「マッキーのつれづれ日記」

進学教室の主宰が、豊富な経験を基に、教育や受験必勝法を伝授。また、時事問題・趣味の山登り・美術鑑賞などについて綴る。

マッキーの随想:厳寒の時期に菜の花

2022年01月27日 | 時事随想

 今年の冬は、例年以上に寒い。オミクロン株の影響もあり、コロナウイルスの猛威が驚異的な勢いで私達を襲っています。BA.2と呼ばれるオミクロン株の変異種も新たに出来て、その感染力を増していると伝えられています。ウイルスの変異は、私達の生存環境と密接に関連しているので、避けては通れないと考えられます。自然開発や、凍土や氷河の融解などにより未知のウイルスとの遭遇機会の増大や、ウイルス変異環境の増大により、この微細な生存者のために、私達の生活は、強制的に変容させられる時代が訪れたのだと考えられます。私達は、マスクの着用や手洗いや換気に今まで以上に留意して生活しなければなりません。個人のこうした努力の積み重ねの上に、平穏な生活ができるのだと思います。

 先日、久し振りに散歩をしました。防寒の服を着て歩かなければならない厳寒の候と言っても良い季節です。けれども、川沿いの花壇には、上の画像のように菜の花が咲いていました。植物の多くは、温度の差に依るよりも、日照時間の変化を感じて花を咲かせます。冬至を過ぎれば、日照が少しずつ長くなりますが、植物は敏感にも厳寒の温度に惑わされず、花を咲かせる時期を間違えることはありませんでした。沖縄地方では、早咲きの桜である緋寒桜(彼岸桜と間違えられないように、カンヒザクラと呼ばれることが多くなりました。)が咲き始めたと、テレビのニュースで伝えていました。早咲きの桜であるカワズザクラも、緋寒桜の遺伝的性質を受け継いでいるので、東京周辺では最も早く咲く桜として愛でられています。

 川の杭上の冬鳥ユリカモメが、日向を楽しんでいるように見えました。気候も世相も寒々とした状況が続いていますが、心に余裕を持って自然を観察すると、春の息吹を感じられる季節でもあります。大学入学共通テストも終わり、中学・高校・大学の入試の季節が始まりました。受験生にも春が訪れることを願っています。


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