マッキーの随想：気忙しい年末年始

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　新しい年を迎えました。

　年末から年始にかけて、冬期講習と正月特訓が連続し、休日は元旦のみ。受験生は当然であり、その受験生を指導する進学塾の教師たちもまた同様な生活を送ったことでしょう。ブログの更新がご無沙汰しているにも拘わらず、ご覧になる方（ＩＰ）が多いのが、嬉しい限りです。

　下の画像は、今年の初日の出です。特別な日でなくとも日の出は、特に日本人に特別な感慨を与えます。その日の出が、日本アルプスの山頂であったり、日本最高峰の富士山の山頂であったり、またヨーロッパアルプスであったりすれば、なおのこと感銘深いものがあります。

　毎年、大晦日を夜更かししても、私は翌朝の元旦に一人ベランダに出て、初日の出を拝むことにしています。やはり、初日の出は特別な思いで迎えます。太陽が東の空に昇ってくると、自然と手を合わせます。２６階のベランダから見ると、東の地平線を見渡すことができる地点に人々が集まり、未明の寒さに耐え、初日の出を迎えようとしていました。



　教室の近くに、日本橋七福神の一つ・末廣神社が、ビルとビルの間に日頃はひっそりと鎮座しています。年が明けると、この神社前には、初詣の長蛇の列ができます。私の教室では、正月特訓の年明けの初日・１月２日に、受験生とこの社に参拝します。祀られている神は、毘沙門天ですので、受験生には御利益がありそうです。

　最近、こうした七福神巡りが人気なようで、かつてよりも参拝客が増えているようです。毎年同じ２日の正午過ぎに、この社に参拝するのですが、ここ数年、参拝するために行列に列ばなければなりません。定点観測の結果ですので、この風潮は確かなことと言えるでしょう。



　年末年始の休暇、帰省したり旅行に出たり、またスキーなどを楽しんだ方も多かったことでしょう。最近、年末年始に休みをとることも無くなって、年末年始と言っても、日頃と変わらない生活を送っています。

　それでも、お節料理などを食べて、一年の始まりを食生活上で実感することができます。新潟県人にとって、お節料理に無くてはならないもの、それが「のっぺい汁」です。下の画像がそうですが、各家庭にそれぞれの味があり、wifeの作るのっぺい汁は、一昨年亡くなった私の母直伝の味です。



　重箱に、盛りつけられた料理の中で、下の煮付けが最も美味しいと思いました。お節の定番であるさまざまな食材は、５歳児さえも使われる由来を知っています。そうした食材は、縁起担ぎで食されるものですが、どちらかと言えば、私は伝統的な素朴な家庭料理が好きです。日本食が、世界遺産に登録されましたが、料理人が作る見た目が素晴らしい料理も良いのですが、おふくろの味、郷土を思い出す料理が、私にとって魅力ある料理と言えます。

　変化に富んだ自然環境の中で育まれた多様な海の幸・山の幸を、その食材の特徴を生かして味わってきた日本食の伝統が、現代において脚光を浴びるのは当然と言えます。



　新潟の栃尾出身の親戚から毎年送っていただく餅を、正月にお節として食べるのが楽しみの一つです。小学生の時、栃尾の従兄弟の所へ初めて遊びに行ったとき、山岳地帯を道幅ぎりぎりで通過するバスに乗って、「危ない！」と叫んでしまった記憶があります。簡単に言えば、そこは私にとって秘境というイメージ。栃尾の大きな「油揚げ」も全国的に有名です。



　今年も、このブログを通して、感じたことや考えたことを、「徒然なるままに」綴っていきます。教育に関連したことを中心に、興味のおもむくままに、情報を発信します。今年も、どうぞよろしくお願いします。