決して生き生きとした花ではありません。
見ようによっては水分がたりなくてしおれているようでもあります。
でも、この焼け付くような黄色の色彩は太陽の光そのものです。
気分があまり晴れやかではなかったのでゴッホの「ひまわり」もしおれてみえたのでしょうか。
それとも、ゴッホの末路を知っているからそうみえるのでしょうか。
花瓶に生けてあるひまわりが頭を垂れている様は、まるで人が救いを求めているかのようでもあります。
東京新宿の損保ジャパンへゴッホのひまわりを見に出かけてきました。
モンシロチョウは黄色や紫色の色彩にひかれて集まり、赤色を感知しないそうです。
赤い花にモンシロチョウが集まるのは、花の中心部にあるおしべやめしべの黄色にひかれてのことだそうです。
この強烈な黄色にわたしは惹かれません。
ずっと見ていたい絵ではありません。
妙に心が落ち着かなくなり
むしろ、神様助けて・・と叫びたくなる。
でも、この絵がとても好きだという人もたくさんいるでしょう。
それはすでに生まれたときからの違いなのでしょうか。
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