作曲家・ピアニスト/平良伊津美の音楽エッセイ

新しい音楽の形を模索していきます。

室蘭混成合唱団 第52回定期演奏会 5/21

2016-05-25 10:04:03 | 音楽
昨年も、私のアレンジした中島みゆき作品が演奏されましたが、遠いので聴きに行きませんでしたが、今年は思いきって聴きに行きました。

朝4時起き、11時の飛行機で、北海道へ向かいました。
空港に、指揮者の望月先生の奥様と娘さん達が迎えに来てくれました。

少しだけ観光。地球岬(ちきうみさき)という太平洋が見ることができる、素晴らしい観光地に連れていってもらいました。
美しい海、清々しい風、本当によかったです。

そして、いよいよ室蘭混成合唱団の定期コンサートへ、室蘭市民会館へ。

ステージが始まりました。

まず、第一部。

ラターの宗教音楽です。

混成合唱のための11のAnthemsより

・司教パトリックの祈り
・明るく 美しい すべてのもの
・地球の美しさのために
・クレア降福式

明るくポップは宗教音楽でした。

そして、第二部、いよいよ中島みゆき作品!

みゆきからのメッセージというタイトル。

私はドキドキしていました。本当に声が鳴ってくれるだろうか、と。
でも、その心配は無用でした。バンバン音が鳴っていました。ピアニストも上手で、何より、先生の曲の解釈がよくて素晴らしい作品になっていました!

演奏された曲は、

・Maybe
.命の別名
・瞬きもせず
・かもめはかもめ

でした。

第三部は近代日本名家抄と題して、日本の古典が演奏されました。

・あの町この町
・ゴンドラの唄
・青い眼の人形
・影を慕いて
・カチューシャの唄

懐かしい思いを感じました。

第四部は、有名の「水の命」でした。

・雨
・水たまり
・川
・海
・海よ

キャパ500の座席は、満員状態。

そして、最後に私が紹介されました。嬉し恥ずかし。でも、嬉しかったです。

終わってから、打ち上げに行きました。
居酒屋さんです。美味しいお料理、そして、素敵な団員の方々。楽しく盛り上がりました。
二次会もあったのですが、流石に、4時起きの私は無理で、ホテルに帰りました。。。

次の日。

観光で、登別温泉に行きました(写真)

硫黄の匂いがプンプン。湯気があちこちたって、凄いところでした。

時間があまりなく、空港へ向かいました。

お土産買ったりして、そして、北海道の楽しい旅は終わりました。

空港降りたら、関東はやはり暑い!

また、いつしか北海道へ行ってみたい。北海道は本当にいいところでした。

素敵な演奏会、素敵は人々、そして自然。短い間でしたが、触れることができて、とても楽しかったです。










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青木素子 ソプラノリサイタル ”ほぼ”ひとりモーツァルト  5/15

2016-05-17 14:52:45 | 音楽
このコンサートは、千代田区いきいきプラザ一番町 カスケードホールで行われました。
有楽町線、麹町駅より、徒歩5分。この日は人身事故があったため、電車が遅れ、大変でした。

モーツァルトのオペラのみ、取り上げていくこのコンサートは、企画として大変面白かったです。
出演者が皆、実力のある声楽家ばかりでした。

出演は、ソプラノ、青木素子、バリトン、岩田健志、ゲストソプラノ、照屋江美子、です。また、MCに吉本芸人、ひーちゃん。

プログラムは、「フィガロの結婚」より。
・スザンナとフィガロの二重唱「5…、10…」
・ケルビーノのアリア「恋とはどんなものなのか」
・スザンナと伯爵の二重唱「ひどいぞ、なぜ私をじらすのだ」
・伯爵夫人のアリア「美しいあの時は何処へ」
・マルチェッリーナのアリア「雄山羊と雌山羊は」
・スザンナのアリア「早く来て、私の喜び」

すべての役を、青木素子さんが、歌うんですね。ストーリーは、ひーちゃんがわかりやすく解説してくださいました。すごく勉強されたことと思います。
「フィガロの結婚」は、私も思い出のオペラで、静大4年の時に、外国人の歌い手で見ました。学生としては、高い、1万円を支払い、静岡で見たのです。
知っている曲は多かったです。

「コジ・ファン・トゥッテ」より
・フィオルディリージのアリア「岩のように動かず」
・デスピーナのアリア「女も15になれば」
・ドラベッラとグリエルモの二重唱「我が心を受けたなら」
・「ドラベッラのアリア「愛の神はいたずらもの」

