カナダ 隠居生活

今まで世界をさまよい、2010年50歳、カナダにケアギバー 留学し、就職。2015年次女と念願の永住権獲得。

カナダの校長先生

2019-06-04 07:40:41 | 日記
娘が 通った 中学校と高校 の良き思い出が 今でも ポッコリ ぼんやりしてる時 思い出す。
フレンドリーなカナダの校長先生の事

私が日本で学生だった 45年前は 校長室は 教員室の奥にあって 顔は全く覚えてないし お話ししたこともない。教頭先生は 古文を教えてたのでうっすら覚えてる。だからカナダの校長先生との出会いは衝撃的で今でもよく覚えてる。

8年前、娘の学校に初めて訪れた時、正門を過ぎると 受付があって その横には校長室がある。ドアは開いてて 男性が出たり入ったりしてて 向こうから 自己紹介して来た。私は 親しみやすい教務員のおじさんだなぁ とずーっと思っていた。通学してた娘も 校舎をいつもウロウロしてて おじさんからキャンディもらった!と 笑笑
随分後になってから 実は校長先生だと知って びっくりした。
高校に行った時も同様で 受付にいたら 新入生と知ると 校長先生から 握手付きで 挨拶。開かれた学校という感じかな。カナダは年齢よりその子の学力重視である。このまま基礎を知らずに行ったら 勉強が大変だろうと グレードダウンしたり また スキップして もっと上の学級になったり融通がきく。大学や短大は 高校の成績で行ける大学が決まるから入学試験はない。高校の成績が低くて行きたい大学には入れない場合には アップグレード コースが 大学や短大にあって 仕事しながら通える。英語も 移民者には無料で 教えてくれる。高卒後の教育にお金がかかる日本に比べ やる気があれば 道は開かれる。また 障害の程度によって学費を大幅に免除し 教育を受ける事を奨励してる。国やサポートする団体組織があるからであろう。
教育に国が税金を沢山投資してるのがよく見える。家にかかる固定資産税は 教育に使われてるらしい。ちなみにうちも毎年 20万円程 持家の税金を支払っている。