本日は、スキー場への小さなお願いとしまして、「コースの端にできるコブを埋めないで!」と題して記載させていただきました。
コブ斜面は整地よりも滑走中に転倒するリスクが大きいため、スキー場の管理上、様々なスキーヤーが安全に楽しめるようコブを埋めることは理解できます。
ただ、コブ(不整地)があるコースが一部でもある場合、コブを滑りたいスキーヤーはそちらで滑ればよいのですが、コブがあるコースがない場合はコースの端にできるコブを埋めないで欲しいのです。
要望だけ記載しても失礼ですので、コースの端にできるコブを安全に管理する方法を併せて記載させていただきました。参考になりましたらと存じます。
コースの端にできるコブを安全に管理する方法3つ
①サイン表示とポールによる注意喚起
コースの端にできたコブには「不整地(コブ)斜面」、「上級者専用」等のサイン表示やポールを立てて、注意を促し不用意に様々なスキーヤーの方が入らないようにしてはいかがでしょうか。
②パトロールの方によるチェック
こちらは現在も各スキー場でやられていることとは思いますが、パトロールの方が数時間おきに巡回しコブが深くなり危険と判断した場合は、その日はクローズして安全を確保してはいかがでしょうか。
③コブを薄く均し浅くする
こちらはあるスキー場で拝見しましたが、コブが深くなった場合、オープン前のゲレンデ整備で、コブの全部を整地(平ら)にするところまでは行わず、全体的にコブを少し潰してコブの深さを浅くしていました。
この方法により、深くて危険なコブは一旦リセットされ、①、②の方法と併用すればリスクは抑制できるのではないでしょうか。
参考となりますコブの画像です。(なお、こちらは既設のコブとなります。)
(出典:「富士見パノラマスキーリゾート」さんHPより引用)
(出典:「ブランシュたかやまスキーリゾート」さんHPより引用)
独断で恐縮ですが、アイデアを記載させていただきました。③の方法は整備上、手間がかかるかもしれませんが、①と②の方法は日常的な管理の延長線上だと思料いたします。
繰り返しになりますが、スキー場内に既設のコブ斜面がある場合はそのコースで滑れるのでよいのですが、既設のコブ斜面がない場合は一考の余地もあろうかと思われます。
スキー場を管理されている運営会社、従業員の方にはいつも大変感謝しております。スキー場では見えないところで様々な苦労があろうかと存じますが、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。(1スキーファンより)