このいいことなんか何もない世の中で

生きていても何もいいことがない目的も何も分からないこの世界で、毎日なんとか楽しく生きていく。

リトリート・アイランド

2012年11月09日 | 映画・DVD
2011年。
原題は「RETREAT」。

壊れた夫婦関係を修復するために、主人公夫婦はかつて
訪れた孤島のコテージにやって来る。
島はこの夫婦だけ。約束の日にコテージの管理人が迎えに
来ることになっているが、唯一の連絡手段の無線機は故障
そんなある日、島に怪我をした男がやって来る。
男は島の外には伝染病が蔓延しており、世界は絶滅に瀕して
いると告げる

男の言うなりに窓を密閉し、コテージに閉じこもることに
なったが…。
男の言うように世界は大変なことになっているのか…
それともこの胡散臭い男の狂言なのか…。


。。。

冷めた夫婦という設定なので、とにかく妻の方は全く笑顔
なし。そんなら最初来るなよ、と思ってしまう。

侵入者が来ても夫婦で助け合う訳でも無し、人間関係が
全部いびつだから、見ていてとても気分が悪い
侵入者もとにかく自分に従わせようとするし、品は無いし。 
おまけに夫があまりに情けなくてイライラする
ダメだ、こいつ。

ストーリーの肝は、「一体何が真実なのか?」
この観点からすると、シナリオは最終的にはそんなに
悪い出来ではない
とは思うけど、何しろ見ていてとても
ストレスが溜まる。

映画の普通こそが非日常であって、現実には人間なんて
こんなものなのかも。

話が7割程進むまでが気分悪かったので、最後に少し
持ち直しても 60点

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