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新年あけましておめでとうございます。

2021年01月01日 17時40分07秒 | 徒然日記
新年あけましておめでとうございます。

今年も皆様の夢のお手伝いをスタッフ一同精いっぱいさせていただきます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。



写真は知夫の朝焼けです(^^)


今年もありがとうございました!~来年も夢のお手伝い~

2020年12月31日 17時30分57秒 | 徒然日記
大変ご無沙汰しております(^^;
ご無沙汰しすぎて今年もとうとう今日でお開きとなってしまいました。
前回の投稿から3か月以上も空いてしまいましたがその間何をしていたかというと...
いろいろやっておりました(笑)
今年の春先に2棟お引渡しをさせていただいてしばらく新築の施工はなかったのですがありがたいことに大変多くの方とのご縁がありました。
今までになかったくらい多くの方からのお問い合わせがありうれしい悲鳴をあげているところです。
本当にありがとうございます。
おかげさまで大社町での新築工事がスタートしました。
また、2月からは松江市の西尾町でも始まります。他にも複数のお話をいただいており来年は皆様により多くの作品をご覧いただけると思います。

そしてついに「隠岐知夫里プロジェクト」が始動しました。
タニヤマは11月末から12月25日まで滞在し、地盤改良工事、基礎工事のコンクリート打設まで見届けてまいりました。

知夫里といえば...



赤壁と呼ばれる200mの断崖絶壁や





アカハゲ山という素晴らしく眺めの良い場所が有名です。

また、人口わずか670人余りではありますが人口増加率は全国1位!
外国人の方や東京からの若い方々のIターンもあり大変魅力的な島です。
観光名所だけでなく日常の中に普通に絶景が...







こんな風景が普通に間近に見れる贅沢さ!
この地に弊社は事務所を構え、お施主様の夢のお手伝いをさせていただいております。



『こんな離れ小島のようなところに高性能な家を建てたい』と弊社をご指名いただきました。
そしてついにプロジェクトがスタートしたのです。



基礎工事の打設が完了したところですが、実は今回全国でなんと2例目という仕様を採用しとております。
ベタ基礎+防蟻シート施工により「防蟻保証10年」とは従来からの弊社の仕様でしたが、今回からベタ基礎一体打ち+防蟻シート仕様とすることで防蟻保証が15年となります。
基礎コンクリートをベタ基礎の耐圧盤と外周部の立ち上がりに加え内部の立ち上がりまでも一体打ちとすることで耐震性能も向上します。
また、気密性能や浸水にも大きな効果が期待できます。
この仕様は今回のプロジェクトから以降、弊社で新築させていただく家はすべて標準仕様となります。

このプロジェクトの様子は今後随時お伝えしてまいりますけん!

さて。
コロナ禍により世界規模で大変な年となってしまった2020年でしたね。
いろいろと辛く厳しいこともありましたが反面一気に普及したリモート会議システムは数少ないメリットの一つで合ったと思います。
遠方の離れた家族をより身近に感じることが出来たり、仕事上では無駄な(笑)出張もかなり減ったのではないかと思われます(^^;

こんなご時世だからこそしっかり前を向いてすすんでいきたいと思います。
皆様方の夢の実現のため、来る年もお手伝いをさせていただきます!

新年は1月7日木曜日から営業いたします。尚、急なお困りごと等ございましたらどうぞ遠慮なく各担当までお知らせください。

それでは皆様、よいお年をお迎えください。
そして新年もどうぞよろしくお願いいたします。

年明けは1月4日から知夫に帰省するタニヤマでした。






パッシブデザインコンペ結果発表

2020年09月19日 00時06分13秒 | 徒然日記
こんばんは。
先日の台風一過、一気に涼しくなりましたね。
気温差が激しいと体調崩しやすいのでお互いに気を付けましょうね。

さて。
前回のブログでご紹介した「パッシブデザインハウス」
実際に建てさせていただく家以外で実は「設計コンペ」なるものに毎年参加しています。
今年で3回目となりますこのコンペ。
中四国で家つくりを共に学んでいる工務店さんで作る勉強会のイベントです。
毎年なんとか業務の合間を縫って作った作品の数々、今年は中四国全体で34件の応募があったそうです。
そのコンペの結果発表が先週ありました。

上位3位までが入賞となります気になる結果は...

