このいいことなんか何もない世の中で

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呪怨

2012年09月05日 | 映画・DVD
全く今更だけれど、「呪怨」の劇場版を (また) 観てみた。

OV (1999年)、劇場版、海外版と正直頭の中でごっちゃに
なってしまっていたし、整理するのもいいだろう的なこの
惰性感。
ま、流して下さい。

最初に劇場版を観た時は正直あまり怖くないな、と思った。
この印象が強い。

劇場版よりかなり前にOVを観ていたので、(先に観たから
上から目線な訳では決して無いのだが) 世間で騒がれた頃は
正直「何を今更感」があった。
それくらいOVの2本は強烈で、ケンシロウにお願いして
観たことを記憶から消したいくらい
の破壊力だった。

この劇場版は2002年公開。
基本的な所はOVを踏襲。

 強い恨みを抱いて死んだモノの呪い、
 それは死んだモノが生前に接していた場所に
 蓄積され「業」となる。
 その呪いに触れたモノは 命を失い、
 新たな呪いが生まれる。


関わった人間に全て伝搬する呪い。
ちょっとでも関わると死んでしまう
この劇場版では、そもそもの伽椰子 (リングでいう所の
貞子) が殺された理由やその辺の経緯の説明はバッサリ
カット。
そんな所から、OVのリメイクというより、「続き」の
ような印象が強い。
女子高生が二階に上がり込んでのクダリはOVでは
ラストだったもんね。

全体的にこの劇場版では恐怖のベクトルが抑えられ
気味だった印象が強い
けど、そうでもないかな。
(そんな中で、仏壇のくだりの所は結構気持ち悪かった
です)

奥菜氏演じる女性が、目覚めるとベッドの周りを猫に
埋め尽くされていた
シーンなんかは、猫好きな私には
ヌコ天国」に見えてしまった。羨ましい。笑

そんなこんなで、残念ながらあまり怖いと感じるシーン
は無かった。
勿論映像的にはそういうインパクトのあるシーン満載
なんだけど、耐性がついているせいもあるのかもしれ
ない。初見な人は多分結構怖い。

が、、、伊東美咲氏演じる女性がエレベーターが
上がっていくシーンで、真っ白な子供 (俊雄) が毎フロア
にいる所とか、階段からアレが降りてくるシーンとか、
もうメジャーになりすぎてなんかコントを見ているような
気持ち
に、、、。うぅむ。

真っ白の子供のネタは、元々「学校の怪談」(だったか
もう思い出せない) だかの、合間に挟んだショート
ストーリーが最初だったのでは。
確か校舎裏みたいな場所に一人でいると、、、気がつい
たら横にソイツが座ってた、とか、実に短いそんな話。

「呪怨」に戻って、、、
結論として怖い映画であるのは間違いない。

今日はなんだか適当で申し訳ないです。

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