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25年

2020年01月17日 21時50分38秒 | 徒然日記
今日で阪神淡路大震災から25年。

25年前のことは今でもはっきり覚えています。

地震発生時刻の早朝5時46分は多くの人々の記憶に刻まれています。

その朝、なぜか不思議と発生時刻の少し前に目が覚めました。

そしてしばらくして揺れ始め慌ててタンスを抑えたことを覚えています。

まだ入社して1年も経たないころ。

平田のリフォーム現場で左官さんの下手間をしておりました。

ラジオから聞こえてくる被害状況は休憩時間のたびにどんどん明らかになり犠牲者の数も増えていきました。

そして帰宅後にみたTVの衝撃映像...

まだ若かったせいか「行かねば!」と居ても立ってもいられなかった...

結局は行きませんでしたが...

あのとき多くの人が倒壊した家屋の下敷きとなり逃げ遅れて犠牲になったといいます。

でもその当時の自分は「家屋が倒壊すること」になんの疑問も思いませんでした。

まだ建築業界に入って日が浅かったことももちろんありますが、「あれだけの地震が来たら家は倒れて当たり前だろう」程度の認識しかありませんでした。

それから2度の鳥取地震があり、そして東北大震災があり熊本の地震が起きてようやくでした。

「今や日本ではどこでも大地震が起こりうる」ということをはっきり認識したのは。

よくセミナーでお話しますが、熊本地震のときに震源地である益城町と松江市の大地震が起こる確率はほぼ同じでした。

1週間で2度の大地震に見舞われ、1度目で倒壊を逃れても2回目の地震で倒壊してしまった家が相当数あったことも後に知りました。

そして!そんな中でも耐震等級3で設計された住宅はほぼ倒壊しなかったこと!

この熊本地震での話を聞いて「これからは耐震等級3は標準にしなければいけない!」と決めました。

現地に出向いた人の話を聞くと、あまりの被害の大きさに無力感を感じ、「家なんていくら強くしても無駄なんじゃないか」とさえ思ったそうです。

たしかにそうかもしれません。

地盤自体が大きく壊れてしまったら家なんてひとたまりもないかもしれません。

それでも!

「人事を尽くして天命を待つ」

建築に携わるものとしてできる限りのことはしなければいけないと思います。

たとえ建築基準法で義務化されていなかったとしても、私たちは過去に大きな地震を何回も目の当たりにしています。

熊本地震での家屋の倒壊状況を知っています。

であるならばやらなければいけないことは明白です。

耐震等級3は必須です。

やって当たり前。予算によって左右されることではありません。

私たちはこれからも耐震等級3は当たり前の標準仕様として家つくりに取り組んでまいります。

今日の阪神淡路大震災から25年のこの日、決意を新たに誓います。


停電時の太陽光発電について~続き~

2020年01月14日 22時15分13秒 | 徒然日記
こんばんは。

先週からソフトバレーの練習再開しました。

今月26日には今年最初の大会があります。

が!

正月休みの怠惰な生活とインフルエンザの後遺症は思いのほか大きく体が重くイマイチ調子が上がらないのはともかく!

前回の続きです。

お待たせしました。


前回はどこまでお話しましたっけ?

そうそう!

太陽光パネルは実際の災害時にはほとんど役に立たない!というお話でした。

そして、ではどうすればいいか...

ということでした。

さて!

ではどうすればいいか。

ズバリ!蓄電池です!

昨年の千葉県の災害以降首都圏ではかなりの売れ行きを示しているらしい蓄電池。

今、弊社で建築中のおうちでは蓄電池の容量は6.5kwのものを採用予定です。

で、どのようなシステムを構築予定かは3月に開催させていただく予定の完成見学会をみていただくとして。ここでは災害時の対応をお話しますね。

6.5kwという容量では残念ながら家中の電気を賄うには到底足りません。

そこで必要最小限、災害時に困らない程度の発電量確保を目的としています。

まず、冷蔵庫!

