<ここまでの話>
「<第1話> から <第12話>までのリンク」http://blog.goo.ne.jp/ichigowasabi/e/682baa0483aeeb72a8318be2f14ef424
「<第13話>防衛戦!」http://blog.goo.ne.jp/ichigowasabi/e/4a661111cb22be7e9be5de0507a92b06
・・・・・
ボールなど、所詮簡易作業ポッドなのである。直撃を食らったら、今、この時間
この闇の中で考え事をすることなどできてはいない・・ 瞬間的に宇宙の藻屑に
なってしまうのだ・・
想像するに、敵リックドムのバズーカ砲弾はクレイバズーカ(散弾)だったようだ、
私のボールの手前で炸裂し、散弾の雨を喰らったのだろう・・・
しかし、当たり所が良かったのか悪かったのか・・緊急用の豆電球すら点灯しない・・
ボールの機能は完全に落ちている・・・ でも・・私は生きている!
「落ち着け! 落ち着けワサビィ・・」
真っ暗な闇の中で私は手探りで脱出装置を探した 異様に時間が長く感じる・・
艦は? グリフィンはどうした!
サミーはボールは大丈夫か!?
ヒロ中尉達のMS小隊はどうなった? 頭の中で思考が渦巻く・・
手の先が何かに当った・・ ん?
「よし! これだ!」 手動脱出装置のレバーだ!
躊躇せず手動脱出装置のレバーを引き抜くと、ボン!という軽い衝撃の後、
前部のハッチが開いた。
ハッチ越しに、外の景色が見えた瞬間、敵のリックドムが目に飛び込んできた。
「なにぃ!」 私はボールのハッチから身を乗り出した
リックドムはジャイアントバズーカで母艦のグリフィンを照準に捉えてやがる!
「やばい! グリフィンが撃たれる!」
と、その時、見慣れたビームの光束が、リックドムを一閃し、バズーカを叩き落した!
「なにだ? 何が起きた?・・」 私はビームが通過した光の筋を目で辿った、
そこには友軍のモビルスーツ、ジムの勇姿が! その姿は、正に軍神のごとく、
子供の頃に見たTVドラマのヒーローのように輝いて見えた!
この時点で私は、完全にTVドラマの傍観者状態であった・・・
ジムは的確な射撃で2射、3射とリックドムに打ち込んでいく、
しかし、リックドムも手馴れだった、そのビームを巧みに回避する・・
ボールが1機、ジムの援護位置に着き、180ミリ砲で援護射撃を行っている・・
サミー曹長機だ! 無事だったんだ・・ 良かった!
ジムがスラスターをフルで吹かし、ビームサーベルを抜いてリックドムに襲い掛かった。
敵のリックドムはヒートサーベルで受けるが、リックドムの右腕はほとんど可動していない・・
そうか、ボールの180ミリを1発当てた効果が出ているのだ!
確かに考えると、ガンタンクに搭載されている180ミリ砲と同じ威力を持っているのだ
直撃させると1発で破壊させる事も計算上では成り立つ破壊力である。
(もし、あの1発が当ってなければ、先ほどリックドムがヒートサーベルで私に
切りかかってきた時に、私とボールは終っていたのかもしれない・・
ボールが単機でジオンのMSと渡り合い、撃破した記録はまだ聞いていない・・)
2機のモビルスーツは、フル加速の状態でもつれるように絡みあいながら
何度も白兵戦闘状態でクロスする・・リックドムは自らのボディをジムにぶつけるのだ。
ジムも負けていない・・ シールドをリックドムにぶち当てる!
ぶつけられてもモビルスーツの外壁が少々へこむぐらいであり、そんな大きな損傷は
出来ないものだが、中のパイロットはたまった物ではない、途轍も無い衝撃を喰らい、
気を失ってしまうのだ・・
連邦軍が本格的にMSを戦場に配置しだしてから、解ったことだが、
「MS同士のどつきあい」で勝敗が決まるケースが意外と多いということだ・・
五体満足ではないリックドムは、ジムとの白兵戦から何度か逃げようと挙動するが、
逃がすまい!、とジムが近距離で食い下がっていく・・
リックドムの右腕が機能しない事を、ジムのパイロットは見抜いているのだ!
