このたび、「白鷹の家/SNOW LIGHT HOUSE」が日本建築学会第31回東北建築賞作品賞を受賞いたしました。
せんだいメディアテークにて一次審査を兼ねた東北建築作品発表会、その後、現地審査をふまえた二次審査を経て吉報が届きました。
こんな時だからこそ、明るいニュースは格別に嬉しいです。
クライアント様をはじめ、プロジェクトに関わった皆々様にこの場をかりて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
第31回東北建築賞の決定について(講評転載)-------------------------------------------------------
作品名:白鷹の家/SNOW LIGHT HOUSE
この住宅は光と風を積極的に取り込みつつ、東北の長い冬を快適に過ごす方法を提案する意欲作
です。雪に閉ざされがちな雪国の住まいを、ここで考案された採光断熱壁によって、明るく、開
放的なものにしています。寒冷地において採光を確保するために開口を大きくすることは冬期の
熱的損失をもたらす危険もありますが、ここではポリカーボネイト複層板というローコストな材
料を使いながら、熱損失を最小限にとどめるよう考えられています。暖房は欧州で普及する木質
ペレットを燃料に使うストーブを導入し、設備面でも環境に配慮されています。また、大きく明
け放つことが可能な開口と、ワンルームのような室内に設けられた採光吹き抜けは、コンパクト
な住宅ながら外部からつながる伸びやかな空間を生み出し、夏には温度差換気を生み出すように
計画されています。全体的に木と紙をつかった空間は居心地の良い洗練されたデザインになって
おり、今後こうした環境性能をデザイン面からも追及する作品が東北にも多く現れることを期待
したいと思います。
詳細はコチラ(PDF)
東北建築賞について(日本建築学会東北支部のHP)はコチラ
-------------------------------------------------------------------------------------------
今朝は、街にモクレンの花が咲きはじめていたり、そこかしこに春の訪れの気配が感じられます。
どんな時も、春は必ずやってきます。
これから、10年、20年あるいは50年、それ以上という時間をかけて、ロスジェネ世代と呼ばれる私たちが中心となって、復興ビジョンをたて、具体化していかなければなりません。
これからも、一つ一つ丁寧に、真摯に建築や都市の設計に取り組んでまいります。
せんだいメディアテークにて一次審査を兼ねた東北建築作品発表会、その後、現地審査をふまえた二次審査を経て吉報が届きました。
こんな時だからこそ、明るいニュースは格別に嬉しいです。
クライアント様をはじめ、プロジェクトに関わった皆々様にこの場をかりて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
第31回東北建築賞の決定について(講評転載)-------------------------------------------------------
作品名:白鷹の家/SNOW LIGHT HOUSE
この住宅は光と風を積極的に取り込みつつ、東北の長い冬を快適に過ごす方法を提案する意欲作
です。雪に閉ざされがちな雪国の住まいを、ここで考案された採光断熱壁によって、明るく、開
放的なものにしています。寒冷地において採光を確保するために開口を大きくすることは冬期の
熱的損失をもたらす危険もありますが、ここではポリカーボネイト複層板というローコストな材
料を使いながら、熱損失を最小限にとどめるよう考えられています。暖房は欧州で普及する木質
ペレットを燃料に使うストーブを導入し、設備面でも環境に配慮されています。また、大きく明
け放つことが可能な開口と、ワンルームのような室内に設けられた採光吹き抜けは、コンパクト
な住宅ながら外部からつながる伸びやかな空間を生み出し、夏には温度差換気を生み出すように
計画されています。全体的に木と紙をつかった空間は居心地の良い洗練されたデザインになって
おり、今後こうした環境性能をデザイン面からも追及する作品が東北にも多く現れることを期待
したいと思います。
詳細はコチラ(PDF)
東北建築賞について(日本建築学会東北支部のHP)はコチラ
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今朝は、街にモクレンの花が咲きはじめていたり、そこかしこに春の訪れの気配が感じられます。
どんな時も、春は必ずやってきます。
これから、10年、20年あるいは50年、それ以上という時間をかけて、ロスジェネ世代と呼ばれる私たちが中心となって、復興ビジョンをたて、具体化していかなければなりません。
これからも、一つ一つ丁寧に、真摯に建築や都市の設計に取り組んでまいります。