コバルトブルーのような風に包まれて

俳優の赤楚衛二くん、ミュージシャンの藤井風くん、好きなドラマについて、日常生活などを中心に書いてます。

Fujii Kaze "Free" Live 2021 SPACE SHOWER TV Exclusive Edition

2021年10月10日 | 藤井風テレビ&Radio関連

9月9日の夜に放送された『Fujii Kaze "Free" Live 2021 SPACE SHOWER TV Exclusive Edition』を見た。

1時間という長時間の放送内容。風くんのインタビューもあったしダチオ氏があの伝説の"Free" Liveを 再編集して放送してくれた。

淡い照明だったこともありインタビューを受けている風くんがいつもより顔が美白で透明感があった。

 

当初"Free"ライブの提案を聞いた時(アイディアはずっず氏)風くんは『出来る人はワシしかおらんて何を考えとるんやと思うた。』と思っていたそうな。笑

そりゃ風くんがそう思って当然。

収容人数7万人のスタジアムでテントのない炎天下でピアノの弾き語りライブをするという前代未聞のアイディアをぶつけられたのだから。

でもずっずさんの主旨や熱意はずっずさんのDiaryを読んでてよ~くわかります。ずっずさんDiaryも長編だったしね。(ずっずさんはもっと書きたかったはず。)

でも最終的にやるかやらないか考えて決断するのは風くんだから。やる方向で風くんが決断してくれて良かったよ。

風くん次第ではこのライブお蔵入りになっていたかもしれないから。汗

今思うと、ずっずさんのおかげで、ずっずさんの想像を遙かに超えたライブを楽しませてもらったよ。

きっと全ては音楽の神様に導かれたギフトだったんだろうね。

 

今回のインタビューの中で一番印象に残っているのはピアノについてのインタビューだ。スタジオ内にはライブ当日に使われたグランドピアノがあった。

風くんは最初にピアノを見て『かわいらしい』と思い、更に『この子が一緒に野外でやってくれる、愛おしい戦友みたいな仲間意識が生まれた』と言った。

風くんのピアノ愛を強く感じた。逆にピアノにも愛されているように感じられた。風くんはピアノを戦友と言ってたけど私はたくましい相棒だと思ったな。

また『雨で良かったと思うぐらい雨はギフトじゃったなと思います。』と語ってから

『ピアノはかわいそうで心配じゃったけどホント無事でここにこうしていてくれとんでありがとうって感じ』

風くんのピアノ愛にグランドピアノもきっと喜んでいるだろう。

このピアノは女性のように感じる。そしてピアノの声が聞こえてくる。笑(あくまで妄想です。)

『風ちゃん!せっかくあたしがここにいるのにもう一度弾いてよ。調律もバッチリよ♪インタビューの後でいいからお願い一曲何か弾いて~~~!』

鍵盤が風くんの手を求めている・・・。そんなピアノの声もむなしく風くんの演奏はなし。笑

私もピアノが傍らにあるから一曲ぐらい弾くんじゃないかと期待していたよ。笑

 

そしてダチオ監督により再編集が施され、バージョンアップしたライブ映像について思ったこと

まずライブ音質が良くなっている気がした。モノクロから始まるオープニングはカラーでエンドロールもなかった。

風くんのカメラ目線が多かったし何台もあったカメラのカット割りは編集が効くのだと初めて知った。

再編集の方は本編の未公開シーンを見させてもらえた感じだった。ダチオ監督感謝です。

マイケルジャクソンの『Heal the World』をもう一度フルで見ることが出来たのも嬉しかった。この曲ホント凄くいいわ~。

ラストのお辞儀の後は風くんが両手で手を振ったり飛行機みたいに回ってたところがかわいかった☆(ファンサだね)

驚いたのはスタッフの人数!

ダチオさんと宮地さんが作ったドキュメンタリーでスタッフの人数見て驚いたけど、まさか風くんの東側にもたくさんのスタッフがいたなんて!

風くんのライブはたくさんのスタッフに支えられたことを実感した。ライブ前に風くんもスタッフの前で堂々と挨拶していた。

てっきりずっずさんが挨拶してから最後に風くんが『God Bless Us』と言ったかと思ってたから。汗 

 

ライブ開始前スタッフさんが『風くん楽しんでできる?』って言って女性のスタッフさんが優しく『スタートOK スタートして下さい』と声をかけていた。

この時が風くんの緊張がMAXだったのかな~って思えた。誰にでもあるよね。スタートする直前のあの緊張感。

風くんのライブを見ていると堂々としていたし余裕さえ感じたけど、そんな風くんにも緊張する瞬間があることを今回画面越しで見えてしまったなぁ。

 

スタジアムの下見に行った時に『ただのライブにはできん。いろいろな魂を込めんと到底届かん会場やと思った』と言っていた風くん。

風くん画面越しからちゃんとみんなに届いてたよ。心に寄り添ってもらえた。風くんと同じものを共有できた。みんなで一つになれた気がした。

 

『聴いてくれとる人の人生がポジティブな方向に向くよう有り続けたい』

ミュージシャンには風くんに限らず同じ思いの人がたくさんいると思う。大半がそうかもしれない。でもその思いの届け方はミュージシャンによって違う。

ただたくさんいるミュージシャンの中で風くんのようなギフトを届けられる人はいない。いや風くんしか出来ない。

藤井風にしかできない精魂込めたライブだからこそリアルタイムで約18万人の心に響いたのだろう。

1時間という放送時間だったけどあっという間に終わった感じだった。

 

画像はSPACE SHOWER TVからお借りしました。


マチネの終わりに

2021年10月10日 | 映画

2019年秋に公開された映画。石田ゆり子さんが好きな私はこの映画を見る予定だった。

しかし病気で入院してしまい見ることができなかった。そのまま時は過ぎてやっと『マチネの終わりに』を見ることが出来た。

いい映画だったと思う。

福山雅治と石田ゆり子だからこそ成立する(ここが最も重要)大人の純愛を描いた映画だった。そして王道のラブストーリーと言っていい。

王道だからいろいろな出来事あり。登場人物のいろいろな感情が描かれ結構リアルだ。映画で流れる音楽もすごく良かったし

福山雅治は天才ギタリストの役で、クラシックギターの音色が心地よかった。

この映画は平野啓一郎が原作だったので息子はこの映画を見に行った。映画のパンフレットをお土産に届けてくれた。

息子が当時『母ちゃん世代の方がこの映画を楽しめる。』と言ってた意味が何となくわかった。笑

 

ただこの映画は2年前に見るよりも今見て良かったと思えた。

『人は変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。だけど実際は未来は常に過去を変えているんです。変えられているともいえるし、変わってしまうとも言える。

過去はそれくらい繊細で感じやすいものじゃないですか?』福山雅治のこのセリフは奥が深い。

風くんのファンになってから、私の過去は変えられている気がする。良い意味で変えられているかも。

見ていない方は是非☆