藤井風くんの「花」Music Videoが公開されました。Music Video監督は「Workin’ Hard」に続きMESSさんが担当。MESSさんが風ちんのMusic Video監督を担当するのは「まつり」「Workin’ Hard」に続いて3作目です。素晴らしいMVでしたね。ひょっとして、あのバタフライナポレオン王子が登場するかと思っていたけど、アー写で終わっちゃいましたね。笑
「花」のMVは、ドラマの世界観とは別物で藤井風ワールド全開。それにしても風ちんにはMVが公開されるたびに驚かされてます。笑 スケールもどんどん大きくなっているし、今回も視聴者が二度見したくなるような仕上がりになっています。
風ちんの死生観を感じさせられたMVでした。生と死は背中合わせ。生と死の境目を風ちん自身が体現してくれて。死後の世界は美しいものなんだと錯覚しそうになりました。でもそうじゃないんですよね。その世界は最後は砂のように消えてしまう。だから風ちんは死を美化していない。儚いものだと体現してます。だから儚さの余韻が強く感じられました。人の命は生きてれば尊い。亡くなれば儚いと。
つまり「花」の歌詞は、”咲いている”は生であり、”枯れていく”は死を意味していたのかなぁ。そこまで深く意味を考えずに聴いてました。私は生なる中での世界観と思っていました。
”何が出来るのだろうか 誰を生きようかな みんな儚い みんな尊い”
”私は何になろうか どんな色がいいかな 探しにいくよ 内なる花を”
MVを見て、本来「花」の歌詞は何を意味するのか、何を伝えたいのか答え合わせができた感じです。私は内なる花をいくつ見つけたかなぁ。まだまだ見つけられたらいいな。
MVの風ちんは、まぁ相変わらず美しかったです。パリコレモデルのようでした。ビジュアルが良すぎる。良すぎるから何をやっても許されるんだよね。素敵なMVをありがとう。