ロードバイクに乗るようになって初めて気がついたことがあります。それはルールを守れない(もしくは知らない)ロードバイク乗りがあまりにも多いということ。
たくさんのロードバイク乗り(ローディ)がいる中でルールを守れない一部の人たちがいるために、およそ大半のルールを守っている人たちが事故にあったり、ローディはマナーが悪いといった先入観で見られてしまうことが少なくありません。
自転車に関するインフラ及び法整備の面では、日本は世界の中では後進国と言わざるを得ません。だからこそ、ロードバイクに乗る人たちがルールをしっかり守る必要があると思います。ルールを守れない人が「自転車道を造って!」って言っても、全く説得力がないでしょ。
そして、なによりも「カッコよく」ロードバイクに乗りたい!!
ルールを守って楽しく、安全にロードバイクに乗るための10箇条を考えてみました。
勉強不足で不十分なところは、いろいろな人からの意見をお聞きしながら、更新していきたいと思っています。ご指導のほどよろしくお願いいたします。
1.車道を走ろう。
→自転車は軽車両です。一部の定められた道路、やむを得ない場合を除いては車道を走りましょう。
2.左側を走ろう。
→自動車と同じ扱いなので、自転車も左側通行です。逆走は衝突の危険があります。絶対に右側通行はやめましょう。
3.歩行者を守ろう。
→歩行者は自転車よりも交通弱者です。無理な追い越しをせず、思いやりの心で歩行者優先のマナーを守りましょう。
4.声をかけよう。
→ロードバイク乗りは同じ自転車仲間です。あいさつはもちろん、追い越すときや危ない時は声に出して知らせるなど、積極的にコミュニケーションをとりましょう。
5.ライトをつけよう。
→無灯火はとても危険です。自動車に自分の存在を知らせるためにもゆとりをもって早めの点灯を心がけましょう。赤いライト(赤色灯)は尾灯です。必ず車体の後ろにつけましょう。
6.ヘルメットをかぶろう。
→ロードバイクはとてもスピードが出る乗り物です。これまでに多くのローディがヘルメットのおかげで命を守られています。
7.点検をしよう。
→ブレーキの調子は大丈夫ですか?ハンドルは?ギアは?ライトは?チェーンは?しっかり走って、曲がって、止まれること。乗る前と乗った後に必要最低限の点検をすることで防げる事故もあります。
8.準備体操をしよう。
健康や体力増進のためにロードバイクをはじめた人が多いと思います。乗る前の準備体操で体を温めることは事故を未然に防ぐ効果があります。乗った後の整理体操は疲れを長引かせない効果があります。
9.水分補給を忘れずに。
走る距離は人それぞれですが、こまめに水分補給を心がけましょう。運動開始前15~30分が効果的といわれています。また、運動中も15~30分毎の水分補給が運動中の脱水症状を防ぐ効果があります。
10.風の音を聞こう。
自転車に乗りながらヘッドホンを聞くのはやめましょう。風と一体となったように走ることはロードバイクの醍醐味のひとつです。自然の音に耳をすませましょう。走行中の自転車からの異音も聞くことができ、事故を未然に防ぐこともできます。
参考:
自転車の安全利用の促進(警視庁)