金曜ロードショー
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猫の恩返し
10/22 (金) 21:00 ~ 22:54 (114分)
日本テレビ系列 (地上波) 映画 / アニメ
◇◆◇ みどころ ◇◆◇
ものすごい美人でもなく、部活や勉強に燃えているワケでもない。
どこにでもいるフツウの女子高生が、ひょんなことから猫の国に迷いこんで大冒険
「金曜ロードショー25周年記念月間」第4弾は、「借りぐらしのアリエッティ」と同じく、宮崎駿が自らの企画をジブリの若い才能に託した意欲作。
全編コメディタッチで走り抜ける、青春ファンタジーだ。
高校2年生のハル(池脇千鶴)は、車にひかれそうになった猫を助けたのをきっかけに、猫の国に招待されることに。
そこで待っていたのは、悩みとは無縁のお気楽な世界。
このまま猫になるのもいいかも…とハルが油断した途端、彼女の身体は猫に変わり始めてしまう。このままでは人間に戻れない!
猫の男爵・バロン(袴田吉彦)の助けを借りて、ハルは現実世界に戻るための冒険に踏み出す
最初にこの企画を動かしたのは、「耳をすませば」に登場した猫の人形、バロン。
気品漂うバロンのたたずまいに惚れ込んだ宮崎駿が、原作の柊あおいに“バロンを主人公にした続編を”と提案。
バロンが様々なトラブルを解決する探偵モノ…というリクエストにこたえる形で柊が描き下ろしたのが、この物語なのだ。
バロンをはじめ、デブ猫のムタ(「耳をすませば」ではムーンという名前で活躍)、アンティークショップの「地球屋」、そして物語の舞台となる聖蹟桜ヶ丘の街並みなど、「耳をすませば」との共通項にファンならワクワクさせられるはず。
◇◆◇ 内容 ◇◆◇
17歳の高校生・ハル(池脇千鶴)は、ある日、トラックにひかれそうになっている黒い猫を救出。
その黒猫・ルーン(山田孝之)は、おもむろに立ち上がるとハルに丁寧にお礼を言って去っていった。
自宅に戻ったハルが母親(岡江久美子)にその出来事を報告すると、母親は幼い日のハルのエピソードを話し始める。
お腹を減らした白い猫に自分のおやつを分けてあげたハルが、猫とお話しした、と無邪気に喜んでいたというのだ。
その夜。
ハルの家の前に行列を組んだ猫たちが現れる。やってきたのは猫王(丹波哲郎)とその一行。
秘書のナトリ(佐戸井けん太)とナトル(濱田マリ)によると、ハルが助けた黒猫は猫王の息子で、そのお礼を言うために猫王が直々にハルに会いにきたのだ。
彼らは「お礼」と称して謎の目録をハルに手渡して帰っていく。
翌日、朝から奇妙なことが次々発生。
ハルの親友・ひろみ(佐藤仁美)の家には大量のラクロスのスティックが届き、ハルの家の庭はネコジャラシだらけに。
マタタビの匂いにまみれたハルは街中の猫に追い回され、学校の下駄箱にはネズミの山が
どうやら昨夜もらった目録に書いてあることを猫たちが実行に移しているようだ。
残る項目はあとひとつ…。
そして放課後。
疲れ切ったハルは、憧れの彼とその恋人の姿を目撃して大ショック。
そこにナトルが現れる。
ハルを猫の国に招待するというナトルの申し出を、「天国かもねー」と冗談でOKするハル。
大喜びのナトルは、ハルの訂正など聞く耳を持たずに猫の国に戻って行ってしまう。途方に暮れたハルの耳に、「猫の事務所」に行くようにという女の子の声が届く。
キャスト
池脇千鶴
袴田吉彦
前田亜季
山田孝之
佐藤仁美
濱田マリ
斉藤洋介
佐戸井けん太
渡辺哲
岡江久美子
丹波哲郎
<原作>
柊あおい
(「バロン―猫の男爵」徳間書店刊)
<監督>
森田宏幸
<企画>
宮崎駿
見逃さないようにしなきゃね。
楽しみ。
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