ヒートショック死確定フラグ立ちました(笑)

2017年03月28日 23時19分25秒 | 徒然日記

「ヒートショック死」

 いきなり物騒なタイトルですがどうやら自分の死因が確定したかもしれません

先般「おんどとり」なる機器を購入しまして。

こぎゃんやつです



デジタル温度計&湿度計です。

が、このさんやつがお利口なのは設定した時間ごとに温度と湿度を自動的に記録してくれるところ。

例えば今回実施した実験では1時間に設定。

そうするとこのさんやつは健気にも1時間ごとに律儀に温度湿度を記録してごします。

さらにWiFi環境であればパソコン上でほぼリアルタイムに確認できます。

「ふーん...そうでどげして?」

なかなか鋭い疑問です

写真の通りこのさんやつは全部で5台あります。

これを家の中や外において外気温と室内の温度との差を確定、また室内各所の温度差を

測定して快適な家創りに具体的なデータをもって役立てようという汲み取りなのでございます

もとい、取り組みなのでございます

記念すべきこの取り組みに一番最初にご協力いただいたのはちょうど今年で10年目を迎えるスーパーウォールの

家。




2月の寒さの厳しい時のデータです。

この日の外の平均気温がなんと0.2℃!

そして室内はご覧のような状況でした。

室内平均温度の最低と最高の温度さがおよそ5℃ですね。

玄関が一番低いですが居室部分との境を建具で仕切っておられたせいと考えられます。

他は各部屋の温度差は2℃以内

ちなみに暖房は蓄熱暖房機の6kw1台のみ。補助暖房もなしです。

もひとつちなみのQ値2.03、C値0.77です。

ひとつ安心したのが床下の気温の推移。

基礎断熱ですが断熱材の厚さが3センチ。

今ではちょっと物足りない厚さではあります。

にもかかわらず12℃~14℃をキープしているので安堵いたしました

グラフもそれぞれほぼ横ばいをキープしておりますね

そしてこっからが本題!?



先ほどのグラフと比較してずいぶんにぎやかになっております

実はこれ恥ずかしながら我が家でございます

築40年は建ってるか...

息子が生まれたときに一部増築、その際にあろうことか断熱材は一切いれず。

真冬のある晩、ファンヒーターを20℃設定で稼働、就寝時に切って翌朝の室温が

6℃!

ほぼほぼ外だがん

なんてことを俺はしたんだ

と、この体験がわが社を高性能住宅へと大きくシフトさせるきっかけとなったのでした。

それから10年経ち、件の無断熱部分を断熱リフォーム。

それがこのグラフのリビング部分です。

蓄熱暖房器を設置しているため比較的室温はある程度一定を保っています。

また、2階の子供室。

息子がエアコンをつけっぱなしにしている間は当然ながら室温は維持していますが

注目すべきは午前0時から1時の間の急速な室温の低下!!!

10℃以上わずか1時間で下がってしまっている!

これが何を意味するか...

さらにさらに

リビングとトイレ、洗濯脱衣室との温度差

17℃はある

ヒートショックが起こるといわれている温度差10℃を大きく超えてしまっている

トイレ、洗濯脱衣室はほぼ建築当初のまま。

断熱材は一応グラスウールは入ってはいるがおそらく壁の中でずり落ちてしまっているでしょう。

オマケに「換気のため」と称して窓は開けているからほぼ外と同じ



今はまだ若い?からなんとか持ちこたえているけどだんだん歳を重ねていくと...

