どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

カンムリカイツリがいた

2016-11-26 01:07:20 | 日記

 

トリインフルエンザ騒ぎが続く高松の池です。あんまり気にしないんで行ってみます。変な鳥がいたと思ったら、カンムリカイツブリです。初めて見ました。毎年1〜2回は目撃されているようですが、運が悪いのか私は見たことがなかった。

 

 

ミコアイサご一同も来ております。今回はオスもいますね。

 

 

コガモのメスもいました。オスはどこにいったのでしょうか。

 

 

カイツブリもいました。いつ見ても可愛い。

 

 

アイサ艦隊出撃です。カワアイサの群れにミコアイサが混じっています。まるで軍艦と巡洋艦の中に駆逐艦が混じっているようで、それでいて編成的に変な艦隊です。なお空を飛べますので、実は空母?

 

 

カンムリカイツブリは夏毛が派手なので、ぜひこのまま居着いていただきたい。誘致のためには当方労を惜しみませんと言いたいところなのだが、カイツブリは餌付けされないんですね。残念なことです。絶滅危惧種ですね。

 

 

水上ではとてもスタイリッシュな巡洋艦ですが、まあ陸地ではえらくおっさんくさい鳥です。赤い足の水鳥は美味しいという伝承がありますが、カワアイサのおっさんぷりでは、美味しくなさそうです。そういえば川魚など魚や貝を主食とする鳥でうまいと言われているのは鶴しかないような気がして来た。

江戸時代には白鳥・鶴・雲雀・クイナ科のバンが珍重されたという。多分縁起物だろう。オオバンがうまそうには見えない。クイナを食べる話は聞かないな。そのうちインドネシアで食うかどうか聞いてみよう。

 

 

ショスタコーヴィッチの交響曲第12番の第一楽章冒頭にどう考えても、クルト・ワイルの「マハゴニー市の興亡」の冒頭のテーマがはいっているよなぁ。ピグペグたちが砂漠のど真ん中で立ち往生して、こうなったら街を作ってやるというところの本当に最初っからある基本音形だ。変形しているけど、スピードも違うけど。

もしもそうならメインで使われている革命歌と合わせて、意味のあることになる。ただワイルの作曲した実在しないはずのマハゴニー市は、その後存在することになった。それはラスベガスだ。まだ滅びてはいないが。ショスタコーヴィッチが12番を書いた頃だと、悪徳の都として引用してもおかしくない。

まあ10月革命を率いたスターリンをたたえる曲だから、対比としてはいっているのだろう。

こんなこと誰かが調べているんだろうな。


今日は少し外に出た

2016-11-25 00:59:40 | 日記

 

今日はいい天気だったようだ。少し悔しい。

だが風邪で外に出ないためか、腱鞘炎が驚くほどよくなった。何しろカメラ持たないし、家にいても必要以上のことをしないわけだし、洗濯もこのところサボっていた。鍋を振るうような料理もしないわけだから、確かに良くはなるわな。自転車にもそう乗らないわけで。腱鞘炎には何もしないことが一番だとよくわかった。

 

 

今日はいったニュースでは、高松の池の白鳥が死んでいたのが発見された。そしてH5N6亜型トリインフルエンザウイルスが発見された。さてトリインフルエンザは滅多なことでは人には感染しない。だから安心というわけではない。ガン・カモ類はトリインフルエンザで発病しないとされている。その白鳥がトリインフルエンザで死んだのかどうかは、解剖して見なければいけないわけで、実は岩手大獣医学科ではできない。強毒性トリインフルエンザが疑われたのだ。そこで北海道大学に送られた。この死骸はバイオセーフティーレベル2以上の施設内で扱わないといけない。解剖して病理所見ができる獣医がいてとなると、北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターに運ばれたのだろう。そこにはレベル3の施設がある。なお同様な施設ではつくば市に動物衛生研究所があるのだが、北海道に送ったという意味がなんとも言えない。秋田市の動物園でのコクチョウの死とシロフクロウの死があったためだろう。鳥取でもオナナガモの糞から検出されており、蔓延している可能性が出ている。

鶏がトリインフルエンザで死んだとしても、大ごとにはならないわけで、耐性のある白鳥がこれで死んでいたなら大変な話になる。結果は12月に入らないとわからないわけだが、養鶏業者は今パニック状態になっていると思う。すでに立入検査が始まっているようだ。今の所高松の池3キロ圏内の養鶏業者にはトリインフルエンザは認められていないようだ。

糞の中のウイルスが飛散して他の鳥に移る可能性がある。なので水鳥を陸上で餌を与えるのは、やめたほうがいいだろう。

そして本来ならばだ、7歳以下の子供と70歳以上のお年寄り、特に要介護の方達は高松の池に近寄ってはいけない。なのだが、この年代がなぜか一番行きたがるのだな。

 

 

