徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

有川浩の映画「図書館戦争」を見て

2013-06-06 23:00:33 | 映画

 今日は、本当に久しぶり(たぶん2年ぶりくらい)に、映画を見に近くの映画館へ行った。

目当ては、17:50始まりの「図書館戦争」という作品だ。

実は、、有川浩は別の小説(題名を忘れた)を楽しく読んだことがあって、映画の感想で評価の高い(実は「県庁おもてなし課」は本を持っているので、それにしょうか迷った)方を見ることにした。

 映画館でチケットを購入すると「木曜はメンズデーで1000円です」とのこと。知らずにきて、ラッキー。

 中に入ると、かなりの空席でどこにでも座れる状況で、真ん中の出口に近いあたりに座った。

 17:50始まりと言っても、最初は次回作品のコマーシャルの多いこと。一眠りできるくらいだ。

 ようやく始まった。始まりから本屋に銃が撃ち込まれ、火炎放射器で本が焼かれるというかなりインパクトの強い作品だった。

 話は、「正化」という元号の日本で、表現の自由を規制する法案が通り、本屋で自分の好きな本を買おうとしていた榮倉奈々が、検閲に来た「良化隊」という部隊の隊員にその本を取り上げられそうになった時に、誰か(後でそれが岡田准一とわかるのだが)に助けてもらい、それを契機に榮倉奈々が、「良化隊」に対抗する「図書隊」という部隊(岡田准一はそこの中隊長)に入って活躍するというものだ。

 「表現の自由」を守るということが、戦争という形でわかりやすく?かつ、ラブストーリーで表現できていることはすばらしいと思った。

 2人はかなりのはまり役だと思う。動きがシャープで様になっていた。栗山千明も色っぽかったが…。石坂浩二と今はなきアタック25おじさんもそれなりには、味を出していた。

 とはいえ、本当の戦争ではない戦争がかなり激しく表現されていて、ここまでする必要があるのか?と思ってしまった。逆に見れば、中途半端とも言える。

 トータルとしては、75点くらいか。最後に石坂浩二の誘拐を解決することで、表現の自由を守るというところが、もう一つだ。

 せっかくなら、表現の自由が封じ込められて、これでいいの?っていう方がもっとインパクトがあったかも?

 でも、そんな世の中にならないようにとの作者の思いは伝わったとは思う。

 

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