東京は桜が満開でした。
そのためか上野公園の人出はピークだったのでしょうが、極力人を避けて歩きました。
どこへ行っても人、人、人・・・人混みは苦手です。
ここ数年、東京一人歩きで肝に銘じているのが人混みに近寄らない・・です。
自分は自閉的な傾向があるのかも知れません。
精神医学的なな見地からすると、人は広汎性発達障害のいずれかの症状を多かれ少なかれ有しているそうです。
今回国立博物館で『ベルリン至宝展」開催のため、芸大美術館が閑散としていて幸いでした。
芸大美術館で裸体画をたくさんみました。
安井曾太郎、原撫松、熊谷守一、林武、藤島武二らの作品です。
以前は裸体鑑賞には抵抗がありました。
凝視することができませんでした。
人目を気にしていたからです。
昨年ワイエスの「そよ風」をみてから、実物以上の美や醜を表現できる裸体画に関心を持つようになりました。
裸体画が醸し出す背景を少し感じることができるようになったからかも知れません。
特に藤島武二の『男裸体』と、原撫松の『裸婦』はいずれも後ろ姿でした。
若い女性の裸婦と年老いた男裸体。
人の群れを避けるように歩いた公園の道ばたで、シャガを見つけました。
野草を移植したのでしょう。
都会の公園で群れて咲く不自然さがいっそう目をひきました。
あれ、芸大の美術館って今厳島神社の展覧会をやっているんじゃなかったでしたっけ?
それはみられなかったのでしょうか?
国立博物館だけでなくて東京はどこでも人ごみがすごいです。
美術館行ったのか、人ごみに疲れに行ったのかいつもわからなくなります。
「厳島神社」の展覧会やっていましたよ。でも、わたしは常設展だけ見ました。4月になって展示したという原撫松は売店の方にも勧められました。
でも、この日の芸大や黒田記念館は本当に人出が少なくラッキーでした。やはり東京はたくさん美術館があって、うらやましいです。また行こうと思っています。
芸大美術館行ってきましたが、根津神社では「つつじ祭り」が開かれているようです。
もう桜は散りつつじになります、東京は。
東北のほうはいかがですか?
コレクション展、焦点が定まってないきがしましたねー。
東北の桜はまだこれからです。うっすらとつぼみがピンクがかってきたようですが。
「コレクション展」確かにそうでした。上村松園の「序の舞」などは好きですが、一貫したものがなかったように思いました。今、東京の美術館でおすすめはどのあたりでしょうか。
東京では渋谷区松涛美術館、三鷹市美術ギャラリーなんか落ち着いていて僕は好きです。
前者は梅原龍三郎、後者はクールベをあさってからやりますね。
良かったらいらしてみてください。
ありがとうございます。東京はこの次は5月くらいと考えています。それまでやっているでしょうか。
暖かくなると、JRの旅も美術館めぐりと同じくらいいい感じです。
これから三鷹のクールベに行って来ます、感想はおいおい僕のブログで。
どちらも五月中はやってますよ、三鷹のほうは割引券がプリントアウトできますのでご参考まで。
http://mitaka.jpn.org/