ブルックナーの交響曲は、音的にはワーグナーの影響にあるというが、交響曲の作家だったのでベートーベンの影響下にあったという。ウン?何それ、ということでブルックナーの7・8・9番を聞いているのですが、そう言われればそんな気もします。ただベートーベンの第一主題が異常に短いのでできたことを、息のながいフレージングでやるとなればそれはそれは困難なことで、作曲技法が完成するまではもうどうしようもなかったというべきなのか、そう言われればそうだ。9番はかなり近い。だが8番とかだと演奏時間が2倍に大きくなっていて別物に近いわな。

風邪をひいて暇だからできることだな。

ああ、アメリカで拒食症の女性の経管栄養補給拒否を裁判所が認めた

裁判記録によると、29歳の女性患者は州当局によって、鼻に通した管から液体の栄養を胃に直接送り込む措置を強要されていた。しかしこの措置が原因で8月に心不全を起こしたことから後見人を通じ、苦痛緩和ケアへの切り替えを認めるよう、裁判所に申し立てていた。」

極端な例かもしれないが、中国でサギにあって大学入学金を巻き上げられて絶望して心不全を起こした人が、報道で二人いるようだが、人は何かあると心臓を止められるようだ。ただ拒食症の苦痛緩和ケアというのは全く理解できない。麻薬を使うということなのか?それは療法なのか。

ただこれは自殺幇助になる可能性がある。それを裁判所が認めたということになる。もちろんカウンセラーやら聖職者やらでこの自殺行為を押しとどめられればいいのだが、彼らのいう人道では相当厄介だぞ。

アメリカにおける権利というのは、どこまで拡大するのか。この夏に27キロだったようだ。そこまでいってしまったのに、経管栄養補給すらも拒止してしまうのは、真に死にたいのだろう。だが、法が認めてしまったらそれは社会への問題となるぞ。

苦渋の判決なのだろう。一般化して欲しくないが、多分そういった世の中は近い。


熱は下がらない

2016-11-23 22:39:29 | 日記

 

今日は引きこもった。夕方買い物に行ったが、今年最高の冷え込みということで氷点下に近い。冷たい風は頭に気持ちいいいが、体の具合は少し悪くなる。

一日頭を冷やしながら本を読んでいた。どうもネットを見ているのも良くない感じだった。容体は一進一退だが、それでもいい方に進んでいる。

 

 

だがだ、薬のせいかボゥとする。食器を水につけようと洗った炊飯器の釜に水を入れていたのだが、気がついたら30分経っていた。火ではなくてよかった。

まあそんな感じの一日だった。


ついに風邪をひく

2016-11-22 22:16:16 | 日記

 

気をつけていたのだがついに明らかに風邪をひく。今までも引きかけたことがあったのだが、なんとか抑えられた。それが今日は何かがおかしいと思って体温を測ると37度3分。泳ぎにゆく予定をやめる。

ただ最近の風邪をひくパターンが見えた。大酒を飲んだ後だ。気をつけよう。

 

 

カニエ・ウエストを新しい音楽だと紹介された時に、「古すぎる。ミニマルとフュージョンのラップじゃないか。新しいとは思えないぞ」といって顰蹙を買ったことがある。今でもその考えは変わらないが、そんな要素をまとめ上げてしまう彼は最高のリノベーターだと思う。まあ現代音楽にまで手をつけた人間にとっては、よっぽどのことがない限り新しいとは思えないわけで、辛口になってしまうわけだ。

蛇足になるが、騒音としか聞こえない現代音楽や音楽ジャンルのノイズの中にも明快に音楽性というのがある。その音楽性を聞き取れるかどうかというのは大きい。町の騒音も偶然音楽になることがある。有名なのはニューヨークだろう。一枚の岩盤の中にある地下道やら道路やらの振動が、高層ビルを共振させ、常に重低音が鳴り響いているという。音楽はメロディーや構成の中にあるだけではない。そのせいか、ストリートミュージシャンとかアマチュアの上手い人を聞くと、悲しくなる時がある。ものすごくうまいのに、彼の中の音楽性が見えてこないのだ。昔から一流と2流の音楽家の違いは何かというのを考えているのだが、この音楽性がどうかなのだろう。

カニエ・ウエストは好きではないが、明らかにギフテッドだ。そのカニエがコンサートを1時間半遅らせた挙句2曲だけ歌って政治的メッセージを言い出して、コンサートを放棄した。そして今日緊急入院した。

何が起きたのだろう。「俺は投票しなかったが、投票したらトランプに入れただろう」といったそうだ。もしかするとこれがヒントになるのかもしれない。恐慌を起こしているのだ。何に対して?トランプ大統領へだ。このところおかしかったという。それは彼が黒人だからだ。トランプ氏のマイノリティへの発言が続いていたが、現実に大統領になったら自分にも危害が及ぶと考えているのかもしれない。いや彼には麻薬でもやらない限りないと思うが、彼を弾圧できる政治家はいないとおもうのだが。

だがアメリカ大統領選の頃から、イスラム教徒のトランプ支持率は高かった。これはアメリカ国籍を持っているイスラム教徒があえて支持したと言われている。ヒスパニック系の有権者でトランプ氏に投票した人も、恐怖で投票したのだろう。社会的弱者として、将来を考えて投票したのだ。

