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どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

今日も不真面目だ

2015-08-19 22:05:06 | 日記

 

そろそろ秋だ。とは言っても夏の気分がある。おまけに暇だ。庭の草取りでもすればいいのだが、天気が良すぎるので屋外プールに行く。今のうちの楽しみだ。あと少しで水温も下がって、少し辛くなる。

いや辛い。とにかく体を温めるために最初っから出力最大になってしまう。体が温まっていないところで無理をしても意味がないのだが、そうなってしまう。ゼイゼイ言いながら陸に上がってストレッチをするうちに、寝落ちしてしまう。

目が覚めてまた泳ぐと、また気分がいいわけで、おまけに早くなっている。屋外ならではの緊張感のなさが結果につながる。

 

 

盛岡市の博物館系の施設共通券というのがある。5回入場で650円という格安チケットなのだが財布に入れているうちにボロボロになってしまった。切り離し使用禁止なのだが、そのボロボロでも先人記念館は入れてくれた。どうも観光客向けのチケットのようで、市内の人が気が向いたらゆくという考えでは作られていなかったようだ。奥で少しあって、どうぞとなった。

盛岡出身の日本画・円山四条派の藤島静村のまとまった展示があるという。なかなかの人だ。ただ不思議なくらいに一箇所にいない。盛岡で活動して中央に認められて東京に移ったが、求めに応じて地方に赴いて画を描いていた人らしい。旅絵師と言われる職業になるのだが、高い技術とオリジナリティは感じられる。かなり面白い人のようだ。

ただその旅絵師になったのは、子供に高い教育を受けさせたかったというのでお金が必要だった。次男の藤村亥治郎氏は東大教授になって平泉中尊寺金色堂修復工事の時の監修もやったほどだ。

蛇足だが、どうも私は藤村亥治郎氏にあったことがある。そして同じ頃に盛岡大学の学長だった高橋富雄氏も知っている。そして当時の取引先が高橋富雄氏の学説を重要と考えていたので、なぜか私にその不満をぶつけてくるのですな。あれは建築史であって文化史ではない。平泉の文化史が重要なのであって建築は関係ないと延々と言われた。

そしてバイト先の記者から高橋富雄氏を捕まえる方法はないのかと聞かれたりした。建築史と東北古代史を合わせて記事を書きたかったようなのだが、もうどうしても高橋富雄氏と連絡がつけられなくなってしまって、蜘蛛の糸みたいな私にまで相談が来てしまった。

変なところに私がいた。今思っても嫌な話だ。どうも高橋富雄氏は相当にむくれていたらしいというのは、後から聞いた話だ。



先人記念館はなかなかに意欲的な特集をするが、今回もなかなかの出来だ。気になるところがあったのでもう一度行ってみたい。落款と印が微妙なのだ。落款がどのような意図で書かれていたのかよくわからないところがある。つまり旅絵師ならではの不安定さがあるわけで、真贋を見極めるのは難しそうな作家でもある。その上超多作でもある。羽織の裏に求められて書いたものもあった。

入ってすぐに解説ボランティアのおじさんと話になった。暇だったのだろう。すぐに米内光政の話になった。どうも一押しらしい。いや私もそう思う。少し面白く思っていろいろ話をしているうちに、どうも彼はなんでこんな施設があるのに盛岡市民が訪ねてこないんだといぶかっているようなのだ。

盛岡出身の偉人はいっぱいいる。土地の偉人をまとめて一気にという施設は全国見てもとても少ない。博物館の会議でも褒められている。なのに来るのは県外者ばっかり。本当に不満なようです。ただ触れてはいけない何かがあるので、この墓標のような施設があるという事実をどうもわかっていないようです。

時間が経っています。ここに顕彰された人物の子孫もひひ孫になっています。関係性も薄れている今だからこそ、行っても良い施設だと思うのですが。

とはいえあのおじさん、今度指名して4時間くらいあの館内をウロウロしようかな。かなりできる人だと思う。米内光政の優柔不断は何があったのかというのに真剣に答えてくれた。

 

 

先人記念館にはよくわからないサービスがある。玄関先にその先人たちの誕生日と命日が、その日に合わせて出ているのだ。今日は五味清吉、明治から昭和の油絵の画家だ。そして葛西萬司の命日だった。東京駅の設計者の辰野金吾の弟子ということになっているが、設計事務所の協同経営者でもあり、多分出資者なのだろう。

変な日に惹かれてしまったものだ。

 

 

盛岡市議会戦と市長選なのだが、少し変な感じがしている。妙に派手なのだ。もちろん予定された選挙だから各候補準備万端なのだろうが、それにしても変。

予定されたものにしては壮絶に選挙カーがうるさいのだ。前回と比べてもうるさい。多分盛岡市に住んでから一番うるさい。そして今の時点で「もう少しです」という言葉が出る候補がいる。4人落選の筈なのだが、その中でもう少しというのはどういったことなのだろう。

