【翻訳会社】インターブックスの翻訳外注ノウハウ

外国語の対応にお困りの方のために、「翻訳を外注する」上で役立つことを語っています。

"翻訳ができる人(個人)"に依頼するリスク

2020-05-07 09:27:22 | 日記
こんにちは
【翻訳商社】マンです

「翻訳を依頼するなら」
「翻訳会社に頼むより」
「翻訳ができる人(個人)に直接頼んだほうが」
「安く済むので良い」

そう思われたこと
ありませんか?

それ
その通りです

ただし
"それが可能なのであれば"
という条件付きになりますが

"それが可能なのであれば"
とは

・言語、分野など依頼する内容を専門としていて
・希望する納期に対応可能な
・"翻訳ができる人(個人)"をご存知であれば

ということです

コスト面だけでなく
比較的少量の継続案件や
納期に余裕があって
じっくりと翻訳作業に取り組める場合などは
"翻訳ができる人(個人)"
に直接依頼したほうが良いかもしれません

ただし繰り返しますがそれは
案件に最適な
"翻訳ができる人(個人)"
をご存知であればです 

ゆえに

・"翻訳ができる人(個人)"をご存知ない場合
・大量短納期対応が必要な場合
・DTP(レイアウト作業)やファイル処理など翻訳以外の工程が必要な場合
・大型プロジェクトで全体管理が必要な場合

などはやはり最初から
翻訳会社に依頼したほうが結果的に
上手くいくことが多いでしょう

◯◯ワークスや◯サーズなど
人材マッチングサービスは世に数多あり
プロ翻訳者にかぎらず
"翻訳ができる人(個人)"
探して直接依頼することは
さほど難しくありません

コスト面だけみればとても魅力的であり
試しに依頼してみる価値
十分にあるでしょう

ただし依頼して納品された翻訳が
満足いく仕上がりでなかった場合
どうでしょう

依頼した相手と交渉して
翻訳し直してもらいますか?
もしくは
別の依頼先を新たに探しますか?

いずれにしても
かなりの手間が掛かることになります
時間的にもコスト的も
二重の負担になる可能性があります

話はそれで終わりません

そんなこんなで再度依頼した結果
同じような問題が再発したら...

要は
単にコスト面で有利だからという理由で
"翻訳ができる人(個人)"に依頼するのは
相応のリスクがあるということです

翻訳は文章です
文章は書き手によって
如何様にも変わります

依頼先が
"翻訳ができる人(個人)"であろうと
翻訳会社であろうと
最初から完璧なものを期待するのには
無理があるということです

書き手によって如何様にも変わる文章である以上
翻訳は本来何度かのやりとりを繰り返し
ようやく思い通りのものが出来上がる
そんなものなのです

であれば
言語や分野といった依頼する内容も含め
整った体制下で経験や知見を活かしながら
の対応が期待できる上
納品物(成果物)の品質に対する責任
担保することが当たり前な翻訳会社に
最初から依頼するほうが安心感が増すこと
おわかりいただけると思います

良し悪しではありません

"翻訳ができる人(個人)"であろうと翻訳会社であろうと
依頼した相手と根気強く付き合っていく
その覚悟があればいずれでも良いと思いますが
翻訳依頼が必要になるタイミングというのは
結構バタバタしていて
大抵はそれどころではないと思います

そうであるがゆえの話でした



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