一昨日、手元にあった一冊の週刊誌(週間現代2016年1月16日、23日合併号)を捨てようとして、中味を読んでいたら、倉本聰氏のインタビュー記事があった。
倉本聰氏は脚本家で35年前の大ヒット作「北の国から」や映画「駅 STATION」などを作っている。
詳しい内容は、GOOGLEで「倉本聰が自ら語る北の国からの五郎さんが伝えたかったこと」を検索すると、この記事の全文を見ることができるが、私の感じたことを少しだけ書かせてもらうと、
倉本氏が脚本で一貫した姿勢は、「金で幸福は買えない」という気持ちだという。
確かに私が小さい頃は家で牛を飼っていた。農業が職業の家庭に生まれて、食事も質素だった。
でも、毎日親子祖父兄弟が一緒に生活することは「温かみ」があり、家の仕事を手伝うことで「一体感」があった。
しかし、学校で教えられたのは、勉強して、いい学校へ行って、高い収入が得られる職業につくこと。
別にそれが間違っていたとは思っていない。そうすることで、現実にある程度豊かになれたのだから。
しかし、それで、日本人が本当に幸せになれたかというとそうではない。
記事にも書かれているが、日本人の幸福度は2015年発表の国連調査によると、世界で46位であるということ。
これは、一体何が間違っていたのか?
倉本氏によると、
1 無限の欲があり、いくらあっても満足しなくなった。
2 親は子どもに過干渉になった。
3 権利ばかりを主張し、義務を果たさなくなった(例えば「親孝行」)
4 家族で一緒にテレビを見ることもだんだんなくなっている。
5 若者はひたすらスマホやパソコンによりつながり、直接会話をしなくなったきている。
6 我々がふだん歩いている土地は、終戦時にはがれきの山だったところも多く、死体もあったが、今はそれ(先人の苦労)を忘れている。
そうして、結論として、1の「足るを知る」ことの重要性が説かれる。
でも、私が一番印象に残ったことは、タイトルのことである。(自分がほめられた時はブログ作者の付け足しです)
なお、youtubeで「北の国から」の第一話を見たが、本当に自然と生きることの「大変さ」がよくわかる。
それと共に、親子や友人との肌を通じた「温かみ」や「一体感」も。
倉本聰氏は脚本家で35年前の大ヒット作「北の国から」や映画「駅 STATION」などを作っている。
詳しい内容は、GOOGLEで「倉本聰が自ら語る北の国からの五郎さんが伝えたかったこと」を検索すると、この記事の全文を見ることができるが、私の感じたことを少しだけ書かせてもらうと、
倉本氏が脚本で一貫した姿勢は、「金で幸福は買えない」という気持ちだという。
確かに私が小さい頃は家で牛を飼っていた。農業が職業の家庭に生まれて、食事も質素だった。
でも、毎日親子祖父兄弟が一緒に生活することは「温かみ」があり、家の仕事を手伝うことで「一体感」があった。
しかし、学校で教えられたのは、勉強して、いい学校へ行って、高い収入が得られる職業につくこと。
別にそれが間違っていたとは思っていない。そうすることで、現実にある程度豊かになれたのだから。
しかし、それで、日本人が本当に幸せになれたかというとそうではない。
記事にも書かれているが、日本人の幸福度は2015年発表の国連調査によると、世界で46位であるということ。
これは、一体何が間違っていたのか?
倉本氏によると、
1 無限の欲があり、いくらあっても満足しなくなった。
2 親は子どもに過干渉になった。
3 権利ばかりを主張し、義務を果たさなくなった(例えば「親孝行」)
4 家族で一緒にテレビを見ることもだんだんなくなっている。
5 若者はひたすらスマホやパソコンによりつながり、直接会話をしなくなったきている。
6 我々がふだん歩いている土地は、終戦時にはがれきの山だったところも多く、死体もあったが、今はそれ(先人の苦労)を忘れている。
そうして、結論として、1の「足るを知る」ことの重要性が説かれる。
でも、私が一番印象に残ったことは、タイトルのことである。(自分がほめられた時はブログ作者の付け足しです)
なお、youtubeで「北の国から」の第一話を見たが、本当に自然と生きることの「大変さ」がよくわかる。
それと共に、親子や友人との肌を通じた「温かみ」や「一体感」も。