票読みが確定してしまった、そういったことなのかもしれないが、にしても早すぎる。選挙のプロから見ても終盤戦に持って行くというのはよっぽど投票率が下がることを予想しているのだろう。

確かに投票率は市長選が行われるので、上がるのが一般的だ。なのに投票率が下がるのではないのかと言われている。国政の方がドンチャン騒ぎで、地方の争点がなくなっているからだ。その上共産党のように戦争法案反対とか言って、さらに争点がわけわからなくなっている。地方ならではの高齢者問題とか貧困問題とか本来の争点はいっぱいあるのに、そこに切り込めない市議会議員ばかりだからさらに争点がなくなってしまうということなのだろう。

投票率が下がって支持票以外が全く読めなくなったと考えるべきだろう。だからこの異常な盛り上がり方がある。

そして、岩手県知事選挙が無投票で現職に確定した。復興大臣まで務めた平野氏が民主党から自民党に鞍替えしてまで出馬する予定だったのに、直前に出馬を取りやめたからだ。これも国政との絡みだ。浮動票が全く読めなくなった上に反自民の空気がすらある状況で当選不可能となったようだ。

 

 

そして米山に行く。2時間ほどクダを巻いて帰ったが、どうも少し疲れているようだ。

店がもう少し盛り上がると良いのだが。


東松園せせらぎ公園

2015-08-19 01:15:11 | 日記

 

身長があり体重があるので、1日の体重変動は±1キロととても大きい。ところが最近どうも体脂肪の値が少なめに出ているようだ。もちろん足の裏の環境でも変わるわけだが、にしてもおかしい。どうも置き場に問題があるようだ。どうも木の床が少し弱っているようだ。そこで大きめのタイルとか下に敷いてやれば安定するだろう。そう思って黒石野のホーマックに行くが、この日は全店閉店だった。ヤマダ電気の体重計売り場でもそんなものはないし当然薬王堂にはない。

もう諦めて、緑ヶ丘を迷うことにした。

 

 

最終的にこのせせらぎ公園に来るつもりだったが、なんとほとんど迷わずにたどり着いた。

 

 

この公園の上には無人産直がある。どうも滝沢の農家が運営しているらしい。日の当たりにくいしっかりした作りなので野菜の鮮度がわりといい。ただよくわからないのは、枝豆を枝つきで売って、トウモロコシの皮をほとんど剥いて売っていることだ。鮮度保持に何か関係があるのだろうか。枝豆は確実に正しいのだが。

滝沢の農家なので、毎日商品の入れ替えをしているわけではなさそうだ。

 

 

ここの公園には小さな池がある。これは地図にも載っているもので、大きなコイが何匹かはわからないが住んでいる。水草と睡蓮が繁茂して何が何だかわからない。

もしかすると、この空いた少しの空間から水が湧いているのかもしれない。

 

 

右下に見えるのはせせらぎ公園の名の由来の「せせらぎ」だが水は流れていない。

さてこのせせらぎ公園だが、どうも他のプチ公園とは一線を画すもののようだ。もともとここに沢があって農業用水の池があった。それがここを市街地化するに際して沢を暗渠化した。だが池には利水権があった。だからこれらをまとめてプチ公園化して利水権を守った上で、かつての沢筋が出てくるように設計したのだろう。そしてこのせせらぎなのだが、この「せせらぎ」の上部に暗渠升があってそこからオーバーフローした時に流れ出すもののようだ。「せせらぎ」の下部にも升があってこれは上流のものより大きそうだ。そこに池の水と合わさって下に流れてゆくのだろう。ただやろうとすれば常にせせらぎに水が流れるように設計されていたはずだが、流れていないということは維持管理に問題があって、オーバーフローのみとなった可能性はある。

そして下流には高松の池がある。その水源の一つなので保全が必要だったのだろう。

残念ながら市役所のホームページには、このプチ公園についての記載はなかった。

 

 

ということでこの下にあるのは暗渠。畑の真ん中を突っ切ってゆきます。この暗渠は高松の池のどこかに合流するはずです。実は緑ヶ丘から喫茶響への近道を発見しました。それがこの道。

喫茶響の喫煙スペースでタバコを吸っていると選挙カーの様々な声が聞こえます。中に憲法9条を守れというのがあったのですが、安倍首相が諦めたものを蒸し返してもなんかと思うし、市議会では関係ないだろうとも思う。実際に必要なのは高齢化問題と少子化だ。その次に市の財政の均衡化だ。このうまくいかない案件を訴えるのは陳腐だというのはよくわかる。

個人的に、盛岡市の行政サービスをもっとわかりやすくする工夫を議会から提案してゆくという、多分一番わかりにくいことをいう人がいればいいのですが、そういった人はいないようです。

 

 

競馬場跡の公園に、ラベンダーが咲き始めた。