この配線を停電時には自動で蓄電池の電気に切り替わるようにします。

そして、どこか1部屋、照明器具とコンセントが使えるようにしておきます。

災害時に暗い夜を過ごさなくてもいいように、そして情報収集のためのラジオや携帯電話の充電用として1部屋の電気を使えるようにしておくということは災害時に

大きな安心感を得らえるのではないかと思います。

これでだいたい一晩は過ごせます。

蓄電池は翌日は太陽光発電により充電されます。

そして夜までまだ復旧されていなければ再び蓄電池にためた電気を使います。

これも自動でそうなるようシステムが構築されていますので人が操作する必要はありません。

以上、ざっとこんな感じです。

詳しくは3月開催の完成見学会会場にてぜひ!!!












停電時の太陽光発電について

2020年01月09日 00時14分02秒 | 徒然日記
こんばんは。

令和2年2回目の投稿になります。

実は年明け早々、インフルエンザを発症してしまいました。

何年ぶりになるかなぁ...

喉の痛み、咳から始まりそのうちくしゃみ、鼻水、頭痛とだんだんエスカレート、そして発熱という流れでした。

すぐに救急外来に行ったら案の定インフルエンザA型でした。

まだB型は今年は診ていないと先生はおっしゃっておられましたがもしかしてこの先B型の感染もある?(^^;

さて、今日(昨日)の松江は台風なみの強風でしたね。

相当強い風がほぼ一日中吹いてました。

おまけに今朝は珍しく停電もありました。

ここしばらくめったに停電になったことはなかったのですが今朝は3回続けて停電が発生しました。

幸いすぐ復旧したのでよかったのですが(^^;

昨年の千葉での台風被害ではかなりの期間停電が広範囲に渡り発生し、復旧までにもかなりの時間を要したのは記憶に新しいところです。

あのとき、実は太陽光発電がほとんど役に立たなかったという話があります。

もちろん台風で太陽光パネル自体が飛ばされてしまった、というのもありますがそもそも停電時には太陽光発電(パネル)自体は正直あまり「役には立たない」と思っておいたほうがいいかもしれません。

太陽光発電(住宅の屋根に搭載しているものの場合)システムというのがどういうものなのかを簡単にご説明しますね。

太陽光発電というのは、屋根に太陽光パネルを乗せ、天気が良い日に太陽の光を受けて発電し、それをパワコンと呼ばれる装置を使って家庭で使える電気に変換します。

家庭で使われる電気はまずそちらを優先して使います。そして夜間や太陽の光がまだ十分でないときには電力会社から電気を購入します。太陽光発電の「固定買取制度」というのがありますがこれは、太陽光発電によって作られた電気のうち、家庭で使いきれなかった余った電気を電力会社が買い取ってくれるという制度です。

5月や8月は日射量が結構あって売電金額も結構な額になってきます。

さて本題です。

そんなに発電してるんだからいざ停電しても太陽光発電があるから心配ないんじゃないの?と思われるかもしれません。

実際自分もわりと最近までそう思ってました(^^;

でも!

違います!

普段は発電した電気から優先して使ってくれるのにいざ停電になったとき、実は使える電気は非常用コンセント1口のみ、1500W程度しか使うことができません。

もちろん日射のない夜はそのまま停電状態です。

せめて昼間は太陽光発電で賄えるようにすればいいのに、と思うのですがなぜか今のところそれができないそうです。

なんか府に落ちませんが?

なので太陽光発電はそれ自体では実際には災害対策にはなりません!と言い切ってしまってもよいのではないかと思います。

ではどうすればいいか、はまた次回お話させていただきたいと思います(^^)

それでは。





新年あけましておめでとうございます!

2020年01月01日 14時59分27秒 | 徒然日記
新年あけましておめでとうございます!

昨年度もたくさんのお引き合いいただきありがとうございます!

本年もご相談いただいた方々の生活を一番に考え、より良いご提案をさせていただきます!

