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紅葉~<a href="http://domestic.travel.yahoo.co.jp/bin/tifsklist?ken=06&y=11">山寺後藤美術館</a>

2004-10-30 21:29:35 | 旅行記
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先月の山形行きからかれこれ一月
ネットで検索したら、山形県内には山寺に『後藤美術館』と言う美術館があるらしいことが分かりました。
紅葉も見所の時期なので、ちょっとそこまでの気持ちで行ってみることに。

思った通り、電車は混雑していました。
でも、紅葉は見事・・・来てよかった・・・

山寺駅で電車から降りると、芭蕉の句が大きく書かれた看板らしきものが・・・『閑かさや 岩にしみいる 蝉の声』
今の時期はさしずめ蝉ではなく『木々の色』でしょうか。

山寺駅から10分も歩けば『後藤美術館』と、案内に書かれてあったとおり、芭蕉記念館直ぐ隣に美術館がありました。
館内は思った通り貸し切り状態・・これでは美術館の維持費だけでも大変だろうなと考えてしまいました。が、金銭的な問題は最初からクリアしていたのかもしれません。でなければこんな山の中に、しかも観光名所とはいえウィークデイなどたぶん客足も望めない所に、美術館を建てるわけがないでしょうから。

後藤氏は元々山形の河北町出身だそうで、今は東京都在住・・・・それだけしかこの美術館の持ち主のことは教えてもらえません。売店の販売兼事務兼雑用係らしき年配の男性に館長のことを聞くと、「この美術館は宣伝はしていないんですよ。もったいないんですがね」と、やはり、何か訳ありの様子。
持ち主のことに関しては奥歯に物が挟まったかんじの応対でした。確かなことはこの方がお金持ちだと言うことだけ。

館内の所蔵品はなんとめぼしいものの大半が、一月前に兵庫県へ移動してしまったとのこと。あと1年半は在庫の所蔵品で補っていき、看板となる所蔵品を見ることはできませんでした。
『ヨーロッパ絵画の世界』・・山間風景(クールベ)や水車小屋の風景(カミーユ・コロー)が描かれた作品です。






<a href="http://www.dnp.co.jp/artscape/mdb/00729.html">化粧品でしか~メナード美術館</a>

2004-10-25 21:53:45 | インポート
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名古屋のメナード美術館へ行ってきました。メナード・・と聞けば化粧品です。メナード美術館のパンフにはこう書いてあります。
この美術館を開館した野々川夫妻は「化粧品による女性の美に携わるうちに心に豊かさをもたらす美術品への興味を深め収集を始めるようになった」

マティスの「ベールをかぶった女」は、目つきのきつい女性で印象に残っています。こんな目で見つめられたら、いわなくてもいいお世辞をいってしまいそうです。

立ち止まってしばらく眺めたのはシャガールの「夏・収穫と落ち穂拾い」です。シャガールの絵をみると、なぜか詩人の立原道造を思い出します。たまたまこの2つを知った時期が同じころだったからでしょうが、どちらもわたしの中では幸せな感じがするからかもしれません。

ルソーの「工場のある風景」も好きな絵です。この絵を前に、いろんな空想ができました。休憩時間に工場の労働者が座ってひなたぼっこをしたのがこのあたりだとか・・・まあごくごく単純な想像。労働者の憂鬱を少しは和らげて励ましてくれるような絵でした。




まだ夏のころ~山形県立美術館

2004-10-16 20:14:59 | 旅行記


猛暑の余韻が残っていた9月はじめ

仙山線にのって山形県立美術館へ行きました。
今まで心の中で温めていた計画を、この日なぜか急に決行することにしました。

通勤客のいない土曜日

もう半月もすれば、新川方面を目指して「いも煮会」のための乗降客で賑わうこの電車も
今はまだ、閑散としています。

窓側の日ざしが当たらない席を確保して、広瀬川渓谷、奥新川、面白山、山寺、・・
車窓からの風景を堪能しました。
山形までの1時間はあっという間でした。
観光スポットとしてはおすすめですが、紅葉シーズンには満席となるでしょう。

山形駅へ降り立ったのはもうお昼時でした。
改札口をでると、待ってましたとばかりに観光ガイドさんが話しかけてきました。
おかげで美術館への行き方も親切に教えてもらい、迷わずたどり着くことができました。


山形県立美術館では県展開催初日で、県展めあての客で賑わっていました。
常設展は殆ど貸し切り状態・・・。人目を気にせず鑑賞できること。
これが地方の美術館のよさです

ワイエス、モネ、ピカソ、シャガール・・・所蔵品の充実に満足しました。
でも、それまで絵に関心は持ってはいたものの、日本画家の名前は殆ど知りません。
売店で所蔵品の絵はがきを購入しながら、これから絵画について少し勉強しようという気持ちになりました。
こういう気持ちになったのは久しぶりで、快感でした。




ぎこちないけど

2004-10-12 23:07:18 | 旅行記
難産のすえ、旅日記を付けることにしました。
あれこれ迷っているうちにひと月が過ぎて・・・。
ブログは簡単と聞いていましたが、全くの初心者にとってはそうでもなく、あれこれ手間取っているうちに月日がたちました。

この10月・・また一つ年をとり
自分に果たしてこれからどのくらいの時間が残されているのだろうか・・ふとそんなことを考え
誕生日を機会に何らかの足跡を残してのもいいかなそんな軽い気持ちでこの日記を始めてみます。


いろんな方々のブログを拝見し、正直内容そのものもさることながら、画面表示のすばらしさに驚いています。

これからしばらくは、これまでの一人旅をちょっと振り返り、もう一度なぞってみたいと思います。