3日ぶりに救助されたおじいさんがいった言葉。
「大丈夫。また再建しましょう。」
くじけそうになったとき、この笑顔、この言葉を思い出したい。
最後まで、あきらめないために。
これからの再建、復興を考えたときに、今までにもまして「安全」な建築が求められることは必須だ。
ただ、度を過ぎて保守的な、つまり安全至上主義のようになってしまうのではないかと心配している。
なぜなら、「今回のような地震がまたきたら耐えられますか?」。「今回のような津波に耐えられますか?」と聞かれたとき、既に答えは決まっているからだ。
安全であることは、もちろんとても大切なことだし、プライオリティーは間違いなく高い。
しかし、安全であれば、あとはどうでもいいという考えは違う。
建築の魅力はそれだけではない。
建築は、安全であると同時に、人びとを幸せにするものでありたいと私は思う。
その建築が建つ気候風土、歴史文化といった地域のコンテクストに寄り添って、一つ一つ丁寧に設計されたものでありたい。
建築単体ではなく、地域や周辺環境への社会的な影響を考えながら取組んでいきたい。
そして、人びとを元気づけるような、新しい建築でありたい。
おじいさんのあの笑顔のように。
「大丈夫。また再建しましょう。」
くじけそうになったとき、この笑顔、この言葉を思い出したい。
最後まで、あきらめないために。
これからの再建、復興を考えたときに、今までにもまして「安全」な建築が求められることは必須だ。
ただ、度を過ぎて保守的な、つまり安全至上主義のようになってしまうのではないかと心配している。
なぜなら、「今回のような地震がまたきたら耐えられますか?」。「今回のような津波に耐えられますか?」と聞かれたとき、既に答えは決まっているからだ。
安全であることは、もちろんとても大切なことだし、プライオリティーは間違いなく高い。
しかし、安全であれば、あとはどうでもいいという考えは違う。
建築の魅力はそれだけではない。
建築は、安全であると同時に、人びとを幸せにするものでありたいと私は思う。
その建築が建つ気候風土、歴史文化といった地域のコンテクストに寄り添って、一つ一つ丁寧に設計されたものでありたい。
建築単体ではなく、地域や周辺環境への社会的な影響を考えながら取組んでいきたい。
そして、人びとを元気づけるような、新しい建築でありたい。
おじいさんのあの笑顔のように。