どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

複雑な話をしたくとも脳髄が反応しない

2015-07-28 02:05:06 | 日記

 

日曜は都南のプールまで泳ぎに行く。やはり夏は屋外プールだ。自堕落になれるところが理想だ。その意味では都南のプールは盛岡では唯一無二の存在になっている。さすがプールサイドでの飲食と喫煙は禁止だが、ロビーとプールの出入りが自由だからロビーでジュースを飲む親子とか見ることができる。ただ昔の高松のプールのようにテントの下でお弁当を食べている親子を見ることはない。

ラグジュアリーである必要はない。ただ泳ぎたくなったら泳げばいい、そういった空気があるというのが結構いい。ただ真面目に子供が少なくなったというのに気がつく。15年ほど前だったら盛岡の仙北と高松の屋外プールはイモ洗い状態だった。それが綺麗さっぱりいなくなった。どういったことなのだろう。

まず料金の問題はある。総合プールとゆぴあすは一回限りの大人料金が700円だ。これが高松は150円だった。この料金の問題は実は条例が古いかどうかという問題なのだが、インフレファイターだったとは評価しようか。この値上がりは大きい。それでは都南のプールは300円だ。倍になっている。それでいて水深は1メーターと浅い。高松が50メーターで水深が深かったというゴージャスな記憶がよけいにチープに感じさせるのかもしれない。

その前に少子化は大きい。設備の整ったプールの方が親としては選択したくなるだろう。万が一が少なそうなところを選ぶ。そういったところもあるだろう。その意味では波を作れるプールと50メートルプールを持っていた繋温泉の公営プールが設置後早々と閉鎖されたこととは、夏季営業のみということと場所の問題もあるが、屋外というのが選択肢にないと考えられる。お母さんの問題だ。

それでは同様の波を作れる民営プールのみの「けんじワールド」はなぜ閉鎖したのかといえば、遠かったのと料金の問題になる。そしてゆぴあす開業が大きいかもしれない。例のごとく民業圧迫だったと思う。だがなぜ利用客が減ったのかは少子化だけでは説明がつかなくなる。

多分、水で遊ぶということが何か変容したのではないのかと思う。その辺はもう少し考えたいのだが、考えがまとまらない。ただ変な着地点になるのは間違いがない。

帰りの産直で、天狗になったナスを買った。これってよくあるものなのだが、市場に出ていないから誰もが知らないだけ。面白がって買う私も変なのだが。

 

 

白フジマメの花が咲いた。青莢を食べるものだ。この豆は西と東で名前が変わる。西ではインゲンになるらしい。東ではフジマメになる。当然インゲンは西でフジマメになる。そしてややこしいのは調理法は基本的に東西一緒ということだろうか。

馴染みのない野菜だが、花が綺麗だというのはわかっていた。しかもフジのようにいっぱい咲く。だから多収だ。ピンクー白~薄くブルーと色も変化する。結構いいのだが育ててみてわかったのは、高温が必要だということだ。5月は種なのだが、7月になってようやく急速にツルが伸びてきた。

西と東のインゲンの差はこういったことなのだろう。耐暑性の問題なのだ。

 

 

月曜の天気予報は、日中の最高気温が35度とオソロシイことを言っている。たった48間前には曇りと言ってたのがウソのように晴れている。

日曜日に遊びすぎた、とは言っても300円しか使っていないのだが、時間を使ったせいで一つだけ仕事が遅れていた。簡単な仕事なはずなのになぜか時間がかかる。理由は簡単だ。撮影そのものは厳密だったが、撮影のマージンが少なすぎた。悩みに悩んで終わった時には朝だった。

 

 

納品も無事に終わった。そこで都南のプールにまた泳ぎに行く。先の芋洗はどこに行ったのかだが、料金が高くなったから行かなくなったというのは確かだ。次に娯楽が増えたというのもある。それも大きいだろう。

一番大きいのは安全管理だろう。その意味では屋内プールは紫外線の問題もないし、監視員やら監視カメラでセキュリティはできている。誰もがそうだと思うだろう。だがゆぴあすのウオータースライダーは現在事故がないだけで、決して安全なものではない。それでは子供が一番喜びそうな屋外なのだが、総合プールのサブプールはビーチボール禁止だ。あそこは基本スポーツ施設なので以前は浮き輪すらも認めていなかったと思う。真面目に練習(屋外でか?)する人たちの邪魔になってはいけないのだ。それが都南のプールでは貸し出ししている。なぜかといえば、ここは水球競技場だからだ。ボール禁止はあり得ないわけだ。

地味に泳ぐよりはビーチボールで遊んでいた方が楽しい。それでは都南のプールがなぜ暇なのかということになる。

子供だけで遊びに来るグループが少なくなったからだ。基本的に親子同伴、これは今も昔も変わらない。それが減るのは少子化としか言いようがない。だが子供同士のグループになるとかなり減ったという印象がある。子供だけに見えるが、実は離れて親がいる場合が多い。親同士連携しているように思われる。

