TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

雨樋問題

2022-11-24 22:32:00 | *天童の家
メンテナンスで天童の家へ伺いました。
天童の家
http://www.alds.jp/article/house-in-tendo/


外壁のソリドは、とても綺麗なまま。
某ハウスメーカーの戸建が建ち並ぶエリアの中、良い意味で異彩を放っています。


築3年が経ち、庭木の植栽もいい感じです。
芝生も冬支度。



最近のゲリラ豪雨の影響でカーポートの雨樋を見直すことになりました。
雪国では積雪により雨樋が破損することが多いため、雨樋をつけない事例が多く、個人的にも雨樋はおすすめしてきませんでした。
ただ、カーポートに関しては、車のほかに住まい手の日常動線にもなるため、必要に応じて雨樋を雪止めと併用して設置することもあります。
再検討にあたって、街路樹からの落ち葉も多いため、カバー付きの雨樋を検討中です。

候補1:ユキノキ・すとっ葉゜ーU6号(タニタハウジングウェア)

候補2:元旦内樋(元旦ビューティ工業)

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足場がとれました!

2019-08-25 12:11:28 | *天童の家

足場がとれて、外壁のソリドが見えるようになりました。
このたび、クライアントのご厚意で天童市内で取組んでいる高性能住宅「天童の家」のオープンハウス(完成見学会)を開催いたします。

日時:
8月31日(土)13:00〜18:00
9月1日(日)10:00〜18:00
ご案内の都合上、ご予約制とさせていただいております。
ご希望の方は、お名前、連絡先(メールおよび当日連絡がつく携帯)、人数、ご希望の日時(第一希望と第2希望)を下記までお知らせください。
※見学時間は1時間を目安にしております。

メール:tatsuro.shibuya@alds.jp
アーキテクチュアランドスケープ 担当:渋谷
Tel:023-665-5386
詳しい住所など詳細を折返しご連絡いたします。


敷地は天童駅西の新興住宅街にあり、南と東の2面に道路がある角地です。
弊社では、珍しくほぼ正方形の整形地、住宅地での住宅となります。
建て坪はカーポート2台込みで約50坪。

南面の道路は比較的車や人通りがあるので、建物は南に開きつつも、ヒイラギモクセイの生垣と外付けブラインドにて、プライバシーを確保しています。外付けブラインドは夏季の日射遮蔽を兼ねていますが、窓外ではなく、あえてデッキテラス外に設置することで、デッキテラスと木製サッシによってゆるく囲われた半屋外空間を形成します。この半屋外空間はリビングと一体となったセカンドリビングとして活用可能です。

施工はビフォーアフター(上山の家)でお世話になった天童の高橋工務店さん。
断熱気密施工において信頼の置ける工務店さんです。

外壁はセメント系スレート材のSOLIDを建物全面に採用しています。
エイジングにより、時を重ねるほど味が出てくる素材感のある新しい材料です。

内装は西根の家、上山の家、宮内の家でお世話になった原田左官さんによる漆喰仕上。

家具はこれまたいつもお世話になっているティンバーコートさん。
今回は、ダイニングテーブル、ダイニングチェア、ソファ、テレビボードなどの置き家具に加えて、キッチンまわりの造作や吊り戸棚、収納棚、一部の建具まで、ほぼ見えるとことは全部担当いただいた素敵空間になっています。

暖房はヒートポンプ式の温水パネルヒーターによる輻射暖房にペレットストーブを併用しています。
冷房はルームエアコン1台です。

Q値:0.91、UA値:0.31、C値:0.57
いまの国の環境性能基準を100とすると、その3分の1以下、30という驚異的な断熱気密性能。光熱費を抑え、暑さ寒さのない健康的な住まいを実現しています。

開口部:高性能木製サッシアルス 間口3間のエコスライド(Low-eペア、アルゴン封入)
高性能樹脂サッシAPW330 (Low-eペア、アルゴン封入)
外壁:セメント系スレートSOLID
断熱:基礎100㎜(EPS)、壁210㎜(充填105㎜高性能グラスウール16K+付加断熱105㎜高性能グラスウール16K)、天井400㎜(高性能グラスウール吹込み)
暖房:ペレットストーブ、ヒートポンプ式温水パネルヒーター

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付加断熱

2019-05-18 05:18:19 | *天童の家

天童の家の現場
だいぶ形が見えてきました。


現場にて、吸気口、エアコンスリーブ、換気扇など、外部とつながる穴の位置をひとつひとつ確認してきました。高性能住宅において、早い段階でこうした穴の位置を確認しておくことで気密を担保できます。また、室内外に見えてくるところなので、意匠上も有効です。

壁の付加断熱が敷設されていきます。

ピンク色の16k高性能グラスウール(通称:霜降り)は壁内に充填105mm、壁の外側に付加断熱105mm。

あっという間に3mのタイベックでぐるりと包みます。


現場二階からの眺めも良好。

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令和初上棟!

2019-05-02 22:58:17 | *天童の家
天童の家が無事上棟いたしました。
連休中によい仕事をしていただきました。ありがとうございます。


想像以上に良いプロポーション。端整な立ち姿。美しい。
敷地は周囲をハウスメーカーさんの建物たちに取り囲まれた住宅地の一角。
そのなかで、他とは違う、印象に残るような美しい風景を創出する建築にしたいと思っています。


現場が竣工まで安全に、無事に進むことを祈念いたします。
引き続き、よろしくお願いいたします!

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建て方

2019-04-28 08:43:41 | *天童の家
天童の家、ようやく建て方が始まります。


天童の家の敷地は、いわゆる新興住宅地として整備された角地の1区画。
これまで取り組んできた住宅は、比較的敷地が広かったり、既存の街並みのなかに計画することが多かったのですが、私たちとしては新しいチャレンジになりました。

とはいえ、特別に変わったことをすることではなく、周辺環境を読み解き、その場所の風景の生かし方を考える。地道に積み重ねてきた経験をふまえて、クライアントとの対話を進めています。


もちろん高断熱高気密Q1仕様です。

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天童の家地鎮祭

2019-02-25 00:58:36 | *天童の家


糠塚の家につづき、天童市内で新しい現場がはじまります。

ビフォーアフター(雪かきしながらトイレに行く家)でお世話になった高橋工務店さんとの最強タッグふたたび。

今回も基礎100mm、壁200mm、屋根300mmの高断熱仕様。
気密工事もぬかりなく。





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