バズーカも無い! サミー曹長のボールでの援護もあり、ジムが圧倒的に有利だ!
それなのに、リックドムは抵抗を続ける・・ やはりパイロットの技術はジオンが上か・・
突然リックドムとジムの間で、太陽のようにまぶしい閃光がきらめいた!
一瞬ジムの動きが止まる・・ リックドムの胸部にある拡散ビーム砲だ!
弱いビームではあるが、目くらましとしては十分な効果を発揮する、
多分ジムのモニターは現在ブラックアウトしているだろう・・
その隙を突いて、リックドムがジムにケリを入れる、
ポーンとジムとリックドムとの距離が開いた・・
「あっ! 逃げる!!」
そのときである・・
丁度、リックドムがグリフィンの後部に位置した瞬間の事であった・・
突然グリフィンの補助ロケットエンジンが点火され、火を噴いたのだ!
リックドムは、そのロケットの噴出気流に飲み込まれ、キリモミ状態となり動きを停止する
すかさず体制を立て直した友軍のジムが、ビームを一閃・・ リックドムを貫いた!
長時間戦闘の決着は、意外にも一瞬で決まった・・・
・・・
私はサミー曹長のボールに曳航され、グリフィンのカーゴスペースにたどり着いた。
曳航される途中、ヒロ中尉率いるMS小隊が隣のMSデッキで着艦プロセスを行っていた。
数機が被弾しており、かなりやられている機体もある・・ 激戦だったのだろう・・
しかし、全機が無事帰艦したことが、何よりも嬉しい・・ ここは戦場なのだから・・
カーゴスペースでボールを保持索でロックする。カーゴデッキの中には、先ほど
リックドムを葬った、ジムが着艦しており、ジムのハッチからパイロットが
出てくるところであった。
ジムはオーリン曹長機だ・・ パイロットは誰だ! 私はボールのハッチを蹴り
ジムのパイロットの方向に流れて行った・・
見たことがある体格・・ 「巡洋艦サド」のエンブレムが付いたノーマルスーツ・・
そうか・・ クマか! クマ軍曹か!!
私はジムから降りてきたパイロットにすがりつき、ヘルメットをくっつけた・・
「クマ軍曹か? どうしてジムに?・・ でも助かった!・・ 援護・・本当に感謝する・・」
「あっ、大尉どの♪ 間に合って良かったです・・ ただ無断で乗っちゃったので
軍法会議ものなんですがね・・ でも、借りを返す事ができました♪!」
「そうか・・ 軍法会議か・・ そうか・・うん・・ よくやった軍曹!・・」
「えっ? なんか矛盾していますよ 大尉!」
「いや・・ とにかく空気のあるところに行こう・・」
「了解です 大尉!」
私達は気密ブロックを抜け、MSデッキに入る、
MSデッキは4機のジムコマンドの着艦プロセスの実行中であったため、
2Fのベランダから空気のある艦内に入った。後ろからサミー曹長も付いて来ていた・・
「クマ軍曹・・ どうしてジムに?」
3人はヘルメットを外しながら体を食堂に流した・・
廊下を流れながら、クマ軍曹が続ける・・
「大きな衝撃が何度かありましたよね・・艦はロール運動もするし・・
看護室にいても、何も出来ないし気分も落ち着かないので、カーゴデッキに行ったのです
すると、私の機体から外した基盤をオーリン曹長の機体に設置している最中で・・
稼動確認がしたいから・・ と、整備班の方よりパイロットの方が良いだろう・・とか
ですから、ジムのコックピットに入ったのですが・・
そこにサミー曹長からの通信が入り・・
聞くと、ボールでスカート付きと交戦中とか・・ それからは、何も考えませんでした。
気が付いたら、艦の外に出ていました、すると、1機のボールがやられてて、」
「そうか・・ そうか・・ うん、うん!