1位~3位まではなんと共に山陰で学んでいる米子の工務店さんの独占でした。
他にも7位に入賞されておられました。
気になる弊社は(^^;
6位を最高に以下、11位、18位、23位でした。
なかなかの検討ではなかったかと思います。
しかし、上位10社のうち、山陰勢は5社!!!
なかなかのレベルの高さではないかと思います(^^)

ではその6位の作品を特別公開(^^)







どうでしょうか(^^;
課題に「西側にある桜を満喫したい」という要望がありましたので桜を大々的にフィーチャーしてみました。
が、上位入賞された皆さんの作品と比べてみるといわゆるきちんとお伝えするためのツールとしてはまだまだかなぁ、というのが率直なところです。
でも昨年と比べ順位もかなり上がったのでこれを励みに来年もしあればチャレンジしていきたいと思います。

では。





パッシブデザインハウス

2020年09月03日 22時06分17秒 | 徒然日記
こんばんは。
ものすごい勢力の台風10号が日本に近づいておりますが、幸いにして(といってもよいのかどうか...)
幸いにして松江はまたしても大きな影響は免れそうな感じではあります。
そういえば昨年ままともに直撃したのに...
ど真ん中を通ったはずなのに気が付いたら過ぎていた、ということがありました。
恐るべし出雲大社はじめ寺社仏閣の皆様方!!

さて!
今回は弊社で14年前に建てさせていただいた家のご紹介です。



弊社唯一のパンフレット、きわめてレアなパンフレットの表紙を飾るこの家です。

「自然と調和する家」

いつの間にかもう14年も経つんですね(^^;
この家は弊社にとって非常に大きな意義をもつ家です。
今でこそ今風の(笑)家がほとんどですが昔はほんとに地元の工務店が建てる田舎の家、という感じでした。
屋根は瓦(もちろん瓦がダメということでは全くありません!瓦は耐久性に優れたとてもよい屋根材です)
破風板は反っている、断熱材は入れない(当時は「ある信念のもと、あえていれなかったようです)
など、デザイン性はほぼ皆無、実用重視?という感じの家ばかりでした。

この家はそれから大きくシフトチェンジできた節目の家だったのです。
設計当初、社長(故会長)からいろいろ横やり(^^;が入ったことを覚えています。
瓦ではない、モルタルの壁でない、ユニットバスの採用!?等々
それを当時はついつい社長に気を使ってしまいがちだった設計担当のI氏をなだめすかしながら(笑)
面従腹背で突っ走ったのがこの家です。

断熱性能に力を入れた第1棟目であったと記憶しています。
断熱材はLIXILのスーパーウォールではなく、快間パネル。
断熱性と耐震性を兼ね備えたなかなか優れた材料ではありましたが、それでも今と比べたらかなり見劣りはしてしまいます。

実はここ最近、この家がにわかに再評価されてきてまして。
きっかけは3月末にお引渡しをさせていただいた「くるり亭」


このくるり亭に先日お伺いしてお話を伺ったのですが、そもそも弊社に着目していただいたきっかけがこの「自然と調和する家」
だったのだそうです。
こちらとしては正直意外でした。
写真も当時はデジタルカメラに移行したばかりのころで、RicohGX-100導入前のSONY cybershotでした。
内観写真もあまりよいのがなくアピールするにはちょっと弱いかなぁと思ってはおりました。

ただ、作品としては非常に気に入っていました。
ほぼ真南に面した建物ですが、大きく伸ばした庇、たくさんの光を取り込むべく配した窓、当時の社長が「切ってしまえ!」といっていたのを何とか乗り切って残したケヤキの木。法面に大きくせり出したウッドデッキ等々...
とても14年前の家とは思えないくらい素敵な家だと今でも思っています。

まさにパッシブデザインの走りとなるような家であったと自負しているこの家に今日、設計担当のI氏が訪問してまいりました。
今まで大きなメンテナンスもなく来たわけですがどんな生活をされておられるのか非常に興味をそそられたのですが。

とにかく!
非常に快適だそうです。
ただただ快適!

