秘密基地

オフロードバイクのツーレポを
中心にカメ、腕時計、うどん、
商店街の話題など。
チャリンコも始めました。

瀬戸内麺食い野宿旅 上陸編

2012年06月03日 | うどん

秘密基地でふと思いついた悪巧み(^^;
三連休を使ってぶらぶら遊んできましたので、
暇なら読んでやってください。

さ、朝5時半、日の出とともに出発です。ワクワク。
久しぶりに箱を背負いました。
ベンリィにはやっぱホムセンの箱が似合いますね~(笑)



いきなり船内の絵ですが、
実はここは和歌山港。
既に3時間以上走ったので、
この辺で和歌山ラーメン食べて帰っても
立派なツーリングです。

今日は船内の人へ(^^)
この船(南海フェリー)は初めて乗りました。
人と原付(125cc以下)で3200円。
行き先は四国の徳島。

あ、財布に残金が3000円しかない!
ホンマ手ぶら気分で何にも準備してないもんなぁ。。。



船は久しぶりですね~
旅情をそそられます。
重油のニオイ、スクリューが水を掻いた跡。



この船の時間は家を出発する直前に調べたんです。
これを逃すと5時間待ちでした。15分前に滑り込み(汗)

さて、これからどこへ行くか船の上で考えます。

和歌山へ来る途中、今回は麺を食べまくる旅にすることに
しました。四国と言えばやっぱり讃岐うどんですもんね。
麺食いの旅なので、まずは船に乗る前に和歌山ラーメンを食べようと
道すがら探しながら来たのですが、朝8時に開いてる店など
どこにもなく、仕方なく船内へ(爆)



約2時間船に乗って徳島に到着。
今回は下調べなしなのでツーリングマップルの情報を
味方にして進みます。

まずは徳島ラーメンのパイオニアのいのたにさんへ。
来て思い出しました。オイラ2回目です。



店内はすごいサインの数。
一番ベーシックなものを。500円くらいだったかな。
細麺があっさりめの醤油豚骨スープに絡んでおいしい。
朝ラーに丁度いいです。



北上します。
今回は瀬戸内海側を走ろうかとなんとなくイメージしてました。

鳴門スカイラインへ。
ぎゃー、この道は最高ですね。
景色といい空き具合といい、文句なしです。
どうです?



四方見橋の下、小鳴門海峡。
高さがあって、足がすくむ。
水の綺麗さがここからでもはっきりわかります。



湾のような形になった、その名もウチノ海の展望。
釣り用のイカダかなぁ~
いやぁ、すごい景色だなぁ~



そして鳴門スカイラインの終点は大鳴門橋。
向こう側は淡路島。
そうです。本当ならうちからだと明石大橋を渡って淡路島経由で、
この大鳴門橋を渡って四国に上陸すればほんの2時間ほどで来れるのです。
125ccはこの橋に乗れないので、わざわざ和歌山経由フェリー乗り継ぎで
6時間以上かけてここに来たというわけですねぇ~(^^;



四国の北側の海岸線を西へ。
香川県突入。

ここは引田。
古い町並みがのこるところ。
あぁ、確かに。
ツーリングに来るとこういう町は是非コースに含めたい。
とても空気がゆっくりしてて、いいですね。
自転車なんかを家の前に停めないように注意してるのかな?
場所によっては電線を地中に埋めて景観を良くして
町おこししてるところがありますよねぇ~
例えば関宿とかね。

ここはそこまでせずにそのまま保存してるという感じで
とても好感を持てます。



旧郵便局。
今は食事処として再利用してるようです。



この町は江戸時代に醤油で栄えたそうです。
今も現役の醤油蔵、かめびし屋さん。



目を疑いましたが、うどん かめびし屋とか書かれてます。
なるほど、生醤油うどんが食べられるんだな(^^)
今回の旅にピッタリの出会い。



メニューを見ると醤油うどんもありますが、
それよりもろみうどんがオススメだとか。
これは初めて。
なるほど醤油蔵のもろみでうどんを食べるなんて贅沢でワクワクします。

ダシなしの坦々麺のようなもんをイメージしてましたが
特製の温かいダシにもろみを溶いて食べるようです。
麺はあのさぬきの夢2000(小麦の品種)を使っているのを後から知りました(^^;
いきなりスーパー変り種のうどんが食べられてとてもハッピー(^^)
しかも400円とリーズナブル。恐るべし香川。
(というかうどんが100円台で食べられるのが普通なところが
讃岐の恐るべきところなんですけどね)



移動。
綺麗な円錐状の山だなぁ、オイラだったら飯盛山って名づけるなと
思っていたら、飯野山ですって。オシイ。
別名、讃岐富士。
映画UDONのロケ地として使われていたと、後から知りました。
なんか惹かれるなぁと思って
どちらかというとノンアルコール黒ビールメインで
写真を撮ったのですが
まさかうどんつながりとは(笑)