そうそう、サミー曹長はクマ軍曹と解ったのか? 援護位置に付いていたぞ・・」
「ええ・・ 出てきたジムを見た時は、解りませんでしたが・・ すぐに軍曹から通信が
ありましたから・・・」
「いえいえ・・ 曹長殿の操縦・・中々の物ですよ、すぐにパイロットになれますね」
「おっ? 軍曹・・ 推薦してくれるか? ・・ でも やっぱり怖いな・・
逆に今回はパイロットの凄さを体験させてもらったよ・・ ありがとう 軍曹♪」
「いえいえ・・ 曹長殿にはそんな野暮ったいノーマルスーツでなく、
パイロット用のノーマルスーツの方がお似合いだと思いますがね♪・・」
「そうか?♪ まぁ・・ 一度は着てみたいパイロット用・・ だけどね・・
我ら整備班は、いつもこれさ・・ こっちの方が慣れているし・・」
作戦が成功した嬉しさか、ついつい軽口が口からでてしまう・・
まぁ、それもミッションの難易度にあわせ、成功した場合の嬉しさに比例し増大するものだ。
話を聞きながら、食堂の給水機から、パックの飲料水ボトルを3つ取り出し
サミー曹長とクマ軍曹にポ~ンと投げ、残りの1つの封を切る・・
「無事、生還! ミッション成功に対し! 乾杯♪!!」
「乾杯!」
「乾ぱ~い!」・・・
「美味い!」 喉が潤う・・
「ふぅ・・ 生き返ったぁ♪・・」
「で・・ だ・・ う~ん・・ 1つ解決しなければならない問題が我々にはあるが・・」
「はい・・」
「クマ軍曹も解っているようだが、このままでは、無断でのMS搭乗になる。
サドも小隊長も亡くなった現時点では、クマ軍曹の上官は、先任のオーリン曹長だ
しかし、戦闘隊が他に吸収された場合、その場の上官の指示に従う事も軍規だから・・
そうなると、軍曹はマメハ大佐の命令が必要になる。
しかし、オーリン曹長はもちろん、マメハ艦長からも何も言われちゃあいない。
軍曹の言うように、軍法会議物だな・・ マスミン大尉にばれては大変だ・・
サミー曹長・・ 私が命令した事にしておいてくれ・・
あの時点でカーゴデッキ内での先任は私だと思う・・ その旨を整備の連中にも・・
口裏を合わせておいてくれないか・・ 頼んだぞ!」
「了解です 大尉! 我ら100人の命の恩人を軍法会議なんかにゃかけさせる訳には
いきませんもんね♪」
「大尉! ありがとうございます・・」
「何を言うのだ軍曹・・ 私の命令に従っただけだよな? 曹長も聞いただろ♪
貴様は、私に呼ばれて、看護室からカーゴスペースに異動し、ジムに搭乗した・・
それだけさ♪!
あとはこっちでやっておく・・ そうそう・・ また撃墜マーク1機追加だな、軍曹♪
また看護室でゆっくり休んでくれ! で・・ 本当にありがとう 助かった!
じゃ!」
さて・・ MSデッキのメンバー達の話も聞きたいが・・ やはり先に艦長への報告だ・・
私は両名を食堂に残し、コントロールデッキに向かった。
・・・
「ワサビィ! なぜだ!」
いきなりマスミン特務大尉が食って掛かってきた・・
「どうして、クマ軍曹が出撃したんだ! ああん?」
「いや・・あれは私の命令で・・」
「嘘だ! サミー曹長とのボール同士の会話を聞いたぞ!
また貴様にクマ軍曹に対する命令の権限は無い!
いいかぁ、クマ軍曹がジムで出撃するための、艦長の承認は出ていないのだぞ!」
「いや・・艦長には報告したような・・
ミノフスキー粒子が濃くって・・ 伝わらなかったかなぁ・・」
「バカ! 何を戯言を! 軍規は何のためにあるのか!」
「いえ・・ だからですね・・ 私が有事判断でクマ軍曹に命令したわけで・・」
「バカ! ノープランだと言っていたじゃないか・・ 無謀な事を!
