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徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

ドクター中松氏の「超パソコン発想入門」を読んで

2017-01-02 21:32:37 | 本と雑誌
この間、本箱を見ていたらこの本が目に止まった。
ドクター中松氏と言えば、都知事選とかに立候補する人で発明王くらいの知識しかない。
本の帯には1928年生まれでフロッピーディスクの生みの親と書いてあるが、ウィキペディアではどうもうさんくさいように書いてあった。

本の後ろの部分を見ると、20年前の3月に出版された本だった。(青春出版社 830円)
当時、この本を読んだかどうかは定かでないが、読みやすそうな本だったので、2日で完読した。

本の内容はドクター中松氏がその「発明王」(なんでも3000以上の特許を持っているとか?)として自分があるのは、どのような考えでいるからなれたのかというようなことを三択のクイズ形式で説明しているユニークな本である。

色々と、面白いことを書いてあったが、私が特に気になったのは次の3つ。

1 発明するには単に知識を詰め込むだけでなく、その知識が発明にとって必要なことかどうかを選別する「知性」が必要。
  (例えば、中松氏はヘリコプターを三井商事で販売することを最初の仕事とされたそうだが、農薬を散布するという付加価値をヘリコプターに付け   加えることに成功したとのこと)

2 その発明には、睡眠時間を削るくらいの努力と水泳とかで体を鍛える必要があり、なおかつ、「ケチョウスピゾケピケアイキ」が必要。
  この呪文のような文言の意味は、
  ケ  →既成概念をケしさる。
  チョウ→チョウさ。(調査、データ、測定)
  ス  →筋の通った理論
  ピ  →ピカっとひらめき。
  ゾ  →造のゾ。(実際に作ってみる)
  ケ  →検査して欠陥を確かめる。
  ピ  →ブレークスルーするさらなるひらめき。
  ケ  →再び検査
  ア  →アセンブリ(最終的な総合判断)
  イキ →社会の役にたつこと(活き)

3 「撰難楽」(せんなんらく)という生き方
  気持ちを前向きにして、修行僧のように厳しく困難な道を歩んだ最後に発明はある。
  また、情報を逃さないためにはふつうの五感以外に「第六感」と「セックス感」という7感を総動員する必要があるという。


その他、この本には数々の面白い内容が詰まっていたので、かなり古い本ではあるが、読んでみることをお勧めする。
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