6月にアメリカ人の教師と話をした時に、彼の友人のイスラム教徒はみんな恐慌状態になっているといっていた。国籍を持っている人までも恐怖に怯えているという。それではヒスパニックなんかもっとすごいだろう。黒人も、昨年から警察官とのイザコザが続いている。

投票に行かなかった。それが恐慌の理由だろうか。カニエだったらどこにでも住めると思うのだが。

そのトランプ氏だが、例の不動産教育の「トランプ大学」の件で和解した。とりあえず大統領になる前の禊は果たした。そしてだが、ニューヨークのマンハッタンのど真ん中のトランプタワーに住んでいる分、ニューヨーク市の警備費用が一日1億1千万かかっているという。道路封鎖とかできれば簡単なのだが、それが全くできない場所だ。おかげでこんな経費がかかっている。多分彼の持っているケロッグ氏の娘の豪邸に引越ししてもらった方が警備費は圧倒的に安くなるだろう。

 

 

リビアでペットのサルが、女子学生を襲って顔に傷つけスカーフを剥ぎ取った。どうも公衆の面前だったようでイスラム的にはアウトだ。問題は彼女がスレイマン族だったこと。これで有力部族カダファ族とスレイマン族の抗争が勃発した。まずスレイマン族の男たちがペットを飼っていた男とその周りの男とサルを殺す。するとカダフィ族が報復する。そしてそしてとつながって、迫撃砲を持ち出して死者20名負傷者50名以上に及んだ。

うん。まるで太平記を読んでいるようだ。日本はどうか?モンスターペアレンツ問題が過激化すれば、多分こうなるのだろうな。法的に損だからやらないだけで、損でなければ、迫撃砲を持っていれば、あるだろうね。


味覚というのは人それぞれだ

2016-11-22 00:40:40 | 日記

 

今日飲み比べたコロンビアコーヒーは盛岡で一番安い、大矢コーヒーのものであった。ダメージフリーのコロンビアは久しぶりだった。

逆に衝撃が走った。このところ飲んできたコロンビアにダメージがないものがなかったのだ。いい豆を買っていますとういう自家焙煎コーヒー店にあるわけで、お値段はそれなりにする。それでは利益率がどうなってんだろうという大矢コーヒー店のグラム280円にダメージがあったら、コロンビアではダメージは避けられないという結果になる。だが一番安いのにダメージがないのだ。

 

 

豆の個性ということではダメージも個性なのだが、ダメージというのは収穫後に起きることなのだ。例えばレッドチェリーで乾燥させる場合、収穫後急速に乾燥させる必要がある。天日乾燥できるのはブラジルだけで、加熱乾燥は果肉の柔らかさから考え難い。他の地域では早く果肉を向いて除去した方がいいのだが、ここで産地で考え方が違う。インドネシアのようにレッドチェリーを池に半日つけてから一気に脱核までする地域もある。多湿地帯では果肉除去が遅れれば遅れるほど、マメに果肉の匂いがつくのだが、果肉が発酵した匂いとなるとどうしようもない。その上カビの発生までなるとそれはモカになる。そういった製造管理過程がどうなのかという話であって、実は品種も産地も土地もない話なのだ。やろうと思ったらクリアーで土臭のないマンデリンはあるわけで、エチオピアでも可能なのだ。

 

 

安定供給という点では、ダメージコントロールというのはとても難しい話だ。農産物であるコーヒーにはとても大きい。だがそれをわからないで個性というと、店としてはどうなのだろうか。来年は、ダメージフリーになったら味がガラっと変わるわけで。ある程度の幅で味を安定させなければいけないというのが、店の仕事だと思う。それがわからないでコーヒーを使う人の多いことが問題なのだと思う。

 

 

舌をテキストにしてはいかんよ。舌は舌なのだ。わからないことは言葉にしてはいかんのだよ。

だからこれは言いたい。商社の言葉を鵜呑みにして出している店が多すぎる、ということだ。自信がないからそうなる。そして仕入れたのをさも個性ですというのは気持ち悪い。

コーヒーは大昔から商流が少し変だ。不味いのを買ってしまってそれを流してしまう商社や、それでもなんとかしてしまうロースターで成立していた。そこに自家焙煎コーヒーショップが入ることでカオス化しているように思える。

最後に、コーヒー豆のダメージは単品では個性とかそう言えるのだが、ブレンドになるとかなり難しくなる。ダメージコロンビアとモカの組み合わせは意味がないでしょう。ダメージはダメージで足されてしまうわけだ。ブラジルと果肉臭のあるコロンビアでは味を損なう可能性がある。そこから脱出しようとすると、深入りになる。コーヒーの苦さとカラメル様の甘さでと、加熱時間で匂いを飛ばすのだ。これはこれで間違ってはいない。そういった店はダメージを理解しているからだ。

ダメージが安定供給にいかに問題かというのがわかっていないと、わけのわからない個性と言い切るのだろう。

テキストで自分をごまかしてテキストで客を納得させるのは、いいことではないぞ。わからないものを売るのはとてもよくない。