goo blog サービス終了のお知らせ 

ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

大阪にただ1店の喜多方ラーメン、「坂内 小法師」。

2017-09-29 20:22:31 | うまいもん
週末なので、ユルくラーメンの話でも。

確か昔、天王寺にあったはずの福島・喜多方ラーメン「坂内 小法師(ばんない こぼし)」。
なくなったと思ったら、なんと近鉄南大阪線・針中野駅前に出来ていた。

天王寺にあった頃、一度だけ行った事がある。
まだ当時は私も血気盛んな30代半ばで、喜多方ラーメンに対しあまりいい印象を持たずに店を後にした記憶がある。
それが証拠に、天王寺からなくなった事すら知らなかったほどにアンテナが働かなかったのだ。

あれから15年ほど経っただろうか。
ちょっと前の「ケンミンショー」で、福島県はラーメン王国だという特集をやっていた。
魅力的なご当地ラーメンがいくつも紹介され、この喜多方ラーメンももちろん登場したのだが画面越しに観たそれは、ものすごくウマそうだったのだ。
薄い色の澄んだスープ、よく煮込まれた焼豚、太くて食べ応えがありそうな麺…
ラーメン好きが唸る要素を、見事に兼ね備えているかのようであった。

先月、21年ぶりに「ラーメン藤」に行って、このトシになって藤のウマさがわかったという話を書いた。
あの時と、同じ思いになるのだろうか…?

メニュウは、こんなん。

カウンターに陣取り、ノーマル喜多方ラーメンの大盛りを注文したところがこちら。

並が650円、本来なら大盛りは150円プラスなのだが店内にあったモバイルクーポンに加入し170円引いてもらった(笑)。

箸を上げてみる。

そうそう、この太い縮れ麺。

スープをすする。
見た目通りのあっさりだが、豚骨だけあってコクが深く、物足りないとは全く思わない。
だからと言って、こってりとは違う。絶妙の飲みやすさだ。
麺も期待以上にモチモチして、実にウマい。
焼豚も「トロチャーシュー」と名乗っているだけあり、数回噛んだだけで口の中でスッと溶ける。

スープ・麺・焼豚全てに力があり、しかも食べ口はあっさりしているので飽きの来ないウマさだ。
コレを食べたければ、大阪の皆さんは是非針中野へ(笑)…