ボールでモビルスーツと対戦するなど・・ 勝ち目は無いんだぞ!
なぜ、そんな勝手な行動を! いつもいつも! 心配したんだから・・」
「えっ? 特務・・ 今なんと?」
「バカ! 何も言ってない! 貴様はいつもそうだ! バカ!」
「いやぁ・・ バカは承知していますが・・
そう何度もバカバカと連呼されると・・ へこみます・・」
「バカ! そういうことを言っているのではない! バカとは付き合えん!!」
と・・ 散々「バカ」と言い残し、マスミン特務大尉はコントロールデッキから
出て行ってしまった・・
「あらあら・・ マスミン参謀、怒っちゃいましたね ♪
大尉ぃ・・ ちゃんと後で謝っておいた方が良いと思うわよ
原因は大尉が無謀で無茶をするからです!・・
本当に心配したわよ・・ みんなが大尉がやられちゃった・・って思ったもの・・」
「艦長・・ ご心配かけて、済みませんでした。
また、クマ軍曹の事は・・」
「しっ!それは良いの・・ とにかく艦を守ってくれてありがとう♪
大尉が命令したのよね、そういえば、私も聞いていたように思えるわ
そうね♪ ミノフスキー粒子が戦闘濃度ですものね♪
考えたら、あの真面目なクマ軍曹が、軍法会議にかかるような重大な軍規違反、
『1、無断での軍備品の使用』『2、命令の無い戦闘行為』を行うなんて・・
絶対にありえないものね♪ 誰かさんとは違って♪・・」
「艦長・・ 本当にありがとうございます・・」(でも・・末尾の一言は・・一体・・)
「それにしても、敵はあっさり引き下がったようね・・ 気味が悪いわ・・
これからも警戒レベルは維持しておくわね・・
索敵は継続でお願いね、疲れているとは思うけど・・ ルウムも近いし・・」
ああぁ・・ 艦長ぉ・・ あなたはやはり「S」ですね・・
可愛く優しく簡単に、厳しい命令をさらっと言っちゃうの・・
「MS隊の状況も聞きたいわね・・ オペレーター! MSデッキのヒロ中尉に
ここに来るように伝えてくださる・・
そして・・ 第2戦闘配備は継続ね! 頼んだわよ!」
「イエス、マム!
MSデッキ・・ MSデッキ!
MS隊ヒロ中尉、至急ブリッジまで、ヒロ中尉、至急ブリッジまで・・
・・・
全クルーに通達、第1戦闘配備解除、第2戦闘配備を継続せよ。
第1戦闘配備解除、第2戦闘配備を継続せよ。 以上!」
「そうそう・・ 艦長・・ スカート付きの野郎にロケットエンジンの噴射を
当てましたよね・・ あれは?」
「ああ・・あれはクロヒッツ副長よ、突然
『にっくきリックドムめ!噴射でもお見舞いしてやろうか!』って言うものだから・・
そうね、やれば出来そうね・・って満場一致で♪
でも・・ほんと、上手く行っちゃいました!」
「そうだったのですか、さすが少佐殿というか砲雷長ですね・・ あれ?少佐殿は?」
「艦内の損害個所の確認作業にあたっているわ・・
そういえば、副長も随分心配してたわよ~・・ 良いわねモテモテで・・」
「えっ? そんな事は・・ 私は艦長一筋ですのにぃ・・」
「へぇ・・そうかしら? 全くそうには見えませんけどぉ・・」
「なんか、楽しそうな話っすね 隊長ぉ~!
マメハ艦長! MS隊4機とも無事帰艦しましたぁ!!♪ 」
ヒロ中尉がコントロールデッキに入ってきた・・
疲れもあるだろうが、いつもの中尉だ! 問題は無いだろう・・
「お疲れ様、ヒロ中尉・・ 被害状況と敵の状況を教えてくださらない?」
「了解っ!!
