金曜ロードショー
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沈まぬ太陽
2/11 (金) 19:00 ~ 22:54 (234分)
日本テレビ系列 (地上波) 映画 / 邦画
◇◆◇ みどころ ◇◆◇
高度経済成長期の日本を背景に、巨大な組織の中で翻弄される1人の男の生きざまを描いた、山崎豊子原作の骨太なドラマ「沈まぬ太陽」。
山崎豊子自身が映像化を熱望していたという作品が、ハリウッドでも活躍する俳優・渡辺謙をはじめとするオールスターキャストで堂々の映画化。
昨年の日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した話題作が地上波初登場、4時間ノーカットで放送だ。
舞台となるのは半官半民の航空会社・国民航空。
主人公の恩地(おんち)(渡辺謙)は労働組合の組合長として労働者の待遇改善のために邁進するが、上層部に疎まれ海外支局に左遷される。
予想外に長期化した僻地勤務の末、日本に戻った彼を待ち受けていたのは、航空史上未曽有の大事故。
遺族係として事後処理に奔走する恩地は、新たに就任した会長の右腕として会社の経営改革に挑むことに。
恩地の同期で出世街道をばく進する行天(ぎょうてん)(三浦友和)、新会長の国見(石坂浩二)、そして私欲にまみれた会社の経営陣と政界に蔓延る魑魅魍魎(ちみもうりょう)。
そんな男たちを影で支え続ける女たち。
様々な事情を抱える事故の遺族。物語は、それぞれが胸に抱く正義を丁寧に描写しながら、時代の大きなうねりに巻き込まれた人々の生きざまを綴っていく。
主演は「ラスト サムライ」「インセプション」など海外でも高い評価を受け、本作で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した渡辺謙。
原作に惚れ込んだ彼は、山崎豊子に自ら手紙を書いて恩地元(はじめ)を演じさせてほしいと頼み込んだのだとか。
そんな渡辺が体現する恩地は、時代に翻弄されながらも自らの信念を貫き通すことができる、まさに男が惚れる“男っぷり”の良さ。
一方で、同期の出世の知らせに嫉妬したり、壮絶な航空機事故の現場から目をそらしたり、彼が時折見せる“弱さ”も、恩地という男をリアルかつ魅力的に見せている。
◇◆◇ 内容 ◇◆◇
日本最大の航空会社、国民航空のジャンボジェット機による航空史上最大最悪の事故が発生した。
国民航空の恩地元(おんちはじめ)(渡辺謙)は、遺族係として事故現場の前線で遺族たちの遺体確認作業に付き添うことに。
空の安全のために戦ってきた企業戦士である恩地は、混乱を極める現場の惨状を目の当たりにし、自らの絶望を深めていく…。
昭和30年代。恩地は国民航空の労働組合委員長を担当。
副委員長の行天(ぎょうてん)(三浦友和)をはじめ、スチュワーデスの美樹(松雪泰子)、部下の八木(香川照之)ら理想に燃える同僚とともに、労働環境の改善を求めて激しい闘争を繰り広げ、充実した毎日を送っていた。
恩地の粘りの甲斐あって組合は賃金の大幅アップを勝ち取るが、そんな恩地を待ち受けていたのは、パキスタン・カラチへの海外赴任人事だった。
2年間のはずの恩地の海外赴任は、社長交代を受けて思いがけず長期化。
恩地はカラチからイラン・テヘラン、そして遂には国民航空の路線が就航していないケニア・ナイロビへ転勤することに。
会社の言う通りにすれば日本に戻すという取締役の八馬(西村雅彦)の甘い言葉にも、自らの信念を曲げることはできない恩地。
しかし、妻のりつ子(鈴木京香)ら家族は、終わりの見えない海外勤務に不満を募らせ、遂に恩地は家族を日本に帰すことに。
一方、同じ理想を抱いていたはずの行天は、いつの間にか自らの出世と引き換えに組合を解体する側に回り、栄転を重ねていた。会社に頭を下げてでも出世して家族の幸せを守るべきか、自分の理想を貫くべきか…。
苦悩する恩地にもたらされたのは、ケニア政府との定期路線就航交渉が決裂したという非情な決定、そして最愛の母・将江(草笛光子)の死の一報だった。
キャスト
渡辺謙
三浦友和
松雪泰子
鈴木京香
石坂浩二
香川照之
木村多江
清水美沙
鶴田真由
柏原崇
戸田恵梨香
大杉漣
西村雅彦
柴俊夫
風間トオル
山田辰夫
菅田俊
神山繁
草笛光子
宇津井健
小林稔侍
加藤剛
<脚本>
西岡琢也
<監督>
若松節朗
見逃さないようにしなくちゃね
楽しみ。
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