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ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

貝塚・水間「丸一食堂」の中華そばで、タイムスリップ。

2017-11-11 21:21:00 | うまいもん
とある事情で、貝塚市の水間を訪れた。
大好きな駅舎である、水間鉄道の水間観音駅。

天気のよい土曜日、境内も賑わっている。

ただ、問題は食事だ。
境内は「めぐる秋の市」というのをやっているのだが、食事になるようなモノを売っている処がない。

勇気を出して、門前の食堂「丸一食堂」へ。

イチゲンではなかなか入れない雰囲気だが、意外に大丈夫だった。

席につくと、なんとチラシを折り畳んでゴミ袋にした、いわゆる「おかんアート」が(笑)。

それは置いといて、オーダーを。
驚いたのは、その安さ。


全てのメニュウが、500円以内なのだ。
この店、大丈夫か…?

うどんや丼でもいいのだが、やはり私はこの「中華そば」という言葉の響きに惹かれる。

中華そば400円が、着丼。

なんと!これは!
遥か昭和の昔からタイムスリップしてきたような、いわゆる大衆食堂のそれではないか。
こんなひなびた店で、ガチンコのラーメンが出てきてはいけない。
やはり、「うどんや蕎麦のついでに出してます」的なあっさり系の「中華そば」がほしい。
その意味では、この仕様は完璧ではないか。

箸を上げてみる。

いかにも仕入れの麺。
そう、こんなひなびた処でガチンコの自家製麺など求めてはいない。

そのあっさりした味わい。
その煮汁をスープに還元したとは到底思えない、アリモノを買ってきただけであろう焼豚。
ごくごく普通のカマボコ2枚。
ほんの少し高級感を演出している、ゆで卵。
ほんの少し野菜も摂れますよ、と言わんばかりの免罪符にもならないモヤシ。
全てが完璧な、昭和の中華そばであった…

さて明日の競馬は牝馬の世代統一チャンピオンを決める、エリザベス女王杯。
ルージュバックが本命だ。これだけの器なのにオークス2着のみ、G1無冠なのが信じられない。前走オールカマーで牡馬を一蹴し、満を持してタイトル奪取だ。
相手は去年の秋華賞馬ヴィブロス、3歳勢からディアドラ・リスグラシュー・モズカッチャン、あとは去年の覇者クイーンズリングを狙う。