どうぞよろしくお願いいたします!

このブログもおかげさまで14年目をお迎えます。

日記もろくに続いたことのないnkymとしてはよく続いてこれたなと我ながら感心しております(笑)

これからも皆様のお役に立てる情報を発信していきたいと思います。

今後ともご愛読よろしくお願いしますね。



さて、私たち井原建設では毎月第一、第三土曜日の午前と午後の2回に家つくりセミナーを開催させていただいております。

「これからどんな家を建てていけばいいのか」

「住宅ローンはどこの金融機関を選べばいいのか」

「上がり続ける電気代、これからどうしていけばいいのか」

「太陽光発電ってどうなの?」

「生命保険、火災保険、学資保険など見直して家計を楽にしたい」

等々テーマごとに専門の講師の先生をご用意し、ご相談される方に適したアドバイスをさせていただいております。

弊社ホームページの申し込みフォームから、お聞きになりたいテーマ、ご希望の日時をお知らせください。

知っている、知らないで大きく違うことがたくさんあります!

これから家を建てたいと思っている方はもちろん、もうすでに建てられた方、家計の見直しをしたいと思っておられる方でもどうぞご遠慮なくご相談ください。

相談は無料です。

お申込みはこちら! ← クリックすると申し込みフォームに行きます。

皆様のお申込みお待ちしております(^^)













皆様よいお年を!!

2019年12月31日 16時21分14秒 | 徒然日記
こんばんは。

今年も今日が最後となってしまいましたね

皆様のところは大掃除は大方終わりあとは紅白あるいはガキ使(笑)を待つのみといったところでしょうか(笑)

我が家は早めに少しづつやっていたので大方終わり、ちょっと一息ついているところです。

例年はぎりぎりまでどころかひどいときは年越してもまだ、なんてこともありましたが今年は結構のんびりできそうです。

さて!

今年最後の話題提供(^^)

実は先日、ゼロエネ住宅(ZEHゼッチ)にお住まいのオーナー様から電気代の請求書を送っていただきました。

このブログでもしばしば取り上げさせていただいておりますが、この毎月送っていただいているデータがとても役に立っております。

太陽光発電が日射量が少ないといわれる山陰で本当に効果があるのか等々いろいろなヒントもいただいております。

今回は11月分と12月分のデータを送っていただきました。

結構意外だったのでご紹介したいと思います。

11月分の電気代請求金額が¥9,545

売電金額が¥11,228.

電気代は0円で1,683円の収入がありました。

12月が電気代の請求金額が¥11,056

売電金額が¥3,976.

差し引き12月の電気代は7,080円でした。

一般に、売電金額が多いのは5月と8月と聞いてましたので、今回のこの数値は意外でした。

11月が売電金額が結構あってびっくりしております。

今年の11月って晴れの日が多かったかな、と思い調べてみました。

今年の11月の日照時間の合計が143.2時間でした。

過去5年間の11月の松江の日照時間の平均が108.64hでしたので例年よりも35時間多いですね。

11月といえば普通の家でしたらそろそろエアコンつけようか、ファンヒーター入れようかというころ。

太陽光発電でこれだけカバーしてくれたらかなり助かりますね(^^)

「山陰は日照時間が少ないから太陽光発電にしてもつまらん」などと一時期は言われていましたが、最近は太陽光パネルの効率も上がってきてます。

売電単価は下がる一方ですが年間の売電金額をトータルで考えてみるとむしろ10年前よりも売電金額は増えてます。

もちろん売電目当ての太陽光パネル搭載はお勧めしませんが、自家消費目的で将来にわたる電気代の上昇に備える手段としては大いにお勧めしております。

新築の際にはぜひ導入をご検討ください。

他にも良いご提案を用意しておりますよ(^^)


というわけで、令和元年も残りあと7時間余りとなりました。

今年もたくさんのお引き合いいただきありがとうございます!

来年も引き続きご愛顧のほどよろしくお願いいたします!

皆様良いお年を!!!