風信子(ひやしんす)の☆本の紹介&エッセー☆俳句

濫読・雑読の風信子(ひやしんす)が気の向くままに、お気に入りの本を紹介いたします。

2010年11月21日の日記☆ 京都の東寺に夫と参詣する

2010年11月21日 | ☆ひやしんすの☆今日の出来事♪


                       

                 


日中は暖かな最近である。
私は、出かけるときはいつも、上着類は手に持たず、もっぱらショール等を持参。
(とは言うものの、余人は割に上着を着ていることが多いのだ。まあ私は基本的に暑がりだからね)

さて、東寺には名だたる弘法市に2回ほど友達と遊びに行ったし、ほかに母方の叔母と冬に遊びに行ったこともある
懐かしい場所である。

しかし本日は、本堂に鎮座される薬師如来へのお参りである。
(家族の病の平癒祈願ということで…)

実は、今年の夏頃から夫の左手先が、また痛みだした。
以前に手術した『手根管症候群』の再発らしい。
で、この月末の11月30日に入院して、左手首から手の平を切開する手術を受けることになった。

再手術なので、内視鏡での手術はできないらしい。想像しても痛そうだな。
さらに右手にも痛みがでてきて、こちらも早めに手術することに…。


昼から行ってみると、今日は21日なので「弘法さん」だったよ!
うかつに忘れてた。

境内には露店が並び、相当な賑わいぶりである。
宝物館特別公開中と言うこともあり、拝観受け付け前の『食堂』を覗いてみたら、日が差し込む部屋中に
埃が舞い上がっている様子が見えた。

有料拝観の伽藍は、まだ落ち着いていたが…。

まず目につく高い五重塔に足が向く。おや、思いがけずたくさんの紅葉に彩られているよ。
境内に、これほど紅葉があるのを外からは伺えないからね。

金堂にお目当ての薬師如来さまがおわします(^O^)

手術、痛いだろうなあという不安な気持ちが
幾分でも軽くなるようにと拝む。

奈良の薬師寺同様に月光菩薩と日光菩薩を脇持とされて…。
(あ~、そういえば、奈良の薬師寺には何故かまだ行ったことがないなあ。
薬師三尊の写真を13才の頃からウットリとながめるほど、好きだったのに…。なぜか…、縁がない。
北摂・高槻からは、結構、距離があるからネ)

平癒祈願のあとは、講堂も参拝して、それから五重塔の手前の池のお庭を散策。

ここの紅葉が1番みごと。
折りからの夕焼けどきの紅葉の照り映えを長いこと楽しみ、京都の名だたる紅葉ではなくとも、この秋の紅葉を
すっかり堪能した半日でした。

忘れてた。
ここには、昔、『JALステージ音舞台』の抽選にあたり夕方から友達と訪れた事があったのだワ。
夜の幽玄と音楽を金堂の前でひととき楽しみ、
最後に金堂の扉が開いて、照明に浮かび上がる『如来』さまのお姿を拝謁したっけ。
至福のひとときをありがとう。