夏は朝のちょっとの間だけ東から朝日が差し込むもののあとは大きな軒のでとケヤキの木、西側にある栗の木その他雑木がうまく日射を遮ってくれるそうです。



冬は逆にケヤキの葉も落ち大きな窓からめいっぱい日の光が入り、とても暖かいそうです。
早朝だけは寒いのでファンヒーターを一時的につけるそうですが、天気の良い日はまずエアコンつけることはないそうです💦



さらに驚いたのが電気代!
さすがに断熱性能、気密性能とも今と比べても見劣りはしますが、夏で家全体で20,000円くらい、逆に冬は夏より安いくらいだそうです!
日照時間の短いといわれる山陰ですが、上手に設計、利用すればここまで快適にできる良い事例だと思います。
断熱性能、気密性能とも数値で比較すると今よりはどうしても見劣りしてしまいますが、そもそも何のために性能を追求するかといえば
「生活をより快適にするため」です。
「建てたあとの生活が大事」
これに尽きるといつもお話させていただいておりますが今回まさにそれを実感しました。

現在の写真やより詳しい内容については近々弊社HPのお客様の声に上がるとは思いますのでそちらをご覧ください。

しかし、今回このお客様の声をきかせていただいて、やはりパッシブデザインは必須であるなと思いました。
弊社では日ごろ、お越しいただく皆様方に「まず性能!」とお話させていただいております。
が、今回認識をあらためました。

まずはパッシブデザイン!

「建物のあり方に工夫して、​

建物の周りにある自然エネルギーを最大限に​

活用・調節できるようにし、​

高い質の室内環境を実現させながら、​

省エネルギーに寄与しようとする、​

建築設計の考え方とその実践的手法」

もちろん地域によってこれらすべてを

取り入れることができない場合もあると思います。

ただまずはこれらを念頭において設計していくことが大事なのだと思いますが皆様はいかがでしょうか?









生活実測データ

2020年08月24日 18時15分50秒 | 徒然日記
こんにちは。
今日も1日お疲れ様でした。
毎年お盆が過ぎると朝晩なんとなく涼しくなってどことなく秋の気配を感じるものですが今年は梅雨の明けが遅かったせいか、猛暑はまだしばらくは続きそうですね...
さて、今日は「生活実測データ」と題してこの猛暑の中、私たち井原建設で家を建てられた方がどんな温湿度環境で生活されているか、実測データからみてみたいと思います。
今回の家は「くるり亭」です。



8月18日のデータです。
気温はそこまで高くはなかったのですが湿度がかなり高めです。
外気の平均湿度が80.8%
気温が高くなくても湿度が高いと結構暑く感じられます。

外気温の平均気温が28.0℃、平均湿度が80.8%
これに対して1階LDKの平均室温は27.6℃と外気温と比べて0.4℃しか変わりません。
(しか、といいましたが実は1℃の違いって結構大きいです。そのあたりのことはいずれまた(^^;)
ところが湿度が全然違います!
外気の湿度が75.1%に比べ室内の湿度は57.7%!
過去にお引渡しさせていただいたおうちの感じからすると、体感的にはかなり涼しいのですが...
あ、ちなみにエアコンは1階LDKの14畳用エアコンを1台24h稼働です。
27℃設定です。

こんなサイトを見つけました。

不快指数

これに内外の平均気温と湿度を入力してみると両方とも「やや暑い」と出ました(^^;
でもなぁ...
実感としてはなあ...
まぁ暑い寒いは個人差もあるし男女差もあるのでご参考程度にしてください(^^;

ただ一つはっきり言えることはこの家にお住まいになっているオーナー様からは非常に快適である、という評価をいただいておりますけん(^^)
実は数値、データよりもお客様の「いいがん!」「快適~!」の一言がとてもうれしい!
ただただそれに尽きます。
ありがとうございます。

何はともあれ、肝心なのは「感覚」とそれを裏付ける「実測データ」。
感覚はもちろん個人差があります。
でもその差を少しでも埋めるべく、きちんと実測していくこと。
それが大事なんじゃないかと思っておりますがいかがでしょうか。