正直不安です。

日頃住宅の断熱性能と健康について勉強はしているのでなおさら

ヒートショック死確定フラグ立ちました(笑)

このあまりにも対照的なグラフ。

この差の意味するものとは

それは4月15日(土)16日(日)に開催させていただく完成見学会にて

















OpenHouse&FlowerArrangement

2017年03月19日 22時22分52秒 | 新築
いきなり横文字タイトルですが(^^;

前々回でお知らせしました新築のおうちの完成見学会&フラワーアレンジメント教室。


おかげさまですぐに申込みがあり残りあとわずかとなりました。

お早めにお申し込みくださいまし。

さて、あらためまして講師の先生のご案内。

実はわたくしめの高校時代の同級生です。

数年前の同窓会で再会。

お花の先生をしてらっしゃるときいてすぐに閃きました。

うちはホームページでも謳ってますように「知る人ぞ知る」工務店。

いわゆる地場の工務店でして見学会は毎回開催していたもののどちらかというと

マニアのための見学会(苦笑)。

女っ気の毛の字もございませんでした。

なんとか鼻、もとい華が添えられないものかと思っていたところに矢田の渡しが...

そして今回ようやく実現の運びとなりました。

多分当日は室内は花のいい匂ひで充満していることでしょう。

むさい男くささも一掃されてるはず

というわけで講師の先生のホームページはこちら

「flower design Julia」のホームページです!





断熱材?

2017年03月13日 23時46分32秒 | 徒然日記

唐突ですが...

断熱材って何を使ったらいいと思いますか?

グラスウール、吹付断熱材、セルロースファイバー、硬質ウレタンボード

遮熱シート(断熱材なのか!?(苦笑)

他には...

思いつかんけんこれくらいにしちょいて(^^;

いったいどれを使ったら一番いいのか?

将来もっといい高性能の断熱材が出るかもしれない等々

せっかく建てた新築の家、向こう何十年と住宅ローンを返済していくのに

途中でもっと性能のよい、おまけに安い!なんてものが出たら

クルマと一緒で途端に自分の家が古臭くみえてくるかもしんない。

そしたら目もあてられない

でも、最近あることを思うようになりました。

「断熱材って所詮は断熱材だがん!」

「なんのために断熱材を家創りのために使うのか?」

って考えたとき、答えは簡単に言えば

「夏涼しく」

「冬暖かく」

暮らすため。

そのための手段としての「断熱材」

そう!あくまで「手段」にしか過ぎない。

とはいっても「夏涼しく冬暖かい」というのはちと抽象的すぎる

そこで、具体的に数値目標を設定して考えたらどうかなって。

例えば家の中で一番寒い場所の温度が最低16℃を下回らないようにしよう!とか。

「断熱材を何にしよう?」から「家の中の最低温度を何℃にしよう」に考え方を変えてみる。

「家の中の最低温度を何℃にする」のって断熱材の性能だけでは実現できません。

様々な要素が関係してきます。

なので、将来どんなに高性能な断熱材が出てきても室内温度が目標温度を維持できていれば

全く気にならないはず!

「冬暖かく過ごしたい!冬、トイレとか風呂に行くのに寒くない家がほしい!

 トイレの気温が16℃を下回らない家がいい!」

そんな家を創るための手段の一つにしか過ぎない断熱材。

手段にしか過ぎない断熱材。

だからなんだっていいんです。

誰が施工してもほぼ一定の性能がでてしっかりC値が出て(C値についてはまたいつか(^^;)

他いろいろ...

なんてこんな考え方ってどうですか?










4月になれば...

2017年03月08日 00時09分09秒 | 新築

ようやく足場が取れました。

このプロジェクトがスタートして1年余り…

なんとかここまでたどり着きました。

この家を建てることでどれだけ多くの事を学ぶことができたか、そして実践させていただくことができたか…

思い入れがありすぎて鼻血が出そうですわ(笑)

4月に入ったら皆さんに観ていただけます。



完成見学会は

4月15日(土)16日(日)

お施主様のご厚意により開催させていただきます!

そして...

4月15日(土)になんと!

完成見学会の会場で

フラワーアレンジメント教室を開催します!



先着5名様です。

すでに数名はお申込みいただいており残りわずかです。

お申込みは弊社HPかこのブログのコメント欄、もちろん直接お電話いただいても結構ですけん!