実際水遊びで夢中になっている子供は何をするかわからない。マジメに練習しに来ているおじいさんとぶつかったりしてクレームにもなるだろう。というか高松の池のプールを覚えているので、それでクレームというのは変だし、だいたい子供というのはそういったものだ。だから親が付いてこないといけない、そういった時代なのだろう。監視員がいようが救急体制が充実していようが、親がいなければいけない。

それでは未だかつている子供だけのグループというのはどういったものなのだろう。特に総合プールの飛込み台解放に集まるグループ、これを観察していると多分どこかのリトルリーグかスポーツ少年団に所属しているように思われる。そういったスポーツができると親から信用されている子しか来なくなっているのではないのだろうか。

水に関しては事故が多い。その結果管理義務が親に生じてしまうのだろう。

ただそれにしても社会というのは、そこまで信用できないものなのか。

 

 

暑すぎて目の焦点がよく合わない。メガネが汗で下がっているだけかもしれない。ただ変なことはわかる。雫石川が増水しているということだ。岩手山だけで雨が降っており、北上川は少し、中津川の北上山地には全く降っていないのだろう。川の合流点では川の色が三色に分かれていた。

ああそういえば、岩手大学からソフトバンクの育成枠でプロになった三浦翔太君だが、無事岩手県の中学校教師に正式になることになりました。特別枠なんだけど、彼だったら2年勉強すれば一般でも入れる。確信を持って言えるくらい、彼は元の素質が違う。なんで高校ではないのかと聞くとやっぱりあの生活はしたくないそうだ。もう少し広い視点での人材育成を考えたいそうだ。そりゃそうだ。

 

 

水曜日にはまた暑さで総合プールに逃げた。今日から飛び込みプールの一般開放のようで子供達がいっぱいいた。今年は大会で一般開放日が少ないせいかいつもより多い。とはいえ50人くらいだろうか。いつものおじさんもいた。マジメに飛こんでいた。

その子たちがいたせいか、屋外プールも混雑してあんまり泳がなかった。最近では右肘も手首もよくなってきたが、もうすこし様子を見たいのと、昨年のオーバーワークの問題、そして確実なフォームの探求をしたい。あまり長く泳ぐ必要はない。今年は水温もすこし高いので真面目に泳いでも昨年のようにはならないと思うのだが、慎重に行きたい。

版画家の大場さんも来ていた。いつかのボディービルダーも来ていたが、やっぱり増量期で一見単なるデブに見えていた。今年もこの人と会ったかというのでいっぱいだった。一般開放日が少ないので晴れるとこうなるのだろう。

今現在で盛岡で一番腹黒いカメラマンは私だろう。

 

 

カラスが一羽、涼んでいる。暑すぎて何も考えられない。

帰りはシュープラザに行きチヨダの靴を買う。靴好きの人からはダメな靴となるが、商売柄靴は履きやすくて脱ぎやすくて、疲れないものがいい。だいたい立ったりしゃがんだりで靴に対する負荷が大きすぎる。チヨダがその点はいい。水泳帽も伸びてきたので買え変える。そして冷蔵庫がかなり怪しくなってきたので、一応商品をみにコジマに行くが、ハイアールすら買え代えが難しいということだけが分かった。ただ今の商品はがたいよりは容積が大きいようなので、一度家の冷蔵庫を計測してからの方がいいようだ。

だがキッチンタイマーを買うのを忘れていた。

 

 

家に帰り、家庭菜園に種を蒔く。丸葉系の山東菜、最近サントウサイと言うというのが分かった。あとはダイコンナだ。先に蒔いたコマツナは耐病性が高いのだがなんらかの障害が出ているようだ。虫害もある。そのため間引きをしていると隣のインド人が顔を出してきた。どうも何をしているのかわからないようだ。家の中にはネパール人もいるようで全然聞き取れない英語とヒンデゥー語らしきチャンポンで会話している。ネパールではどうしてんだとかそういった内容のようだ。突然何かを悟ったようで「オーベジタブル」という。ようやく伝わったようだ。でヒンデゥーと日本語の怪しい会話が続く。これはコマツナ、全くわからない言葉、これはフジマメ、全くわからない言葉、「ビーンズ」、「アー」。「ミズ、ミズ」という。どうも播種後だから水を撒けといっているようだ。その後彼は何か嬉しかったのか、日本人はわからないといっているのかはわからないがネパール人と議論をしていたが、どうもインド人の方が強いようだというのはよくわかった。

今若干危惧しているのは、私は彼のカーストの下に入れられてしまったのではないのか、そうでなければいいのだが。

播種したところには鎮圧も兼ねて軽くジョウロで水やりをする。その後ホースで庭全体に水やりをする。どの程度やるのかといえば20分ほどだろうか。だいたい地面10センチまでが完璧に水が入るというレベル。隣の家の屋根にも水を打ち、家の前の道路と家の屋根に水を打つ。これで気温が1度下がる。

この頃には隣のインド人はカレーを作りに、どこかへ行ってしまった。ミズは蒔いたから安心してほしい。


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