旧暦一月二十日は二十日正月(はちかそーぐわち)と呼ばれ、かつて遊郭があった那覇市辻町ではジュリ馬行列などの新年行事が行われます。今年の旧暦一月二十日は二月十七日だったのですが、当日は拝所での神事のみが行われ、二十日正月の奉納芸能は26日に披露されました。また、本来は辻町一帯で道ジュネー(練り歩き)が行われるのですが、この日はあいにくの雨、辻町の料亭「那覇」の座敷で奉納芸能が演じられました。
奉納芸の幕開けは、ミルク様と獅子が登場します。大きな団扇を持っていて、両脇には袖持ちの娘がつき従っています。
沖縄の獅子舞いは通常、お盆や十五夜祭りなどの際に邪気払いとして演じられるものです。また、地域によっては獅子が二頭で登場する場合もあります。辻町の獅子は一頭だけですが、ワクヤーと呼ばれるけしかけ役も登場し、獅子をけしかけては芸をさせます。
祝儀舞踊のなかでもひときわ華やかな通称「四つ竹」の演舞が始まりました。
民謡・「ジュリ馬の由来」に振りをつけた踊りです。尾類(ジュリ)とは、遊郭で働いていた遊女のことです。
最後に披露された「ジュリ馬」、本来は紅型衣装に馬型を着けた若い女性たちが「ユイユイユイユイ」とかけ声をかけながら大集団で辻町一帯を練り歩くものです。ただし、このジュリ馬行列には、その由来ゆえに賛否両論あって、公的な行事としては実施しにくい状況にあり、辻町の町内会組織が独自に実施しているようです。
奉納芸の幕開けは、ミルク様と獅子が登場します。大きな団扇を持っていて、両脇には袖持ちの娘がつき従っています。
沖縄の獅子舞いは通常、お盆や十五夜祭りなどの際に邪気払いとして演じられるものです。また、地域によっては獅子が二頭で登場する場合もあります。辻町の獅子は一頭だけですが、ワクヤーと呼ばれるけしかけ役も登場し、獅子をけしかけては芸をさせます。
祝儀舞踊のなかでもひときわ華やかな通称「四つ竹」の演舞が始まりました。
民謡・「ジュリ馬の由来」に振りをつけた踊りです。尾類(ジュリ)とは、遊郭で働いていた遊女のことです。
最後に披露された「ジュリ馬」、本来は紅型衣装に馬型を着けた若い女性たちが「ユイユイユイユイ」とかけ声をかけながら大集団で辻町一帯を練り歩くものです。ただし、このジュリ馬行列には、その由来ゆえに賛否両論あって、公的な行事としては実施しにくい状況にあり、辻町の町内会組織が独自に実施しているようです。