本日は、採用面接関連記事の先般までの「新卒採用面接でやってはいけないこと3つ」、「「ガクチカ」には実はアルバイト経験が有効!」に続きまして、採用担当者談として「新卒採用面接で誰でもすぐできる好感度アップのヒント」をご紹介いたします。
なお、こちらは面接テクニックではなく、意識とご理解ください。お役にたてましたら幸いです。
新卒採用面接で誰でもすぐできる好感度アップのヒント
1.面接担当者からの質問への回答スタイル
①結論を先に+キーワードを入れる
面接担当者は正直、毎日、何回も面接しているため、長い説明による回答に抵抗感を感じてしまいます。最初に結論を簡潔に述べるとそれだけでも好感度はアップします。キーワードを使い強調するとより効果的です。
②箇条書きスタイルの説明は2つまで
同様の理由で、1つの回答に3つの補足(枝)説明は多いです。1つでは説得力に欠けるので、2つが丁度よいです。
回答例:「まず結論は○○です。一言で申しますと「○○(キーワード)です。」理由を申しますと二つあります。一つ目は~、二つ目は~、以上です。」といった類です。
③エピソード(具体的事実)を交える
その場面や情景が浮かぶ具体的なエピソードを交えて説明するとより説得力が増します。(但し、長くならないように注意しましょう。)
2.回答の時間
〇1つの質問に対して1分半以内
長い説明は前述の懸念があり、また思考力や説明力の評価上も好ましくありませんので、ポイントを押さえ簡潔に回答しましょう。
3.回答の仕方
①ゆっくり目のテンポ
面接の場は緊張しますし、早く逃れたい心境になり、つい早口になりがちです。ゆっくり目で丁度よいです。自分の言葉で話しているという好印象につながります。
②履歴書に書いてある内容は避ける
履歴書に書いてあることと同じ内容で回答すると、「それは分かっているんだけど。。。」という印象になってしまいます。例えば回答としては、「履歴書では○○の内容で書きましたが、それ以外で説明しますと~」という切り口で回答すると面接担当者の関心度がアップします。
いろいろ書きましたが、大切なことは「この学生は自分の言葉で説明して、真の自分を理解してもらおうとしている!」という印象を与えること及び履歴書に書いていない内容を説明し、意外性を与えることで、差別化にもつながります。
これからも頑張ってください。
参考まで、先般までの採用面接関連の掲載記事はこちらです。
「新卒採用面接でやってはいけないこと3つ」
https://blog.goo.ne.jp/hyhy9283/e/be897b94a5205531867f08d74012ed16
「「ガクチカ」には実はアルバイト経験が有効!」
https://blog.goo.ne.jp/hyhy9283/e/1f59417219dd746aa02a1b0ebccc181b
今振り返ってみると、縁あって入社した会社が、最良の選択と思う。人生塞翁が馬ですね。
でも、書類・面接2回・適性試験と2か月位かけて順調に通過して「手ごたえあり」が「没」となった時は、がっかりするものです。労力や時間を考えると、書類の段階で「没」にしてほしいと、世の中の採用担当者には言いたいものです(笑)