勝負を楽しんで頂ければ幸いです。



☆各所で指導碁や個人レッスンを行っています。皆様のお越しをお待ちしています。

日本棋院有楽町囲碁センター・・・JR有楽町駅前の交通会館9Fです。毎月1回、指導碁当番を担当しています(現在お休み中)。

永代塾囲碁サロン・・・武蔵小杉駅徒歩5分です。2020年7月から共同経営者になりました。

白石囲碁教室・・・2020年6月末に閉鎖しました。現在は永代塾囲碁サロンでの指導碁情報をお知らせするページになっています。

上達の約束・・・上達の約束は、お客様の都合に合った会場を選べる回数制のレッスンを行っています。五反田会場は閉鎖しました。

☆「やさしく語る」シリーズ、好評発売中!
やさしく語る 碁の本質」 「やさしく語る 布石の原則」 「やさしく語る 碁の大局観」 ・・・現在、「やさしく語る」シリーズを3冊出版しています。

※4作目「やさしく語る 棋譜並べ上達法」が、2019年8月13日に発売されました!

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