作曲家・ピアニスト/平良伊津美の音楽エッセイ

新しい音楽の形を模索していきます。

音楽の贈りもの Ⅳ 2/25

2017-02-26 08:57:51 | 音楽
うた・フルート・ギター・ピアノによる”音楽の贈りもの”演奏会が、すみだトリフォニー小ホールで行われました。
歌は、吉田啓子さん、フルートは大野和子さん、ギターは、アラン・ムリーリョさんです。

素晴らしいコンサートでした。

まずは、ギターソロ。
・ヴィラ=ロボス/プレリュード/プレリュード、第1番、第3番
・ティアンス/なめし皮のタンゴ

素晴らしい演奏でした。

次は、ギターと声楽。
・ヴィラ・ロボス/ブラジル風バッハ 第5番 アリア
勉強になりました。

声楽とピアノです。

有名な、
・シューベルト/糸を紡ぐグレートヒェン
・ブラームス/永遠の愛
そして、フルートとピアノのための
・ボルヌ/カルメン幻想曲
カルメンが、またおしゃれになった感じでした。

そして、休憩。

声楽とフルートとピアノのための

カッチーニ、グノー、シューベルト/アヴェ・マリア
私は、カッチーニが好きです。

次は、ギターソロ
・タレガ/アルハンブラの思い出
・アルベニス/アストゥリアス

有名ですね。

それから、声楽、ピアノのための
・トスティ/セレナータ
・ヘンデル/ああ、私の心である人よ
・山本正美/ねむの木の子守歌

日本語がでてきて、ホッとしました。

いよいよコンサートも終わりになりました。

ピアソラ/タンゴの歴史
1.酒場 1900
2.カフェ 1930
3.ナイトグラブ 1960

鋭角的な曲だったと思います。

そして、3人集まって、私のアレンジの、「Time to say good by」

やはり、3人のアンサンブルは、華やかでした。
はい、よかったです!

アンコールに、ギターソロがあり、終わりました。

私は、20年前の生徒と再会しました!

保育士をしているお姉さん、結婚して引っ越した妹さん、それにお母さま。全然変わらなかったです。
親戚のおばさんも、差し入れもってきてくれて、色々頂きました。

なんか、皆、私がピアノ弾くと思っていたらしく、ごめんなさい、という感じですが。

打ち上げも、行きました。みんな、飲んでましたね~。私はソフトドリンクでごめんなさい、ですが、皆と楽しいひと時を過ごしました。

さて、私はこれから、ギターを、アラン・ムリーリョさんに習います。やっぱり弾けないと、作曲がうまくできないのでね…。

頑張ります!


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アンデパンダン展 第2夜 2/2

2017-02-03 13:29:51 | 音楽
日本現代音楽協会主催の、アンデパンダン展 第2夜に私も参加しました。

タイトルは、「Affectus Ⅱ」フルートとピアノの為の作品です。

出番が、なんと、一番目。末恐ろしかったです(笑)
ゲネプロが、13時半。出番は、18時半。

フルートは、付き合いが長い、大野和子さん。美しい音色のフルートを吹かれます。ピアノは作曲者本人で、私です。

私たちは、衣装にも凝りました。いつも現代音楽の発表は、白黒の衣装で、出演されるのが、なんか嫌で、私は赤、大野さんは紫の衣装で臨みました。

「5分前です、きてください」と係の人の声が聞こえ、舞台に行きました。少しドキドキしました。

演奏は、大きなミスもなく、終わりました。

後で、皆によかったと言われました。「美しい」「綺麗」が、最高の誉め言葉でした。それを狙っていたから。

着替え終わってから、客席で、他の作品を聴きました。まぁ、色々思うことはありましたが、びっくりしたのは、増本伎共子さんの、弾き歌いによる筝曲、「西脇順三郎からの”四つの詩”でした。無調のお琴伴奏で、奏者が歌っているって…。これは、演奏者に拍手です。私は怖くて、やっぱり歌は歌、お琴はお琴って、分けます。それをやってのけちゃう深海さとみさん、って超人です!!!

最後、3本のクラリネットの作品で、幕を閉じました。

後で、大野さんに言われました。「平良さんの作品は、さらいがいがある、って」すごく嬉しかったです。

私は、自己満足に終わらず、奏者、聴衆が満足いく曲を書くことがずっと願いであります。

これからも、良い作品を書いていきたいです。アンデパンダン展は、いい勉強になりました。

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