＜本日の一言＞
新人王戦第2局は、孫喆七段が小池芳弘四段に勝ちました。
これで2連勝となり、新人王獲得です。
また、棋聖戦挑戦者決定トーナメントでは、鈴木伸二七段が本木克弥八段を破りました。
次はAリーグ優勝の一力八段と対局します。
皆様こんばんは。
SGW杯予選は、あえなく1回戦敗退となりました。
20回ぐらいはミスをしたでしょうか・・・。
プロではない碁をお見せしてしまい、申し訳ありませんでした。
さて、本日は名人戦第5局の1日目が行われました。
ついに10代の名人が誕生するか、それとも張栩名人が踏ん張るか？
大注目の対局です。
それでは振り返っていきましょう。
なお、この対局はYoutubeの日本棋院チャンネルや日本棋院ネット対局幽玄の間にて中継されました。
1図(実戦)
名人の黒番です。
白1と目一杯の形を作ろうとしましたが、黒2、4と最強手で応戦！
こうなると必然的に激しい戦いに発展します。
2図(実戦)
白1「黒×の石を生きてください」
黒2「貴方こそ、白Aと守らなくて良いんですか？」
白3「冗談じゃない！」
こうして戦いはさらにエスカレートしました。
もっとも、実際には両者の緻密な読みと計算があったことは、後の進行から明らかですね。
3図(実戦)
結果は黒が白×を取り、白が黒×を取る振り替わりになりました！
これだけ激しい戦いにもかかわらず、形勢に大きな差は無さそうです。
流石、最高峰の戦いですね。
4図(打ち掛け局面)
黒△と打ったところで、封じ手の時間になりました。
ポイントは黒×が生きていないことと、右下黒模様が大きいということですね。
5図(封じ手予想)
封じ手予想は白△にします。
まずは右上黒の動き方を見て、それから右下一帯に入っていくプランでいかがでしょうか。
形勢は白が少し打ちやすそうに思えますが、少し甘い手を打つとすぐにひっくり返るでしょうね。
2日目は長い勝負になりそうな気がします。
明日もぜひご覧ください！
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