防護服にも用いられている「タイベック」は、建材として最もポピュラーな材料のひとつです。もちろん防護服に使用しているものと建材に使用しているものとでは、その厚みや仕様が異なりますが、建材としては流通量も非常に多くローコストな材料です。
タイベックは、デュポン社の製品名ですが、一般に「透湿防水紙」などとよばれ、広く住宅などに用いられる不織布です。
この不織布の大きな特徴は、水などを通さずに湿気を通すことです。そのため、壁内の結露等を防止するために外壁の下地材に用いられます。
「白鷹の家」では、紫外線を防ぐことや、透光性にも優れた特性を活かして、無地のタイベックを2階部分の「採光断熱壁」や室内の内装仕上に全面的に用いています。
これにより、壁面全面からの自然採光を可能としています。晴れた日は日中、照明をつける必要がないほど明るいため、省エネルギー効果が期待できます。
逆に夜は室内の明かりでまちの行燈のようにやさしく周囲を照らすことができます。
また、素材の風合いが和紙に似ているのて、とても温かみのある仕上とすることができます。
「白鷹の家」では、身近にある材料をひとつひとつ丁寧に工夫して用いることで、ローコストでも実効性の高いサステナブル建築を実現しています。
高価な環境配慮技術を用いても、電気がないと動かなかったりするような場合も多く、非常時には、アナログでもその土地の日照や風向き、歴史風土に寄り添った設計手法の方が信頼できると私は考えております。
そして、日々その実現に取組んでいます。
タイベック仕上の内観の様子
タイベックは、デュポン社の製品名ですが、一般に「透湿防水紙」などとよばれ、広く住宅などに用いられる不織布です。
この不織布の大きな特徴は、水などを通さずに湿気を通すことです。そのため、壁内の結露等を防止するために外壁の下地材に用いられます。
「白鷹の家」では、紫外線を防ぐことや、透光性にも優れた特性を活かして、無地のタイベックを2階部分の「採光断熱壁」や室内の内装仕上に全面的に用いています。
これにより、壁面全面からの自然採光を可能としています。晴れた日は日中、照明をつける必要がないほど明るいため、省エネルギー効果が期待できます。
逆に夜は室内の明かりでまちの行燈のようにやさしく周囲を照らすことができます。
また、素材の風合いが和紙に似ているのて、とても温かみのある仕上とすることができます。
「白鷹の家」では、身近にある材料をひとつひとつ丁寧に工夫して用いることで、ローコストでも実効性の高いサステナブル建築を実現しています。
高価な環境配慮技術を用いても、電気がないと動かなかったりするような場合も多く、非常時には、アナログでもその土地の日照や風向き、歴史風土に寄り添った設計手法の方が信頼できると私は考えております。
そして、日々その実現に取組んでいます。
タイベック仕上の内観の様子