歌が全体的に跳躍が激しく、難しいと感じました。

休憩をはさみまして、
「魔笛」よりです。
「魔笛」は、私が大学生の時、静大の先生方がオーケストラの伴奏で、きちんとしたオペラを上演したので、今でも鮮明に覚えています。知っている曲も多く、楽しめました。
・夜の女王のアリア「恐れるな、若者よ」
・パミーナをパパゲーノの二重唱「愛を知る男の人は」
・パミーナのアリア「ああ、私には分かる」
・パパゲーノのアリア「恋人か女房が」

「ドン・ジョヴァンニ」より
・ツェルリーナとドン・ジョヴァンニの二重唱「あそこで手を取り合って」
・ツェルリーナのアリア「ぶってよ、マゼット」
この曲は、印象に残りましたね~。懐かしかった。
・ドン・ジョバンニのアリア「シャンパンの歌」
・ドンナ・エルヴィーラのアリア「あのひどい男は私を裏切り」
・ドンナ・アンナのアリア「言わないで、私があなたを愛していないなどと」

おおお。こんなに多くの曲を歌われたのですね。写していて、びっくりしました。

でも、何か物足りない。「魔笛」の最高ハイFが出てくる「夜の女王のアリア」ないよね。
パパゲーノとパパゲーナの二重唱ないよね。ちょっといらいらが…。

と思ったら、アンコールで、2曲とも演奏されました。
やっぱりすっきりしましたね。

企画が面白いし、歌手の皆さまも、素晴らしいお声でした。行ってよかったです。

オペラも内容がわかると、曲も楽しく聞けるものですね、ひーちゃんの力は大きかったです。ご本人に、少しお声をかけました。

次の日、早いので、先生にご挨拶もせず、私は帰宅しました。
今度は、日本歌曲を歌って欲しいな、と思いました。
自分もかなり勉強になった夜でした。
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所沢市民吹奏楽団 第40回 定期演奏会 5/4

2016-05-05 12:40:03 | 音楽
昨日、所沢市民吹奏楽団の第40回定期演奏会がありました。
ミューズ・アクトホールでした。ミューズというホールは、所沢でありながら、サントリーホール並みの設備を備えた、立派なホール。しかも、自転車で、20分で着いてしまう、地元密着ホールです。

入場無料ということもあってか、満員のお客さんで、私も4階席でした。ほとんど、顔などは、認識できず状態でした。

第一部は、アルフレッド・リードの音楽祭のプレリュード。立派な荘厳な作品でした。
次は、兼田敏の、吹奏楽のための序曲。この作曲家は、吹奏楽に貢献された方とのことでしたが、作風は少し古いかなぁ、と思いました。
一部ラストは、歌劇「蝶々夫人」より(プッチーニ)でした。この時、中学生の合唱が入っていたのですが、人数も少ないし、ブラスに声が消されていたので、聞こえなかったです。大人の人にして、人数増やせばよかったのに、と思いました。

第2部は、アニメなどから、選曲された、楽しいものでした。

まず、ジャパニーズ・グラフィティⅦ。銀河鉄道999、宇宙戦艦ヤマトのメドレー、懐かしく聞きました。

次は、「キャラバン」楽しかったです。
最後に、スタジオジブリ・アニメ・メドレーでした。
生徒にレッスンで教えた、「千と千尋の神隠し」とか、自分が昔、アレンジした作品もあり、懐かしく、楽しく聞きました。

第3部は、ムソルグスキー作曲「展覧会の絵」誰もが知っている名曲ですが、ブラスで聞くのは、初めてです。
ただ、アレンジは、少し、違和感を感じました。ラベルのスコア、音だけブラスに貼り付けた感じだったので、あんまりブラスの魅力が生かされていなかったように思います。

指揮者ですが、2人いらっしゃいました。
米崎栄和(ひでかず)さんと、吉田謙治さんです。
米崎さんは、一度、サラリーマンになったものの、音楽への気持ちが大きく、それから、また音大行ったチャレンジャーで、所沢在住です。
わかりやすい指揮だなぁ、と思いました。

2曲、アンコールもあり、お客さんも楽しめたのではないでしょうか。

大成功のコンサートでした!!!
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現音レクチャーシリーズ エレクトロニクスを知る2  4/29 

2016-05-01 09:56:36 | 音楽
エレクトロニクスを知るは、以前に、第1回があったようですが、私はどういう訳か参加していませんでした。
第2回は、「コンサートの実践に向けた基礎知識」というタイトルでお話が進みました。
現時点では、エレクトロニクスの分野は、日本では遅れている、というところから、また、予算が、何百万とかかるとか、わりと事務的な話しが多かったのですが、最後に、ライブエレクトロニクスの作品の楽譜と、演奏を紹介してくれました。楽譜は、クリック音を聞きながら、奏者がファゴットを吹いている、魅力的な作品でした。これが面白かったのです。
また、第3回があるようなので、行けたらまた参加したいと思いました。
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