道を走っていると1分に1店くらいうどんやがあります。
いや、ホント。
店を選ぶというより腹が減って、バイクを停めればそこにうどんやがあると
いう感じでしょうか。試しに停まってみましょうか?
ほら、あった(笑)



駐車場が車で一杯。地元での人気店でしょうね。
釜揚げうどんを頼みます。15分待ってもらわなあかんよ~と。
本場の釜揚げが食べたいので折角なので待ちますよ~

小と言っていたのに大が出てきました(笑)



釜揚げなのにこのエッジにこの湯で色。
偶然入った店でこのクオリティ、
近くにあったら通いたい。
昆布のかきあげは歯ごたえが硬くて驚いたけど
噛んでるうちに旨みが襲ってくる。
香川、すごすぎる(TT)
確か300円くらいしか払ってない。



西へ西へ。
丸亀城。
見たかったんです。初めてです。



丸亀城は天守閣より石垣の美しさに圧倒されますね~
勿論テッペンまで登ってきましたよ。



城のある町、城下町には商店街が付き物(^^)
ぶ~らぶら散歩。

慌ててどんどん進まず、訪問先をゆっくり歩くのが
我々おっちゃんの旅には丁度いいよね。



ちょっとバスに乗ってみたりして。
風呂。



風呂上り。
丸亀港。
ノンアルビじゃないよ。
アルアルビだよ(爆)

そうそう、橋の右端。
変なものが立ってるでしょ?覚えておいてね(謎)



腹減った~
丸亀駅前で、うどん。
そういえばいつも丸亀製麺にはお世話になりっぱなしだけど
丸亀製麺はご当地には1件もなかったな(爆)
たしか全然関係なくて、
単なる社長のオヤジの出身地だとかなんとか(あやふやな記憶・・・)



もう夜8時ころだったので
しょうゆうどんかかけうどんしかできないと。

もちのろんで
かけうどんでいいですよ。
200円。



ダイソーへ。
なんと、パンツ持ってくるの忘れた(爆)
そして、寝るときブーツはいやなのでビーサンも買った。
両方で210円。



見覚えありますよね。
丸亀港の金毘羅講燈籠。
丸亀はこんぴらさんを詣でる人の上陸地で
この地の豊商塩原太助さんがメインで大金を出して
作ったのだとか。太助燈籠とも呼ばれているそうな。

そういえば太助うどんという店を何度か見たのを思い出しました。
地域の人に尊敬されてるんですね。
しかしこの巨大灯篭は天保の古いものだけど
まるで宇宙と交信する最新の通信機のようにも見えますね(笑)



その根元、なんと、ここが今日の宿です。
宿とってません。

ここで野宿です。寝袋で寝ます。

ワイルドだろう?



火を見てるかのような、海面に写るゆらゆら揺れるライト。
行きかう舟。
波の音。
橋を渡る車の音。
涼しい風。

そしてニッカがあれば極上の夜のハズだ(笑)
ビジネスホテルに泊まっちゃ極上は手に入らない(爆)


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
凄すぎ~っ (バタコ)
2012-06-03 20:19:48
ワイルドすぎるわ、かめはめはさん。

讃岐の池は、僕の青春そのものなのよ~。
30年前を思い出しちゃった~っ。
当時の彼女は、今 バリに居るのよ~。
(今治じゃなくて いま バリです)
http://senenghd.exblog.jp/
上陸した徳島には、大学時代のクラブの尊敬する先輩が居るのよ~っ。
http://ameblo.jp/arieru0718mikky/

続きが 楽しみだわ。。。
返信する
Unknown (MD)
2012-06-03 22:41:42
こんばんわ。
お帰りなさい。
四国いいですね。
一度だけ香川で讃岐を食べたことがあります。
明らかにダシというよりも、麺がおいしいんですよね。

野宿、すばらしい!
私も若い頃、ツーリングで宿取れなかった時、
姫路の駅で寝ました。
職質かけられましたけど。(笑)
今は駅で寝るのはダメみたいですね。

パンツを忘れた時、とりあえず後ろ前に穿けば一日過ごせます。裏返せばもう2日過ごせます。
でもパンツ換えたってことは、どこかでフル〇ンになったってことですよね?
想像すると、かなり笑えます!
返信する
Unknown (かめはめは)
2012-06-04 18:45:49
●バタコさん

バタコさんは四国で青春を過ごしたんですね。

青春時代の彼女さんは現地の方と結婚されたんですね。
お子さんも二人かな?
豪快に現地をエンジョイされてますねぇ。文章がとても楽しそう。
確かにチラホラと四国を思わせる単語が出てきますね。
尊敬する先輩。この方がベンツにお乗りの。
押忍。男らしさぷんぷんです。

今から続きを書きまーす。

●MDさん
当然野外でフル○ンです。野宿ですから。
職質モンですよ。ホンマ。
ただ人に強制的に見せなければ法には触れないはずです(笑)

大人なのに野宿、このギャップが快感です。
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