どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

今日も何事もなく

2016-11-05 01:10:31 | 日記

 

今日も何事もなかった。高松の池にゆきキンクロハジロと戯れる。今日は変わった鳥もいない。マガンはどこかにいってしまったようだ。

 

 

シカゴ・ブルズがワールドシリーズ優勝した。108年ぶりだという。球団そのものは18971年に設立した上、シカゴから動いていない。オーナーも1度しか変わっていないように感じる。1916年以降リグレー・フィールドから動いていない。全米で2番目に古いMLBの球場だという。2008年に2番目に通算10000勝したチームだ。つまり割と強いのに、ワールドシリーズはおろかリーグ優勝すら見放されたチームだった。

1945年にリーグ戦で優勝しワールドシリーズに望んだ時から勝てなくなったという。

地元のバーの経営者、ビリー・サイヤニスはブルズの熱狂的ファンだった。そして球場にはペットのヤギのマーフィーと一緒に観戦していた。もちろんヤギのチケットも買って入っていた。だがこのワールドシリーズの時に突然ヤギの入場を断られた。多分なのだが以前からヤギが臭いというお客がいたのだろう。ワールドシリーズなので、それで断ったのかもしれない。だが、ビリーはえらく怒った。そりゃそうだ。今まではヤギと一緒だったのが、突然断られたのだ。そこで捨て台詞を吐く。

「カブスは2度と勝てないだろう。リグレー・フィールドにヤギの入場が許されるまで、カブスは2度とワールドシリーズに勝てない」

この年、カブスはワールドシリーズ優勝を落としたのだった。

さらにダメダシもある。1969年にビリー本人が、1972年と1983年にはビリーの甥のサムが再び山羊を連れて球場へ観戦しに行ったのだが、ここでも入場を断らた。直後にカブスがリーグ首位から陥落したという出来過ぎな呪いだ。そして1984年についにヤギが入場した。この時地区優勝はしたがリーグ優勝は叶わなかった。2011年以降、ヤギを飼ったり、貧者にヤギを寄付したりとヤギ活動をする。そして今回呪いが解けたということだ。

ビリーはヤギがブルズに幸運をもたらすと信じていたが、実際そうだったようだ。このブルズには黒猫は不吉という迷信もあるのだが、なかなかに出来過ぎで面白すぎる。

現代版ラインの黄金とでもいいましょうか、ラインの黄金もライン川に返してしまえば丸く収まったのに。ヤギを入れてしまえばよかったという話になりそうだ。でも108年ワールドシリーズから見放されたチームを応援し続けたファンがすごいな。対抗したインディアンズはもしも優勝したら68年ぶりだったという。アメリカでの野球の地位というのを改めて感じさせる。

広島カープの皆様、頑張ってください。



響にゆく。数えていないのだが大体のところ50%の確率で、私が酒を飲む予定で行くと、常連のオーディオマニアが3人揃う。私もオーディオの話は好きなので、結構付き合えるし、結構この3人のうち二人は醒めている。一人は素人なんで話は面白くないのだがやることがアクティブすぎて面白い。

いやその話ではない。私が午後2時前後に店にゆくと6割方混雑するのだ。今日もこのジンクスが発動した。店としても確かに人が入る時間帯なのだが誰もいなかった店がどんどん混んでゆくのは、なんとも言えない。なおこのジンクスをさらに強調するのが、変なディスクを持ってゆくとそれをかけさせまいと客が来るようだ。

ムラヴィンスキーのショスタコーヴィッチは、そんなに過激かな。交響曲5番を考えていたのだが。

日中にかける曲ではなさそうだ。これはそのうち実験しよう。掛けてもらえないことを前提にクセナキスを持ってゆこう。ここまで極北なら因果関係がわかるだろう。

 

 

そうこうしていると、夕方になってしまう。日が沈むのが早くなった。