まず、ユカちゃんすごいっす! ザクを1機撃破です! ガトルも落としてるから
今日は2機も・・ すごいっしょ! でね!隊長ぉ・・例の・・」
「中尉!・・ 被害状況からっ!」
「うっ・・ す、すみません・・ つい嬉しくって・・ 」
「ちゃんと、報告してっ! ほんとに『注意人物』なんだからっ・・・ もう・・ 」
おうおう・・中尉・・ 艦長のお目玉を喰らったな・・
こいつはケツに轢かれるタイプかもな ♪・・
「大尉! 何をニヤニヤしているのかしら? 何かおかしなことを言いましたっけ?」
「いえ・・ ♪・・ なんだか艦長殿が楽しそうに見えて・・」
「・・・ ♪ そうかしら? で・・ 中尉! せ・つ・め・い・して!」
「あっ! は、はい・・
被害状況ですが、ジムコマンド私の212号機の右脚部損傷とスラスターノズルの不調
リン少尉の213号機胸部と左腕部、そして左脚部の関節部分の損傷があります。
備品はシールド1枚紛失です。
これらの損傷は、敵モビルスーツとの白兵戦での損傷であり、他にも随所打撃痕は
みられますが、それらは軽微です。
なお、ユカ少尉211号機、ミィ少尉214号機とも、数発のザクマシンガンの直撃と
急挙動から脚部のきしみは見られますが、目立った損傷はありません。」
「ふ~ん・・ ちゃんと、ご報告できるじゃないの♪・・ 続いて状況を・・」
「先ほども、報告いたしましたが、敵ガトル型戦闘機を追跡中、パプア型輸送船を発見
その後、敵モビルスーツ3機がパプアから発進。
その時点でパプアとの艦隊戦に入られましたので、艦は艦・・私達はMSを・・と
私とユカ少尉は私の判断でその3機と交戦に入りました。」
「敵のMSの機種はなんだ? ザクか?、なにか特徴は?」
と、思わず口を挟んでしまった・・ ひょっとしたらドクロ野郎が・・・
「隊長・・ ザクⅡのF型が3機です。その後、ミィ少尉が合流してくれたので
防戦状態だったのが、互角以上になり、ユカ少尉がザクを1機撃破しました。
すごいっすよ・・ 狙撃位置ではなく射撃位置で、白兵戦チェンジの最中に
後方援護のザクをしとめちゃってます。 良く見てたなぁ・・って、感心っすよ
ほんと、ミィちゃんと言い、ユカちゃんと言い・・ 同じ日に生まれた同士って
なんか繋がってるんですかねぇ コンビネーションが的確で・・
後ろを任せられるって楽っすよねぇ♪ あっ、すみません・・ 続けます!
・・・
その後、2機のモビルスーツが飛び出して来て・・ 敵は4機になりました・・
丁度、ミサイルを撃つのと同時に飛び出してきたので、最初はMSと認識できず、
実は、数発喰らっちゃいましたが・・ 私が白兵戦に入っても、ミィ少尉とユカ少尉の
コンビネーションでの援護は、非常に戦いやすく、3対4の戦力差も苦にならず、
大きな戦力差にはなりませんでした。
・・・
そうそう・・1機はリックドムですが、もう1機は・・・ 隊長・・ ビンゴです!
奴でした・・隊長がおっしゃってた、ドクロ野郎です。」
「やはり、居たか・・ それを先に報告しろ!・・」
「だからぁ、最初それを報告しようとしたのにぃ・・
あっ! 艦長! 気のせいです、今の発言は・・」
「えっ?なぁに? ちょっとこの辺、ミノフスキー粒子が濃くって・・♪
じゃ・・ 続けてね・・」
ミノフスキー粒子は・・ 万能か?・・♪
まぁ・・ この場合は良い使い方だが・・ 艦長もなかなかやるなぁ・・
「<第15話>ミルクで乾杯♪」http://blog.goo.ne.jp/ichigowasabi/e/1f38217a78c9d455e2bb733d9d36650fに続く・・・
(2007/08/09 12:32)