石油情報センターが15日発表したレギュラーガソリンの給油所店頭価格(全国平均、13日時点)は1リットル145.4円と前週比0.3円上昇し、2週連続で1987年の調査開始以来の最高値を更新した。
石油元売り各社は原油高を理由に、8月出荷分の卸値を前月に比べ1リットル3.5―5円引き上げた。
これを受け、給油所では店頭価格への転嫁が一段と進んだ。
お盆で帰省するドライバーが増えたほか、全国的な好天による行楽需要増も価格転嫁を後押しし、ガソリン価格の上昇につながったとみられる。
ただ原油価格の騰勢はこのところ一服している。
国内製油所の稼働率上昇でガソリン供給が増えるとの見方もあり、8月後半以降はガソリン店頭価格の上昇は一巡する可能性がある。
ガソリン店頭価格145.4円、2週連続最高値
NIKKEI NET(日経ネット)
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どこまで上がるんだろうね。 ガソリン