琉球舞踊、玉城流「てだの会」の公演を観ることができました。会主の玉城千枝子先生の許可をもらって撮影させていただいた写真です。
公演の幕開けは、にぎやかな祝儀舞踊「長者ぬ大主(ちょうじゃぬうふしゅー)」、
まず翁が観客へ向かってうやうやしく今年の感謝と次の年の幸福を願う口上を述べた後、翁と媼が息子夫婦を従えて「かじゃでぃ風」を舞う場面です。
勇壮な二才踊り「高平良万歳(たかでぃーらまんざい)」、組踊「万歳敵討」から踊り部分を独立させたといわれる踊りです。兄弟二人が父の仇討ちのため、万歳芸人に身をやつして敵の宴席で踊りながら隙をうかがい、ついには仇討ちを遂げるという筋書きです。画像は二曲目、万歳かふす節にあわせて獅子頭を構えて踊る場面ですが、この踊りは非常に動きが激しく、撮影が難しい踊りのひとつです。
雑(ぞう)踊り「むんじゅる」、麦藁の笠をかぶった村娘姿で軽快に踊ります。この踊りは、軽快なテンポながら三曲構成の長い踊りのため、かなり難度の高い踊りです。踊り手は宮城恵子師範です。
画像は「金細工(かんじぇーくー)」、細工職人のかなーひー(玉城千枝子会主)が遊女・もうしーとともに遊び回って金を使い果たしたところへ置屋のあんまーまで登場して、三人でかけ合いながら踊ります。なお、金細工節の歌詞は、この三人の登場人物のセリフになっていて、地謡も踊り手も高度な技量が必要とされる踊りのひとつです。
古典女踊り「本嘉手久(むとぅかでぃーくー)」、杖と花笠姿で登場した後、花笠をとって花をめでる情景をゆったりと踊ります。このように古典女踊りは通常、ゆったりしたリズムの三曲構成になっています。
公演の幕開けは、にぎやかな祝儀舞踊「長者ぬ大主(ちょうじゃぬうふしゅー)」、
まず翁が観客へ向かってうやうやしく今年の感謝と次の年の幸福を願う口上を述べた後、翁と媼が息子夫婦を従えて「かじゃでぃ風」を舞う場面です。
勇壮な二才踊り「高平良万歳(たかでぃーらまんざい)」、組踊「万歳敵討」から踊り部分を独立させたといわれる踊りです。兄弟二人が父の仇討ちのため、万歳芸人に身をやつして敵の宴席で踊りながら隙をうかがい、ついには仇討ちを遂げるという筋書きです。画像は二曲目、万歳かふす節にあわせて獅子頭を構えて踊る場面ですが、この踊りは非常に動きが激しく、撮影が難しい踊りのひとつです。
雑(ぞう)踊り「むんじゅる」、麦藁の笠をかぶった村娘姿で軽快に踊ります。この踊りは、軽快なテンポながら三曲構成の長い踊りのため、かなり難度の高い踊りです。踊り手は宮城恵子師範です。
画像は「金細工(かんじぇーくー)」、細工職人のかなーひー(玉城千枝子会主)が遊女・もうしーとともに遊び回って金を使い果たしたところへ置屋のあんまーまで登場して、三人でかけ合いながら踊ります。なお、金細工節の歌詞は、この三人の登場人物のセリフになっていて、地謡も踊り手も高度な技量が必要とされる踊りのひとつです。
古典女踊り「本嘉手久(むとぅかでぃーくー)」、杖と花笠姿で登場した後、花笠をとって花をめでる情景をゆったりと踊ります。このように古典女踊りは通常、ゆったりしたリズムの三曲構成になっています。